2012年10月1日月曜日

やっと普通の朝が…

先月末でようやくNHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」が終わりました。

我が家はいつも朝はNHKニュースを見ていてそのまま9時ごろまでつけっぱなしにしているのですが、あのドラマは見ているうちに不快になることが多くて8時になると同時にチャンネルを変えずにはいられない日が多々ありました。

特に後半、主演女優が与える不快指数は200%(@_@;)でした。当初は「Always 三丁目の夕日」で好印象を持っていた女優さんだったし、ヒロインの愛称が我が家の今は亡き愛犬・梅吉と同じ「梅ちゃん」なので、楽しみにしていたのに‥(;_;

最近CMでも見かけるようになりましたが、あの何とも言えない上から目線なオーラが不快でやはり彼女が出てくるとチャンネル変えてます。

それにしても、あんなおかしな価値観が大手を振っているドラマが、高視聴率のせいか、公共放送で軌道修正されることなく垂れ流され続けていたことが残念です。というか空恐ろしいです。
視聴率と番組の質が一致しないことは最近よく感じていましたが、これほど乖離がひどいのも珍しいのではないでしょうか?

震災復興応援を謳い、女医として地域に尽くすヒロインということでスタートしたはずなのに、実際のドラマではそんなの関係ない内容。確かに医者にはなりましたけどね。

ご献体を笑いのネタにしたり、地域医療よりも他人のことに首を突っ込んでかき回し、面倒なことは全部人にさせておきながら、週末にはいつも「梅ちゃんのおかげ」。

特に後半は、真面目、努力、誠実、礼節という価値観をバカにするかのようなメッセージ?がほぼ毎日垂れ流され続けるのは見ていられませんでした。もし、見ている人がそれに疑問を抱かず、それが普通だと洗脳されてしまったら、日本人の倫理観はどうなってしまうのかと、暗澹たる気分になります。
「ゲゲゲの女房」の世界観は美しかったなあ‥遠い目。

実際、私のようなに感じる人は多かったようで、ヤ*ーテレビのみんなの感想欄では☆1をつける人が多く、後半では7割超えていました。彼らのコメントは、ドラマ好きだからこその脚本・演技・時代考証などあらゆることについてのまっとうな意見が理路整然と述べられているものがほとんどでした。
妙なことに、夕方5時過ぎから急に☆5をつける人が増え、コメントは「かわいい」とか「癒される」とか適当なモノばかり。組織票ってこと丸出しではありませんか。

最終回はどうなるのかと思い、久しぶりに見ましたが、呆れました。
何が「お父さんは変われるわよ。」ですか?さんざん父親の世話になっておきながら全く感謝も尊重もせず、最後の最後までこれですか。
変わらなきゃいけないのはあんたでしょ!!
‥‥失礼しました。つい、思い出して怒りに身を任せてしまいました。

ようやく一昨日で終わったので、これからはチャンネルを変えなくて済む幸せ。

新番組の「純と愛」は、ヒロインが私の苦手なタイプですが、今日の第一回を見た限りでは、丁寧に作られているようでドラマの質は多分「梅ちゃん~」よりはずっと良さそう。安心して見れそうです。

2 件のコメント:

アリス さんのコメント...

梅ちゃん先生にこんなに批判的なコメントが
たくさん集まっているとは、ようちゃんの
記事を読むまで知りませんでした。

私は結婚してからず~と朝ドラを習慣で見てきましたので(タイ在住の時と娘が心の病で大変
だった時期を除いては・・)
深く考えたことがなかったです。
まあ、コメデイだよね。と軽く見ていたんですが、コメントを読んでそういえばそうだよね~
とか思いました。
これからの朝ドラがようちゃんの気分を害さない作品であってほしいです。

yochan さんのコメント...

朝ドラは朝から気楽に見れるものの方がいいという人も結構多いかもしれません。

私も以前は、テレビつけっぱなしで見るともなく見てるっていう感じで特に感想すら持たないほどでしたが、島根が舞台になった「だんだん」から結構真面目に見るようになり、内容次第でものすごく感動したり、逆に不快になったりするようになりました。

私自身が頑固になって寛容さが足り亡くなってるだけかもしれませんが。

これからの朝ドラ‥ねえ。そもそも時計代わりにつけっぱなしにしていたけどテレビを消してしまえば、ストレス感じなくて済むかもしれませんね。