2020年7月29日水曜日

でも最強なのは…

サラリーマン、個人事業主の自営業のどちらが手取りの面で得かを前のトピックで考えましたが、そのどちらでもない、サラリーマンの被扶養者はどうでしょう?

私は社会保険の1号、2号、3号のすべてのパターンを経験したのですが、その上で感じるのは…
今の制度で最強なのはサラリーマンに扶養されてる第3号被保険者。
ただし条件付き。
   
     家族みんな元気で仲良しで、配偶者が安定した仕事についている人達。

つまり、働かなくてもいいし、働いたとしても収入全部、家計や自分の事に使える。時間にもお金にも恵まれてるから子育てにも有利。公的年金は自分の分は少なくても世帯単位では問題なし。

しかも、サラリーマンだった配偶者がもし先に亡くなった場合、自分の年金額は配偶者が生前貰っていた年金の75%に増える。(その点、共働きで必死で働いて自分の厚生年金増やしても、どちらかが早死にした時、相手の年金はチャラになる可能性もあるから人によっては働き損。)

ただし、家族の介護が必要になったり、離婚したり、配偶者の立場が変わったりすると逆に大変どころか悲惨なことになるのでリスクはあります。そういうトラブル無しでずっと3号被保険者できてる人は、まさに特権階級ですね。最強です。うらやましすぎる。きっと前世で徳を積んだ人達なのでしょう。そう自分に言い聞かせて妬まないようにしたいと思います。

自営業とサラリーマン、どっちが得?③

さて、トピタイトルについての結論ですが、自営業でも年収840万以上稼ぐなら、国保の掛け金を払っても不公平感を感じずに済みそう(自営業で年収1000万以上とかだともしかしたらサラリーマンより得なのかな?)。

というのも、保険料の上限が80万円だから。サラリーマンなら同じ年収でも保険料は半分ということを考慮してこのくらいかなと考えました。

私はそんなに稼ぐほどの体力も、人脈含めての能力もないので、色々足掻いてはみましたが、やる気を取り戻すのは難しかったです。

扶養に戻りたいと思うものの、急に年収が減ると、前年度の収入で決まる税金や国保保険料を払うのが厳しいので、少しずつ収入減らせたら、と思うようになりました。

そして深層心理に刻み込まれたその考えが現実の事象として現れ、2016年をピークに、突然生徒が減り始め、毎年50万~100万円ずつ年収が減っていき、あと少しで扶養に入れるところまで来ました。

ところが、今年定年退職した夫は、退職後一切仕事はしないとの決意が固く、この時点で夫の扶養に入ることは叶わなくなりました。
扶養に入るどころか、教室の方の収入が少なくなってるのに、生活どうするの?となり、
私が教室以外にも収入を得るためにお勤めに出ることにしました。

幸い、月16日だけ出ればよく、社会保険にも加入できるという、ある意味で好条件の職場に運よく採用され、夫を私の扶養に入れることさえできました。よって世帯単位で見ると当初の念願は叶ったことになりました。(ただし世帯年収は大幅減のため節約生活に突入)

この仕事だと私の去年の年収と変わらないけど、年金や健康保険は半分払えばいいし、夫の社会保険料がタダになるし、厚生年金の分だけ自分の将来の年金が少しでも増えるかもしれないので、ありがたいと思っています。

一方、家庭の事情で4月から夫の実家に帰ることになったことをきっかけに、家を売ることになり、それに伴い教室を閉鎖せざるを得ない状況になりました。今年度は親会社との契約上閉鎖できないので週一回だけ開けるよう、去年のうちから調整しました。勤務先の仕事と合わせると結局週休2日です。

自営業者として年収840万も稼げない私に限っては、サラリーマンやってる方がお得感がありますね。


自営業とサラリーマン、どっちが得?② 国保高すぎでしょ💢

という訳で、サラリーマンとその扶養配偶者への優遇ぶりに忌々しい思いをずっと持ち続けて数年。

特に国保(国民健康保険)の掛け金は酷い‼️自治体によって違うけど、大体年収の10%近く持ってかれます。サラリーマンは国保じゃないから半分で済むのに(ーー゛)。しかも、我が家は夫も子供達もみんなそれぞれ給与所得者として私とは別に健康保険料を払ってるわけで。一体世帯全員でいくら払ってるのか!ちなみに国保は世帯主が入ることになっているので実際の掛け金(保険料)は私が払ってるけど、夫の名前で払ってました。

そこで、少しでも掛け金を減らせるかもと、小規模企業共済に入ってみました。しかし節税にはなったけど、国保の保険料は変わらず😨。確定拠出年金的なものって、住民税や所得税は減らせるけど、必要経費ではないので、国保保険料には影響なかったんですね。😞
結局は必要経費を増やさないと国保保険料は減らせないのです。でも経費なんて大してかからないし。

一方で払ってないのに医療費使いまくってる人たちも結構いるし。その中には外国人も。
取れるところ(というよりおとなしく素直に払ってくれる人)から搾取する方針なんですよね、国や自治体って。

国には国民健康保険の掛け金(保険料)の徴収方法と適用対象を考え直して欲しい!と切に願います。

自営業とサラリーマン、どっちが得?①


 私は2001年から習い事の教室を開き、今年でちょうど20年目となりました。

 そのうち2007年までは夫の扶養内でしたが、その後、生徒数増加に伴い、扶養を外れています。

 扶養を外れて自分で社会保険料や税金を支払うことは、初めのうちは国民の義務が果たせるからと誇らしく感じ、「いくらでも払ってあげましょう!!」という気持ちで支払っていました。
 しかし、収入がある程度増えると、所得税、住民税、個人事業税が上がるのみならず、国民健康保険の保険料だけで年50万円前後になり、「いくらなんでもこの収入にしては高すぎでしょ(泣)」と悲しくなってしまったのです。そして健康保険や年金について色々調べているうち、悲しみよりも怒りの感情が込み上げてきたのでした。

 まず自分の無知を悔やんだのが、年金、介護保険の掛け金、さらに健康保険料は、自営業者は全部自分が払わないとダメなのに、サラリーマンだったら同じ年収でも、会社が掛け金を半分負担してくれるという事実。
そしてその扶養されている配偶者は、一切保険料を払わずに3割負担で病院にかかれるし、年金も国民年金部分はもらえるのです。(自分もその恩恵を受けていた時期もあり、今さらですが、感謝してます。)

 さらにショックだったのは、サラリーマンが税金面でも思いの外、優遇されていることです。まず、自営業者の必要経費に当たる給与所得控除について、かなりの額が控除されています。例えば、収入が360万〜660万の場合、収入金額の20%に54万足した金額が控除されます。年収360万なら、126万円、年収500万なら154万円も必要経費として控除されるわけです。

サラリーマンってそんなに必要経費かかるのかなぁ? 少なくとも、私は教室を開く前に給与所得者として勤めていた時、そんなに仕事のための出費はありませんでした。この3月までサラリーマンだった夫もしかり。自営業者は必要経費バンバン使ってるという世間のイメージに反して、私みたいに自宅で教室経営してるとそんな額の必要経費なんてかからないですよ。青色申告控除の65万円入れても。

上記の諸々の事実を知り、なんだか急に仕事への意欲が萎んでしまったのでした。沢山の生徒さんに来ていただいてありがたいけど、頑張って仕事しても不公平感が強まるだけ。


次に続く

2020年7月22日水曜日

リアルゴールド、今日の金言

ちょっと前からリアルゴールドのパッケージに「今日の金言」が書かれています。

そのうちの一つにゴールデンボンバーの『らふぃおら』から「少しつまずいただけ
だ 前へ前へ急いだから」というフレーズがあり、せっかくだから購入する際、ゴールデンボンバーのを買おうと今日スーパーで探したら、ありました。