2010年9月28日火曜日

「てっぱん」初回視聴率18%台…「ゲゲゲ~」の遺産がどこまで持つのか

昨日からスタートした「てっぱん」。
オープニングの、葉加瀬太郎のバイオリンだけは凄くいいですね~。うっとりするほどです。
内容はもう、ノーコメント。

ところで初回視聴率が「ゲゲゲの女房」より3%も高かったとわざわざ報じられてますね。

まあ、連続テレビ小説の新番組が始まるたびに初回視聴率を報じますが、その数字を報じることに何か意味でもあるのでしょうか。

「ゲゲゲ~」の時は初回視聴率が歴代最低だったことを、まるで鬼の首を取ったように大々的に報じていたけど、わかってる人はその前の「ウェルかめ」がつまらなさ過ぎて、NHKの朝ドラ自体に期待感が薄れていたこと、「ゲゲゲ~」から放送時間が変わったため見逃した人もいるであろうことなどの結果だと感じたことでしょう。

「ゲゲゲ~」は初回から素晴らしい内容だっただけに、見逃した人は残念でしたよね。
しかも、初回視聴率歴代最低という報道のため、ますます見る気をなくした人もいたようですし。実際、私が「今までで観たドラマの中で一番いいドラマになりそう」と熱く語っても、視聴率が低いからと馬鹿にした人が数人いましたからね。

初回視聴率なんて、まだそのドラマの内容を知らない状態での調査だから、面白いのかどうかの指標にはならないのに。あくまで期待値ですよね。そのドラマの内容がいいかどうかはちゃんと見てからわかるわけで、「ゲゲゲの女房」はその後、一週目からもう視聴率が初回より上がってましたものね。きっと、初めの方から見ていた人からの口コミで見始めた人が増えたのと、8時からという時間帯に慣れたというのがあったのでしょうね。

さあ、今回「てっぱん」の初回視聴率が高かったのは、おそらく「ゲゲゲの女房」の時と逆で、前のが良かったからそのまま習慣でNHKの朝ドラを見ることにした人たちが結構いたからではないかと思います。いわば、「ゲゲゲ~」の遺産です。今後は内容で評価されますが、「ゲゲゲ~」の遺産をどこまで保てるのでしょうか。

ほんと、葉加瀬太郎のバイオリンだけは凄くいいんですけどね~。

2010年9月27日月曜日

大画面で見るダニエル

一昨年購入したまま、ほとんど使うことなく放置していたプロジェクタ。
安物なためDVD再生機能はないし、スピーカーも付いていないため、映画やドラマなどの動画をプロジェクタ単体では見れないためでした。

しかも我が家にもともとある3台のDVDプレイヤーがどれも接続するのに手間がかかる構造だし、音声はラジカセか何かと接続しないと聞けないしで、面倒くささが先に立ってしまい…。結局パソコンと繋いで使用してましたが、その間パソコンが使えないのも不便。

最近になってにわかに思い立ち、ポータブルDVDプレイヤーを買い、それとプロジェクタを接続して映画を見ています。これなら接続がとっても簡単です。音声的にはポータブルDVDプレイヤーのスピーカーだけでは寂しいのでラジカセと繋いで少しでも臨場感を出そうと努めています。

さて、我が家には200枚は下らない数のDVDがあるのに、今の気分は、「007カジノ・ロワイヤル」以外これと言って見たい作品はなく、今のところこれしか見てません。

専用スクリーンは買わず、白い壁面にそのまま照射してるためか、色はちょっとくすんだ感じはします。でも横幅2メートル強の映像はなかなか迫力があります。

ところが、ダニエルをこうして改めて大画面で見ると顔の皺が気になるのです。あんなに老けてたっけ?あれだけ素敵に見えていたダニエルなのに、なんだか気持ちが萎えてしまいそう。きっと壁をスクリーン代わりにしたせいよね。瞳の青がプレイヤーの画面ほど鮮やかに映ってないし。やっぱりあのクリアな青い瞳の力は大きいですからね。

それに、映画自体はやっぱり面白いし、ボンドのやんちゃぶりにはやっぱり胸キュンです。また、大画面で見るクレーン上での格闘シーンや海が出てくるシーンは感動ものです。

皺の少ないダニエルを見るために、今度は「氷の家」あたりを見てみようかな。

2010年9月26日日曜日

とうとう「ゲゲゲの女房」が終わってしまいました。

3月29日に始まって以来、一回たりとも見逃すことなく(5月の連休中に一日だけ観れなかった日がありましたが、土曜の放送でカバーできました)、一日に何度も画面を食い入るように視聴してきた「ゲゲゲの女房」がとうとう終わってしまいました。

始まってしばらくして、いろんな人に「凄くいいドラマ」ってことを熱く語ったのですが、一部「視聴率が過去最低だったそうですね。」と馬鹿にしたようなリアクションしかしない人がいて、そういう見方しかできない人達って可哀想だなと思いました。
自分の目で良い物と悪い物を見分けるのでなく、評判だけ、ましてや初回視聴率だけで判断するって残念な人たちですよね。「見なきゃ後悔するかもよ。」と言っておきましたが、その後人気爆発となり、彼らはどうしたのかな?嫌味になるのでその後のことは訊いてませんが…。

さて、最終回は自然な感じで終って良かったです。二人が本当は?初めて出会った森の中で、40数年の時を経てまた二人でべとべとさんを送ることで、二人の原点に帰りましたね。そしてそこから、残りの二人の人生への思いを新たにした茂の「まだまだ、これからだ」という言葉。何気ない言葉ですが、胸に沁みました。布美枝に「これからもよろしく」という気持ちを込めたのでしょうね。

最初から最後まで爽やかなドラマでした。本当にこのドラマからは人間の善なる姿のモデルをたくさん教えてもらい、心が浄化され、癒されました。
皆があのドラマの飯田家の人たちの様だったら世の中住みやすいのに。
一方、村井家の皆さんは飯田家とは正反対でハタ迷惑な人たちではありますが、面白いし、ある意味純粋で愛すべき人たちです。
他の登場人物も、戌井さん夫妻や深沢さんや郁子さん、雄玄社の豊川さん、商店街の人たち、それに忘れちゃならない横山さんなど、素敵な人たちがたくさんいて、感動を盛り上げてくれました。

今までにも何度も書きましたが、何よりそんな魅力的な登場人物とエピソードを描いた脚本が素晴らしいです。
実際に原作者の布枝さんと関係があった人たちはどこまでなのかはわかりませんが、布枝さんの人間性がこれほど多くの素晴らしいエピソードを生んだのでしょうね。
変に自分を大きく見せようとはせず、ただ自然体で自分の立場をわきまえて、自分のすべきことに真面目に楽しみながら取り組むその生き方。苦しい状況でも自分のできるベストを尽くし続けることで、人生において大きな収穫を手にすることができるのですね。
特別仕事などで前に出ることがないから一見平凡な生き方のようですが、なかなか自我の肥大した今の日本女性には難しいことですよね。

そして音楽も素晴らしく、ドラマを盛り上げてくれました。そしてキャストの皆さんもそれぞれ魅力的でした。

このドラマに、心から「ありがとう」と申し上げます。

明日からはもう、7:30~8:15まで続けて朝ドラに時間を取られていた生活から解放されはしますが、不規則な生活に戻ってしまいそうです。そして、浄化された心で一日をスタートするための新たなアイテムも必要になるかもしれませんね。

2010年9月25日土曜日

TBSって…(・_・;)

先月末頃から「ぴったんこ☆カンカン」で、やたらNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の人気にあやかった企画を放送しているけど、今日は「金スマ」でも似たようなことをやってましたね。しかも2時間スペシャルで。

他局のヒット番組に関連した内容を流せば人が見てくれるという算段なんでしょうけど、なんて節操がないんでしょう。自社独自の企画で勝負できないのでしょうか?

「ぴったんこ~」(9月3日と10日放送)では、境港の商店街ではいい感じでしたが、安来の布枝さんの実家に安住さんと清水ミチコが押しかけて言いたい放題だったのは、見ていて不快でした。

内容的にもNHKで数ヶ月前に観たようなものばかり。清水ミチコの面白くもない下手なモノマネやギャグなんか聞きたくも見たくもないのに、安住さんは、布枝さんの実家の皆さんを小馬鹿にした言動をしつつ、清水ミチコを持ち上げてるのに凄く違和感を感じました。特に3日の放送で清水ミチコが「心が折れそう。」と言っていたけど、どういう意味?自分のギャグに飯塚家の人たちが、自分の期待した反応をしなかったから?出雲人に画一的なリアクションを期待する方が傲慢だと思います。

そして、今日の「金スマ」で、水木先生の私利私欲を捨てて故郷に尽くす姿に感動し、的確なコメントをしている佐野史郎の発言を、司会の中居がことごとくスル―してたのも不快でした。
それと、勝間和代が境港の活気のある商店街のことを、我田引水的に、「競争してるからいいのだ。」と偉そうにコメントしていたのも不愉快でした。何でもかんでも経済で片付けてほしくないです。水木先生の「遊び」と言うコンセプトが彼女の発言によって汚された感じがしました。

TBSって、前から感じてはいましたが、傍若無人で下品なイメージがここ一カ月で私の中ですっかり定着してしまいました。

2010年9月24日金曜日

「ゲゲゲの女房」いよいよ明日が最終回

今週はいよいよ最終週。
水木しげるを支えてきた妻・布美枝のこれまでの歩みが周囲からも認められ、これまで布美枝を応援してきた全国の視聴者も毎日感動に胸を震わせていることでしょう。

20周年記念の謝恩会を思いついたあたりから、いっそう盛り上がりましたね。

そして、今日はしょっぱなから感動のシーンが。娘たちから祝福とねぎらいを込めた花束を受け取った茂は、その花束を布美枝に渡し、「これはお母ちゃんのもんだ。お母ちゃんがおらんかったら、ここまで来れんかった。」照れくさくて「ありがとう」とは言えなかったようですが、それがまたいいんですよね。そして、布美枝からお礼を言われそうになると、仕事場へ向かいながら「お茶を頼む」。これぞ日本の夫婦ですね~。うちもこんな感じかな。

その様子を見ていた絹代も本当にうれしそうでしたね。布美枝は、あの気難しい絹代でさえ認めざるを得ないほど、曲ったことはしない、謙虚な愛すべき人ですから。愛すべき人と言えば、布美枝の兄嫁の邦子さんも正真正銘の良い人ですよね。先日は、あの源兵衛から「娘」と言ってもらえて本当に良かったです。飯田家の女性って、祖母も母も娘も、そして嫁までも皆いい人達ばかり。きつい性格の娘もいるけど、基本は善良ですよね。善良で努力家な性質と環境とが揃ってこそでしょうね。素晴らしい!!

今日は太一君のセリフにも感動しました。朴訥な彼の口から発せられる台詞にはいつも重みと説得力があります。
布美枝が出会った最初の水木ファンは太一君ですが、その背後には何万、何十万のファンがいるのだということを、太一君に教えられましたね。本当に多くの方のおかげで今があるのですね。

多くの人のおかげで今の自分があることは、誰にとっても言えることで、私も今日の放送を見て、ともすれば忘れてしまいがちな「感謝」の気持ちを改めて意識することができました。このドラマにはこれまでもこんな風に何度も汚れた心を洗ってもらいました。本当に素晴らしい脚本です。

そして、布美枝の父・源兵衛があの世へと旅立ちました。悲嘆にくれる布美枝の肩に手を置く茂。
茂は「悪魔くん」初放送のあとも感謝と愛情をこめて、布美枝の肩に手を置きました。この、茂から布美枝への愛情の伝え方、いつ見てもグッときますよね。

ところで、二人の寝室もいつの間にかベッドが置かれてますね。
それと、シルクハットをかぶるのは実は叙勲の時のはずだけど謝恩パーティでかぶらせてましたね。叙勲のシーンはもうないのでしょうね。

明日はいよいよ最終回、もう本当に最後なんですね。半年のうち後半はあっという間に過ぎた感じです。内容的には前半の方が好きで、ものすごく集中して見ていた分、前半の方で濃い時間を過ごしたからでしょうか。
明日は、15分でどんな風に終わらせるんでしょう。終わってしまったら「あっけなかった」っていう印象を持ちそうで今からむなしいです。朝ドラを最初から最後までこんなに夢中で見たのは最初で最後かもしれません。

「てっぱん」はまた、朝からカラ元気出してる女の子が出てくるようなので多分見ないだろうなあ。朝から変にテンションが高い人見ると疲れます。

2010年9月21日火曜日

向井くん関連雑誌

ここ1年くらい、向井くんの記事が掲載された雑誌が次々と出版されていますが、私はその一部しか読んでいません。

それでも、春頃には中古で『婦人公論 2月7日号』、『Tokyo Graffiti #12』を購入。『anan 1670号』は以前も記事に書きましたが、図書館で借りて、向井くんのページだけスキャンしたのでした。
先日発売の『文藝春秋10月号』の向井くんの寄稿ページは図書館でコピーしましたが、『週刊文春 9月23日号』は、購入しました。(ちなみに女性週刊誌の記事は立ち読みで済ましてます。)

どれも大体似通った内容ばかりですが、つい、何か新しい情報はないかと、読んでしまうんですよね。『週刊文春』の記事は、学生時代の彼女の話も載っていて興味深かったです。小柄な方と付き合っていたっていうのが、私的にはうれしかったです。

『文藝春秋』の記事は、向井くん本人が書いたんですよね。4ページ分ぎっしり書かれていました。ちょっと話し言葉調の文体で、彼のいつもの口調や話してる内容と一致してました。忙しい中、指定された内容を4ページに収まるように書いたのですね。さすが、論文で鍛えた文章作成力。

更に昨日は夫がブ○ク・○フで、表紙と巻頭インタビュー記事に向井くんが出ている『ザ・テレビジョンHOMME 2009年12月10日号』を買ってきてくれました。
イケてる写真ばかりではなかったのですが、10ページにもわたり、向井くんの写真が掲載されていて、インタビューの内容も充実していて、なかなかの掘り出し物です。以前、「いい加減にしたら」、と私の向井熱に警告を発していた夫ですが、変に協力的なのです。

その記事によると、洗濯は天日干しじゃないと嫌だから、週間天気予報とスケジュールを照らし合わせて、洗濯する日を決めてるのだそう。いかにも向井くんらしいエピソードです。

もうそろそろ、私の向井くん熱も収まりそうですが、彼のこれからの活躍も祈っています。なんだか彼は自分と似た何かを感じるので、他人事と思えなくって。そう言えば、ふと、数秘術で彼の誕生数を調べたら、やっぱりね!私と同じ誕生数11でした。ダニエルも11だし、不思議と言うか、おもしろいですね。気になってしょうがない人にはこんな共通点があったんですね。

2010年9月17日金曜日

秋らしくなりました。

日中はまだ結構日差しがきつくて暑いですが、朝晩は涼しくなりましたね。本当に今年の夏は、異常に暑いし、このまま秋が来なかったらどうしようと不安になるほどいつまでもその暑さが続くしで、冷房の効いた部屋でぐうたらして過ごしてしまいました。

でも、今週に入ってから一転して、長らく放置していた庭の手入れに精を出しています。草刈りをしたり、余り物のレンガでアプローチを広げたり。
他にも7か所だけ芝を四角にめくり取りってそこにレンガでステップも敷きました。

色違いのムギワラギク(ヘリクリサム・ヘリカ)の苗を4株買ってきて、小さい花壇2か所に植え付けました。

株が広がりすぎたラベンダーのさし芽もしました。今日でもう3日になりますが、幸いちゃんと元気な状態を保ってます。

今日は、去年建てた離れのため日陰になってしまった場所のオキザリスを一部日向に移植し、ホームセンターで買ってきたクロッカスの球根をオキザリスと互い違いになるよう芝の中に埋め込みました。

オキザリスは11月には咲き始めそう。5月いっぱいくらいまで咲き続けるのでありがたいです。もともとはご近所さんからピンクの株と白の株を少しもらったのですが、放置していてもどんどん広がる元気な花です。さすがカタバミの仲間です。

2月頃になるとクロッカスも咲きますね。黄色や紫や白のクロッカスに、ピンクと白のオキザリスで冬から春にかけて庭が華やかになるのが今から楽しみでわくわくします。


水仙の球根も買ってあるのにまだ植えていません。また気が向いたら植え付けしようと思います。

そうそう、夜顔はお盆を過ぎて間もなく、下の方から葉が黄色くなり始め、元気がなくなっていたのですが、コンスタントに今でも1日おきくらいに2~3輪ほどの花を咲かせています。下の方はもう葉がないけど、上の方にまだ葉があるし、蕾もできていたようです。この一カ月で50輪くらいは咲いたかな。咲きかけのまま開かずしぼんだのも10個くらいはありました。どうも湿気が多い日は蕾が開ききらないまましぼんでしまうようです。

夜顔の脇に芽を出していた朝顔は3日前に初めて一輪だけ花を咲かせました。昨日も一輪咲きました。
花が咲くっていつでも嬉しいですよね。

やっと中国大会のDVDが来ました。

今年の「全国吹奏楽コンクール・中国大会」の、うちの子達の学校のだけ入っているDVDが、やっと来ました。わずか20分の内容で5,500円もする上に、画質は汚く、品質に満足してるわけではないのですが、我が子の記録として置いておきたい親心から購入しているのです。

さて、注文してから20日もかかりました。毎日出荷のお知らせメールが来たかどうか、こまめにメールチェックするほど楽しみにしていたので、本当に長かったです。ほぼ同時期に注文した去年の金スペは1週間で来ましたけど。

そんなに待った末にようやく観ることができたDVDですが、観終わってすぐに、空手チョップして割って捨てたい衝動に駆られました。

まず、しょっぱなから唖然としました。ステージ全体が映っている角度が斜め左上から。
会場の構造上の問題でしょうか。これじゃあ、左側にいるうちの子は、最前列にもかかわらず、顔がよく見えません。

そして何より自由曲の場面でショックなことが…(--〆)。
肝心のうちの子のソロのところ(約10秒)が、音は悪くはないのですが、別のパート(コンバス)が映っているではないですか。確かに彼らも弓を動かしていたので、全くのソロとは言えませんが、旋律を吹いているのはうちの子なのに。普通は出だしか終わりの5秒くらいは映るのに、その間ずっと伴奏のコンバスだけ映すってどういうこと?ソロが終わって楽器を下ろしかけているところは映ってるので、うちの子が吹いていたっていうのはわかるのですが。それにしても酷いです。これは編集のせい?それとも最初から右側から写してるカメラが撮り忘れていたとか?
編集ミスならちゃんとしたものに変えてほしいです。受注生産なんですから。

他にもフルートの聞かせどころで他のパートばっかり映っていたり。
それにパートごとに映っている場面も、なぜかフルートパートは打楽器やクラと一緒に映っていて、一人ひとりが小さく映ってるのです。他のパートは結構一人とか二人ずつのアップがあるのに…。悲しすぎます。

ブ××ンさんには、もっとちゃんと値段に見合った仕事をしてもらいたいです。

2010年9月16日木曜日

やっと終わった『ホタルノヒカリ2』

結局まあまあ面白くみれたのは第3~4話くらいで、あとはくだらなさ過ぎて、ながら観してしまいました。
後半に入ってますます、綾瀬はるかのわざとらしさが鼻について、身体が痒くなりそうでした。

彼女の演じた蛍は、子どもの心を忘れてない純粋で天然な性格。
ものぐさだけど仕事や自分が必要と感じるものには凄く情熱を傾けるし、他人のためには一肌脱げる、いいヤツ。一所懸命なところがかわいいし、変わった女だから「もっと知りたい」とできるタイプの男の心を掴んでしまう。そして実は顔も体型も男好きのするタイプ。
昔から漫画で、イイ男から愛されるキャラのよくあるパターンですよね。まあ、漫画好きの女子の潜在的な願望を表してるのでしょうからね。そう言えば、このドラマも原作は漫画でしたね。
それはそれでいいんですが、へんてこな言葉遣いをへんてこなしゃべり方で連発されると、むずがゆくてしょうがないです。

大体に綾瀬はるかってそういう役が多い気がします。CMもしかり。画面に向かって、あのファニーフェイスと独特の声で「ム~~~ン、チュ~」のやつです。彼女が出てきたらチャンネル変えます。恥ずかしくて見てられない、声も聞いてられないですから。いい加減にああゆうキャラは卒業してほしいと切に願います。(じゃあ、見なきゃいいと言われそうですが、向井くんみたいに共演者で見たい人がいるとね~)

でも、そう言うのが男性には受けてるんですかね~。

このドラマからはなんの感動も得られませんでした。考えてみれば、原作は漫画で、モテナイ女子の願望を全部実現したって内容かも知れませんね。(ちなみに自分も漫画好きのモテナイ女子でした(^_^;)
天然の干物女だけど、仕事はバリバリやるし、純粋な性格を理解してくれる女の先輩もいる私。女らしさを売りにするそこらへんのスレた女たちとは違い、この純粋で個性的な性格(と隠れフェロモンで)射止めた年上のいい男に愛されてる。そして、仕事のできる私は抜擢されて海外出張へ。3年も男をほっぽっといて、ほとんど連絡せず、男を悩ましてしまう罪な私。でも帰国したら、相変わらず男の愛は冷めておらず、しかも若いイケメンからも愛されるモテモテな私。ついには両方から海外に付いてきてほしい言われたけど、自分の自立も考えたいから結局はどちらにもついて行かず、でも結婚したい方と籍だけは入れておかなきゃね。

結局そういう内容ですものね。漫画だけなら読者は自分と同化して気分がいいかもしれませんが、ドラマにして実写化されると見るに堪えないものになるんですね~。

出演者で主役に次いで名前の出てる向井くんは、結局客寄せパンダ的な扱いでしたね。

2010年9月14日火曜日

『ゲゲゲの女房』茂の弟、光男

最近、茂の弟の光男が好きです。

茂も光男も先週くらいから、もう年齢的には60代に入ってるはずです。さすがに60代には全く見えませんが、茂はともかく光男はそれなりに昭和のおじさんらしさを感じます。(まあ、それを言っちゃあ、最初の40代の頃から言及しなきゃならないのですが。)

一方、向井くんはせいぜい40代後半くらいにしか見えないし、驚いた時の声なんか若者の声です。それにこの前、相沢さんの結婚式で酒を飲んでソファに倒れこんでる後姿はどう見ても20代のそれ。酔ってる演技もきれいすぎて、背中をさすってあげたいって気持ちどころか、あまりにもスリムでみずみずしい爽やかな背中に、朝からドキドキしてしまったくらいです。
向井くん、前から思っていたのですが、彼の演じる茂像では変人ぶりを演じるのに無理があるような気がするのは私だけでしょうか。茂が年齢を重ねてますます変人ぶりに磨きがかかってる中、いよいよ整合性が取れなくなってるように私は感じます。最近では藍子が東京都の教員に採用されるのに、辞退させようとするところなど、向井くんの茂からは、すぐには結び付かないです。向井くん自身も個性的な人のようですが、茂とは方向性が違うっていうか、きれいすぎるんですよね。まあ、水木先生に思ったように演じればいいといわれて、開き直って演じてるから、自分流の変人を演じた結果なのでしょうかね。
まあ、私が原案や水木しげるの自伝を初期にあれこれ読んだからそう感じるのでしょうが。彼は、「鶴瓶の家族に乾杯」での言動から察するに、布枝さんの原案を読んでなさそうですからね。自由な家風で育った向井くんからは、娘が教員になれるのにそれを妨害する父親なんて想像もできなかったでしょう。

さて、本題の弟の光男ですが、彼は50才前後くらいには見えるかな。好きな顔ってわけではないけど、本当に弟っていう感じのあどけなさみたいなのも滲み出てる感じで、かわいいのです。そして、真面目で実直そうな感じが永岡佑(たすく)さんの演技からよく伝わってきます。
初期の頃の光男のシーンで忘れられないのが布美枝達の婚礼の場での、スーツに足袋の姿。あれは何度見ても笑えます。
ところで、いつの間にか光男も結婚してたようですね。もしかして、九州にいるとき、すでに結婚していたのかな。あの当時ですでに40代ですからね。
先週、父・修平の臨終?の場面で、見たことのない中年の女の人がいたけど、きっとあれは光男の奥さんでしょうね。それに、母・絹代が長男の家にしばらく滞在して、今度は三男の光男のところにしばらく泊ってますが、光男は日中仕事があるし、やはり、奥さんが世話してるんでしょうしね。

それにしても、光男役の永岡さん、光男役の時と普段の雰囲気がかなり違いますね。
普段の写真はロックンロールって感じで、光男のちょっと気の弱そうで真面目な、でもコミカルな雰囲気とのギャップに驚きました。


プロフィールに書かれている出身校が日本芸術学院となっていますが、そんな学校、検索してもヒットしません。もしかして、日本芸術学園の間違いではないでしょうか。今回、永岡佑さんのことを調べた副産物として、芸能コースのあるそんな学校があるっていうことを知りました。なんかうれしいです。

2010年9月10日金曜日

ゲジゲジ

我が家は毎年、梅雨時分から初秋にかけてゲジゲジが家の中に出没します。

見た目が気持ち悪いし、弱いけど毒を持っているので、今までは殺虫剤をかけてました。向こうから攻撃してくることはないのに可哀想ですが。

でも、なんだか今年は、彼らがかわいく思えて、駆除する気持ちになりません。2、3日に一回は見かけますが、見逃してやってます。

部屋や廊下の端っこの方をのそのそ歩いているのをこっちが見つけた途端、「ギクッ」と一瞬身構えたかと思うとササァアーッと必死で走り去っていく様子がなんとも健気な感じでかわいいんですよね。
昨夜、娘が「洗面所でゲジゲジを石鹸の泡で撃退した」と話したのに対し、私が「お母さんは最近、ゲジゲジが必死で逃げる様がかわいいから見逃してるんだよね~。」と言ったら、夫に「あら、お母さんも成長したね~。」と褒められました。

改めてゲジゲジのことをwikiで調べてみました。

ゲジゲジの正式な呼び名は「ゲジ」なのだそう。毒も人体にそんなに害はないそうです。

食性は肉食で、昆虫などを捕食する。ゴキブリなどの天敵である。走るのが速く、樹上での待ち伏せや、低空飛行してきた飛行中の蛾をジャンプして捕らえるほどの高い運動性を持つ。またムカデ等と異なり、昆虫と同じような1対の複眼に似た偽複眼を有し、高い視覚性を持つ。
鳥等の天敵に襲われると足を自切する。切れた足は暫く動くので、天敵が気を取られている間に本体は逃げる。切れた足は次の脱皮で再生する。

いや~あ、飛行中の蛾をジャンプして捉えるなんて、すっごーい!!
やっぱり視覚性も高いのか。こっちが気付いた時、目が合った気がしますもの。ほんとに「ぎくっ」ってなってる感じなんです。
それに、天敵に襲われた時の逃げ方も見事ですね。
ゲジって、実はできる奴だったんですね。
 
それに、我が家にゴキブリが出ないのも、ゲジちゃんたちのお陰かな。

2010年9月9日木曜日

明治大学広報が来ました。

私は駅弁卒なので関係ないのですが、夫が明大を出てるので、広報が届くと私も面白く読ませてもらってます。私のところはそんなの全然こないし、愛校心もあまりないので、むしろ夫の出身校の方に愛着を感じつつあるほどです。

今月は特集号だそうで、住所が判明しているすべての校友に届けられたそうです。

ってことはおそらく向井くんとこにも同じものが届いてるってことですね。

そろそろ広報に向井くんの記事でも載るかと思ったのですが、全然なかったです。

今回は来年が創立130周年にあたり、寄付金を集めるのが目的って感じですね。

数年前までは季刊『明治』だけは定期購読していたけど、寄付金の要請が多くなり面倒くさくなって、同封の振込用紙を捨ててしまってから、こなくなりました。当たり前ですが。

広報だけは、特集号が年数回送られてきてますが、やはり、寄付金集めが目的?って感じです。でも、広報を読むと、学生や教職員の活躍や大学のさまざまな取り組みを知ることができて面白いです。

今月号には出雲駅伝のお知らせが出ていてうれしかったです。今年箱根で47年ぶりに区間賞を取った競走部は次回62年ぶりの優勝を狙っています。うちもこの際、競走部のために寄付しようと思います。
10月11日の出雲駅伝は私も沿道に応援に行こうっと。紫紺の旗を持って。向井くんも、出雲まで応援に来たりはしないかな~。…まさかね(^_^;)。

秋はホームカミングデーもあり、校友が大勢集まるようですが、有名人も結構くるかもしれませんね。面白そう。うちも関東方面に住んでいたら、気軽に行けそうなんですけどね。夫の定年後ですかね~、行けるのは。

2010年9月8日水曜日

ドラマ『ハチミツとクローバー』

メガネ男子な向井くん目当てでひと月ほど前に購入したDVDですが、以前記事にした時は、内容をじっくり見ずに「特に面白いってほどでは…」と書いてしまいました。
でも昨日最初から最後までじっくりと見てみると、なかなか素晴らしい青春群像ドラマだという感想に変わりました。

特に生田斗真が演じる竹本祐太に、かなり共感を覚えました。誠実で真面目なんだけど、臆病な祐太は、目的もなくだらだらと過ぎゆく時間と、傷つくのが怖くて、一歩前に踏み出せない不甲斐ない自分に焦燥感だけを募らせる…
若い頃の自分に重なります。そしてそんな思いを持っている人って意識する・しないに関わらず結構多いのではないでしょうか?生真面目ゆえに堅苦しく考えすぎて前に進めないっていうところが、凄くわかります。

そして、さまざまな人との出会いを通して、佑太がそんな自分の殻を破って成長していく姿に感動しました。まあ、祐太には気の置けない仲間がいたってのは幸運でしたけどね。(しかし、祐太は真冬でも半ズボンで通してたけど、何かこだわりでもあるのでしょうか?)

同時に自分のやりたいことを明確に持って、必死で前に進んでいこうとする祐太の仲間達の姿もいいですね。

恋愛だけはなかなか思うように行かなくて、せつないのですが…。まあ、みんないずれは落ち着くところに落ち着きそうですが。

ぜひ若い人たちに見てもらいたいドラマだと思いました。
特に、恋でも友情でも、やりたいことでも、最初の一歩を踏み出せない自分に言い訳しながら、モヤモヤした日々を送っている人に…。
原作コミックやアニメ、それに映画もあるけど、向井くん好きの方なら、このドラマ版は超おススメです。

向井くんの演じる真山の、年上の未亡人への一途な思いを貫こうとする姿に萌えること必至です。

勤めていた会社で鳥取に転勤させられそうになった真山。一人前になるまでは会わないことに決めていたけれど、理花のいる東京から絶対離れたくないため、以前アルバイトとして働いていた理花のもとに押し掛け、「またここで働かせてください。」  理花に「また、あなたを傷つけることになる。」と言われ、「ぼくは傷つきませんから。」と、あとにひかない真山。 かわいい~♡素敵~♡                 

2010年9月6日月曜日

ゴーヤチップスを食べすぎました。

昨日、無性にゴーヤチップスが食べたくなり、先日友人にもらった大きなゴーヤを一本全部チップスにしました。

縦半分に切って種を取り、あとはスライスして塩コショウと片栗粉をまぶして揚げるだけ。

カリッカリに揚がったのを食べると、なんておいしいんでしょう!!ちょっとスパイシーで塩味と苦みと香ばしさが口の中に広がります。

夫も娘もゴーヤが苦手なので、ほとんど私と息子だけで食べました。

今日も、スーパーで3本70円のゴーヤを見つけたので、即買いです。おやつに3本全部チップスにしました。

ほぼ私一人で完食してしまいました。ついつい、止まらなくなってしまい…。でも、いくらなんでも食べすぎですよね。セルフコントロールが苦手な私。こんな調子だから、ここ数カ月夫と体重が逆転したままなのです(^_^;)。

そして、身長差30センチくらいの向井君よりもちょっと重いという恐ろしい現実(*_*;。体脂肪率50%行ってるんじゃないかって思って測ってみたら意外にも37%でした。まあ、肥満にはちがいないのですが。

先月は、そんな私の身体を心配した夫に病院に連れて行かれ、健康診断を受けたのですが、まさかの異常なし。ええ~っ?医大の肥満外来を紹介してもらおうと思っていたのに…。肥満って病気だから、これだけ太っていたら医療のお世話になれると思っていたのに。そして病院の管理下に置かれれば、こんな私でも痩せられると思っていたのですが…。毎月高い健康保険料を払っているのに、ほとんど使うことのない私。ちなみに糖尿病の疑いもないそうです。 結局自己管理して痩せなさいということですね。

健康のためにも痩せなくてはいけませんが、夏場は楽な服装ばかりしていたから、涼しくなってから、秋物が入る身体に戻さないと大変。
今、春に穿いていたジーンズをまた穿くために筋トレだけはしています。

2010年9月4日土曜日

NHK『ゲゲゲの女房』の娘たち

私は、このブログの記事で「ゲゲゲ~」に出てくる村井家の娘たちのうち、藍子ばかり贔屓してきました。

幼児期の喜子なんかものすごくかわいいのに、ほとんど触れませんでした。

なぜかというと…

もちろん、藍子の清楚で我慢強く、しっかりしてるっていうキャラが好きなのもあるのですが、演じてる女優さんたちが長女の尚子さんのイメージ通りだからっていうのもあります。長女の尚子さんはすらりとした美人で、しっかりされてますから。

一方、次女の悦子さんこと喜子は美化され過ぎていて、キャラも違う感じがするため、今一つ彼女に感情移入できないのです。特に中学生の喜子はかわいすぎ。特にあのしゃべり方、ぶりっ子っぽくて、私の中の悦子さんのイメージと合わないのです。ふんわりした不思議ちゃんを演じてるつもりなんでしょうが、なんか違う気がします。

昨日も「ぴったんこ☆カンカン」で水木夫妻を訪問した映像で水木先生の左隣に悦子さんが座ってらっしゃいましたが、相変わらずのご様子でした。でも完全にいないもの扱いされてましたね。最初の方で数回ちらっと映ったけど、すぐに画面からシャットアウトされてましたし。
それって、水木先生の娘さんだってこと知っての扱いなの?と可哀想になりました。

この先、喜子が成人して、40代になるあたりで、いかに現在の悦子さんに近づくのか、ある意味楽しみではあります。

不思議体験

今日の『ゲゲゲの女房』で、次女の喜子が修学旅行先の京都の旅館で妖怪・目々連を見た話しが出ました。
原作でも、この喜子の話を聞いて、水木氏が喜び、スランプから脱出したと書かれていました。ドラマではその前に茂が小豆洗いを見たことになってますが、これも事実なんでしょうか?

まあ、その辺はフィクションなのか事実なのかはわかりませんが、次女が目目連を見たのは本当だとのことです。一緒の部屋にいた子達の証言がないと実際のところはわかりませんが。

でも、私も妖怪ではないけど、不思議なものを見たことがあるので、喜子の話も嘘と決めつけることができません。

私が体験したのは、ある神道関係の施設のトイレでのこと。そこは個室が5個ありました。
私が入った時はどの個室も空いていて、私は真ん中の個室に入りました。
私が用を足そうと思ってジーンズを下ろそうとしたところに、前の個室から仕切り壁と側壁の隙間をすり抜けて?かわいい女の子が私のいた個室に入ってきてニコニコ見ているのです。
私は「えっ?」と焦り、「どうしたの?」と聞いたのですが、女の子はただニコニコ微笑んでいるだけ。私はかなり尿意を我慢していたので、「悪いけど、おばちゃん、おしっこするから、見ないでくれる?」相変わらずニコニコして見てる女の子。ちょっと強めに「あっちに戻ってってこと。」と言ったら、前の個室に戻っていきました。

かなりトイレを我慢していたので、私が用を足している間に、結構トイレが込んできてました。そして、その女の子がいるはずの個室の前で数人の人が「おかしい」と騒いでました。カギが開いているのに、ドアが開かないということです。
私が、「さっき女の子が入っていたので、まだいるのかもしれませんよ。」と言いましたが、内側からドアを押さえているとしたら、足が見えるはずなのですが、足も何も見えないのです。

なんだかわけがわからず、首をかしげながらトイレから出ましたが、あとで考えると他にも腑に落ちないことばかり。

まず、最初は前の個室のドアは開いていて、私が知る限り、人が入った気配はなかったのに、いつの間にか子どもが入っていて、ドアまで閉まっていたこと。

一番不思議なのは、前の個室から私のいた個室にどうやって入ったのかということ。個室を隔てる壁と、側壁の隙間は15センチ幅くらいの窓の部分だけなので、こっちに入ってこれるはずないのです。でも完全に上半身は全部見えた状態でこっちを向いていました。思えば、覚えているのは上半身だけなのが余計恐いです。下半身は見た覚えがない…(・・;)

もう10数年前のことで、多少記憶が曖昧になっているかもしれませんが…。

あれはいったい何だったんでしょう?

2010年9月2日木曜日

今日の「ゲゲゲの女房」(136話)

鬼太郎人気が去り、子どもたちはロボットアニメに夢中になってる昭和56年。茂には漫画の注文がぱったりと来なくなりました。

あの頃ってちょうど『Dr.スランプ アラレちゃん』が始まった頃ですよね。私は水木夫妻の長女の藍子と同じ学年なので、同じく大学の一回生だった年です。他には『機動戦士ガンダム』とか『北斗の拳』、それに高橋留美子の漫画とかが流行ってました。でも、うちの方では再放送で鬼太郎のアニメはやってたような気もしますが。

さて、かつてはどんなに認められなくても自信を持って鬼気迫る作品を作り続けた茂でしたが、今回だけはすっかり自信をなくしてしまいましたね。妖怪の気配を感じられなくなったのが一番堪えたようです。

そんな茂の変化を、やはり戌井さんは漫画を通して敏感に感じ取っていましたね。先日の放送で奥さんも言ってましたが、今日は戌井さん自身がおっしゃってました。

茂が苦しんでいる時は昔と変わらずやはり、この戌井さんが心の支えになってくれるのですね。
「水木さんがこのまま終わるわけない。」「本物は滅びることはない」この言葉に茂はどれだけ胸を打たれたことでしょう。「悪魔くん」の初放送の後の電話のシーンを思い出します。
目利きの戌井さんでさえ、今の茂の漫画に何が足りないのかはわからないけど、このスランプの中でしっかり苦しんで新しい水木ワールドを再構築してほしいという励ましには、こちらも感極まって涙が出ます。
この人の言葉にはいつもカタルシスを覚えます。
戌井さんの言葉は我々視聴者の気持ちを代弁してくれてもいるんでしょうね。
 
そして、戌井さんの奥さんの早苗さん、この方の素晴らしさにも、いつも必ず感動します。戌井さんもそうですが、もう早苗さんが出てくるだけで条件反射的に涙が出てきますもの。
さばさばしていながら、思いやりがあって、仕事もテキパキこなす素敵な方ですよね。失敗続きで漫画の出版をついに諦めてしまった夫の憔悴ぶりを見て、自分にできるやり方で夫に再チャレンジさせてあげる心意気とあたたかさ、いい奥さんだなあ。まさに内助の功。
演じている馬渕英俚可さんのあの暖かい笑顔に癒されます。そんな素敵な奥さんと結婚できた戌井さん、幸せですね。
お二人とも純粋で人間的に芯が通ってるからこそ惹かれあい、ともに人生を歩みながら、ますます素敵な人たちになっていくんですね。
本当にあの夫婦を見てるだけで癒されます。

夫婦と言えば、茂の両親も、今日はさりげなく布美枝を励ましてましたね。あの二人の、出雲言葉が本当にうまいので、語られる言葉ひとつひとつがとても心に沁みました。

今日はいろんな人たちからの励ましのお陰で、澱んでいた茂の眼に光が戻ってきましたね。

さあ、茂はどんなふうに再起して行くのでしょうか。