2008年8月24日日曜日

My son has come back from Finland.

11日間の日程を終えて今日…と言ってももう昨日になりましたが、息子が帰ってきました。

引率の方や本人の話を聞くと、積極的に現地の皆さんに話しかけ、交流を楽しんだようです。

今まで我が家がホストファミリーをした時も、息子が一番外人さん受けが良かったから、納得です。
でも、ホストブラザーには嫌われていたようです。うちの息子はそういう傾向が元々あるのでそれも納得。

ホストファザーやマザーがとてもいい人で、いろいろな活動をさせてくださったそうです。プールやサウナに入ったり、海に行って泳いだり、釣りをしたり。マザーがゴルフに連れて行ってくれたりもしたそうです。

また、息子たちがカラヨキ市でホストファミリーの家に着いた日、向こうから電話をかけてくださり、息子の元気な声を聞けましたし、ホストファザーとも少しお話ができて良かったです。

その後ステイ中に、ホストファミリーとメールのやり取りも数回し、現地での様子を撮った画像もいくつか送ってくださいました。行く前に、向こうでお好み焼きを作ってあげようということで練習もして行ったけど、本当に作ったのか心配していましたが、写真にしっかり、お好み焼きを調理中の息子が映っていました。ただ、お好み焼きがグズグズに崩れてるように見えたのですが(^_^;)
画像は同じ家にステイしている子のお宅にもさっそくプリントしてあげました。

実は、メールは最初向こうのはこちらに来るのに、こちらのはブロックがかかっていて届いていませんでした。送ったつもりでいてから3日後にそのことに気づき、いろいろ試行錯誤して何とかこちらのメールも届くようになりました。

さて、息子には静止画も撮れるデジタルビデオカメラを持たせ、充電もできるように、現地規格の電源プラグまで持たせました。どんな画像や映像が見れるのかそれはそれは楽しみにしていたのですが…。息子よ、お前もか、です。娘がオーストラリアで撮った写真に失望したことは以前、こちらのブログに書きましたが、それと同じかそれよりもひどい。家族みんなの写真は撮っていたのでまだ娘よりはましですが、どれもピンボケ。家の外観なども見たかったのにそれもなし。

でも、まあ、写真を撮るのに気を取られていては本末転倒かもしれませんね。思い出が一番ですよね。わかっちゃいるけど、なんだか腹が立つのです。

お土産だって、誰と誰に何ユーロずつ、大体こんな感じのものをって、示していたのに、言う通りにしないんだなぁ、これが。
クラスのみんなにはスーパーでキャンディの大袋を多めに買っておくように言っていたのに、一応ムーミンの個包装のキャンディが入った袋を買ってきていましたが、1袋だけ。しかも20個入りだから全然足りません。

その代り、話の種に一袋だけ買ってくるように言っておいた、「世界一まずい飴」として有名な「サルミアッキ」は3袋も買っていたのです。誰がそんなに食べるのでしょう。

お小遣いをくれた両方の実家にはちゃんとした、金額もある程度高い、置物みたいな記念になるものを買うように言っていたのに、なぜか夫の実家には食パン。なんでそんなものをお土産に。生ものじゃん。聞けば、夫の実家は朝食にパンを食べるからだとか。祖父母を思う気持ちには感動するけど、傷むかもしれないって考えないのか?男の子ってそんなものなんでしょうか。うちの子がア*すぎるだけかな。
私の実家や私にはこれもなぜかお皿に乗せるような紙ナプキン。きっと有名なデザイナーズブランドのものなんでしょう。ブランドに疎くてよくわからないのですが、マリメッコって有名なんでしょうか?

あと、袋の中で溶けて片寄ったチョコ菓子の袋もや溶けてぐにゃりとなった板チョコも。
ポテトチップスの袋もあったけど、それは食べ残しが少し入ってました。食べてみると、なんとも不思議な味。赤トウガラシと玉ねぎとピーマンとサワークリームのフレイバーってこんな風になるのね~。

後はムーミンのクッキーとか絵葉書とか少しずつ。

残ったお金を見ると、170ユーロ持たせたのに、130ユーロ位残っています。4分の1も使ってないじゃん。娘もオーストラリアドルを150ドル残しましたが、それの上を行きますね。どちらも手数料を考えると両替する気になりませんので、このまま置いときます。

息子の買ったお土産はそんな感じでしたが、ホストファミリーや以前島根で仕事をしていた方から、買えば高そうなものをたくさんもらって帰っていました。ムーミンのフェイスタオルやバスタオル、それにマグカップとか。他にも家にあったものでしょうが、あれこれ。これには本当に恐縮です。お世話になった上にそんなにしてもらって、そんなことならもっといいお土産をあげるべきだったかしら。

気前のいいホストファミリーなのかしら。船を所有してらっしゃるし、サイドカー付きのバイクもあるし。けっこうリッチ?

上の写真はお土産の一部です。
サルミアッキ(salmiakkiと書かれた黒い袋のもの)は思っていたほどひどくはないけど、確かに2個目はもう食べたくないです。塩化アンモニウムが入ってることで有名ですが、確かに少ししょっぱい。私はずっと咬まずに舐めていたので、アンモニアの臭いは感じませんでした。なんかショウノウの味というか、少しのど飴に近いけど、昆布飴みたいにちょっとやわらかい。今回買ってきていたのは「スーパーサルミアッキ」だからまだましなのかもしれませんが、3袋もどうしろというのだ、息子よ。
ムーミンの絵のついたラクリッツを3袋買えば良かったのに。最初からそう言っていたのに、なんてお*カなのだ。 でも、このラクリッツも何とも不思議なお菓子です。棒状で、外側はサルミアッキと同じく真っ黒。中は紫だったり、黄緑だったり、味によって違うのですが。味は小児用シロップみたいな感じ。甘くておいしいけど、どこか薬っぽくて、後味も薬を飲んだ後みたいです。

ところで、学力世界一で知られるフィンランドですが、うちの子達が四日間通った中学校は、かなり自由な雰囲気なようです。好きな音楽を聴いたり、ラジコンカーを走らせたり。
フィンランドの教育に、もともと関心はありましたが、ますます興味がわいてきました。

なんだかんだと私の身勝手な不満も述べてしまいましたが、今回の息子のホームステイ自体は、大成功だったと思います。こんないい事業を行ってくれる出雲市ってほんとありがたいです。

2008年8月23日土曜日

倉敷へ行ってきました

柳 やなぎ ヤナギ
画像をクリックすると大きくなります。
見事なアイビーですよね~。びっしり(画像をクリックすると大きくなります)。うちも7年前から壁に這わせようとしてますが、なかなか上に登らないのです。何かコツがあるのでしょうか。
思いのほかこじんまりとした看板。

 昨日は、娘が出演する吹奏楽コンクールが倉敷であったので、倉敷まで行ってきました。
 朝4時過ぎに起きて、5時33分の特急やくも4号で行きました。夕方5時には仕事が始まるので、12時16分のやくも11号で帰ることになるのですが。
 
 到着してから会場に向かう道すがら、美観地区の景色を写したのが上の写真です。 大学の卒業旅行とその後の家族旅行の2回来ただけで、実に7年ぶりの倉敷です。道順をすっかり忘れていましたが、見覚えのある場所もあちこちあって、すごく懐かしかったです。
 でも、今回初めて目にしたのが、屋根にワンちゃんの置物が大量に並べられた、アンティークショップです。前からあったのでしょうが、私が気付いたのは今回が初めてです。これは人目も気にせず写真に撮りました。

 アイビースクエアのすぐ隣に会場がありました。9時5分頃に着きましたが、開場10分前だったので、すでに長蛇の列ができていました。でも、中に入ると余裕で好きな座席が選べました。一階の前の方の席が特にガラガラでした。
 やはり、午前の部はあまり上位ではない学校が割り当てられてるようですね。実際、演奏も、私が聴いた6校のどこも、特に感動するほどの演奏ではありませんでした。うちの子たちの演奏も含めて。ミスが特になくても、各楽器の音色自体がうっとりするほどではないのです。たまに一人か二人うまい人がいるなあとは思うのですが。あと、高松小のようなパッションがない。上位校は午後の部で演奏するので聴けませんでしたが、きっとそういう学校はそれぞれの楽器の音色からして美しいんでしょうね。あと、バンドの一体感かな?いったいその違いはどこから来るのでしょう?
 
 さて、娘ですが、中国大会出場が決まった翌日に突然出るように言われ、たった1週間ではじめての曲を2曲練習することになったわけですが…。
課題曲の方は一日ですっかりOKだったようですが、自由曲の方が難儀だったようです。曲自体が好きになれないタイプの曲で、テンションが上がらなかったり、超絶技巧っぽい物を要求されたりで、正直しんどかったようです。
 でも、この機会に、2,3年生の先輩方と行動を共にでき、緊張はしたでしょうが、いろいろな面でいい刺激を受けたようです。皆さん優しくて、お弁当も一緒に誘ってくれたり、いろいろ楽しい話題で盛り上げてくれたそうです。
 さて、本番を聴いた限り、ミスとかはなかったと思うのですが、いかんせん、フルートの音って他の楽器の音にかき消されやすくて、ソロ以外はよく聞こえないので、本当のところはどうなんでしょう。
 
 私は11時半まで演奏を聴いて、すぐに駅に向かいました。アイビースクエアの間の通りを北西に歩けば何とかなると思い、歩いていると、見覚えのある通りに出ました。7年前に時間をかけて歩いた、昔懐かしい肉屋さんなどレトロな感じのえびす通りです。時間があればまたゆっくり見たい通りです。ここを抜けていくとすぐ駅前に出ました。

 夫の大好物、倉敷銘菓「むらすずめ」と昼食用の弁当を駅構内で買い、列車に乗り、3時過ぎに出雲に到着しました。

 夕方5時から夜10時前まで仕事して、10時半に学校近くまで娘を迎えに行きました。しかし、30分くらい待っても生徒たちが出てこないので、しびれを切らして見に行くと、子どもたちは写真を撮られたりして盛り上がっているのでした。間もなく解散となり、11時過ぎにようやく家に帰ることができました。娘はかなり疲れているはずなのに、妙にテンションが高く、12時過ぎまで起きて、いろいろ土産話をしてくれました。

 ちなみに、コンクールの結果は、うちの子の学校は銀賞でした。これで少なくとも3年連続中国大会銀賞です。もしかして5年連続でしたっけ?先輩たちは今年こそ金賞を!と頑張られたようですが、残念でした。

 話の中で、娘たちが泊まった倉敷国際ホテルの話もしてくれました。私も会場へ行く時、そのホテルの前を通りました。とてもオシャレな外観で、ここの写真も撮りたかったのですが、さすがに人目が気になったのでやめたのでした。でも、白い壁にあちこちの窓辺のフェンスから濃いピンクの花がハンギングされていて、素敵でした。
 ここの夕食が洋式のコース料理だったそうで、緊張のため、ゆっくり味わえなかったそうです。引率の先生までも「テーブルマナーの練習しておけばよかった」とおっしゃっていたとか。確かその先生は家庭科担当だったはずですが…。アフターコーヒーがしっかり効いて大会前日の夜なのに眠れなかったとか。でも、かなりお洒落で上品なホテルに泊まれて、まんざらでもなさそうでした。いまだに「あんな贅沢していいの?」って心配してますけどね。
 
 娘は、さすがにこの10日ほど、練習漬けで、雲南、広島、倉敷、出雲とあちこち行ったり来たりもして、疲れもたまっていることでしょう。宿題もまだ理科の自由研究が手つかずのままでした。
今日は地元の大きなお祭りで、複数の友達に誘われてたのですが、申し訳ないけど、どちらも断って休養しました。アカデミーの練習もお休みしましたし。無理して身体を壊しては大変ですからね。持病の方が実はちょっと心配ですので。

 私も、朝は夫も息子もいないしで、ゆっくりできました。フィンランドに行っていた息子が夕方帰ってきたのでまたバタバタしましたけどね。
 でも、夜の仕事は今日は休講にしていたので、夜はゆったり過ごしています。
ちなみに休講の理由は、花火大会。上にも書きましたが、今日は地元のお祭りで、夜8時半から近くの湖で3500発の湖上花火が打ち上げられるのです。我が家は湖から1キロくらいなので、花火の上がる音は爆発音並み。授業になりゃしないのです。大きい花火だと、家の上に火の粉が落ちて来るように見えて怖いくらいです。
 
 怒涛のような八月、まだ終わっていないのですが、家族それぞれに中身の濃い月だったな~。

2008年8月21日木曜日

VIVA! FUROSHIKI!

ひと月ほど前に、風呂敷のいろいろな包み方について書かれた本を読んで以来、おしゃれな風呂敷の使い方を時々試して楽しんでいます。

先日も息子がフィンランドにホームステイに行く際のお土産として、丹後ちりめんの風呂敷も持たせました。包み方例として、こちらのホームページを印刷した物も付けて。
ついでに、私も、もともと持っている風呂敷とは違う柄が欲しかったので、お土産用に買ったのと同じ風呂敷を自分用にも買い、本で覚えた包み方の練習をしたりしてました。

そして、今日、実家に行った際、いつもはさして気にも留めなかった和の小物たちが、とてもおしゃれに見え、母との話題も和小物のことに。 そこで、最近、風呂敷が気になっていることを話しました。すると、実家の押入れには、もらい物の風呂敷が何枚も眠っていて、好きなのを持って帰っていいとのことでした。
さっそく物色すると、出るわ出るわ、20枚くらいはあったでしょうか。
さっそく、その中でハンドバッグによさそうなのを選んで、ミニ手提げバッグを作り(写真:オレンジで手毬の刺繍入りのもの)、財布と携帯を入れて、父の病院の送迎に持って行きました。

送迎から帰るとまたお茶を飲みながら、いろいろ選びました。私が「ショルダーバッグも作りたいけど、結び方を忘れたわ~。」と言うと、母が「割と最近の『家の光』に載っとったよ。」と言うので、捜すと、本当に今年の2月号に載ってました。そして、ショルダーバッグに適した90cm×90cmの風呂敷や、その他綺麗なもの、渋いものをいくつか見つくろって、譲ってもらいました。
家に帰るとすぐにあれこれ作ってみました。
下の緑のちりめんのバッグは巾着のように口を絞ることができてGOOD!
下のショルダーバッグに使っているのは千羽鶴の模様入りです。明日、娘の吹奏楽コンクール中国大会を見に倉敷まで行くのですが、この風呂敷バッグを持って行こうと思います。どうか、みんな練習の成果を発揮できますように。

当分、風呂敷バッグにはまりそうです。



2008年8月15日金曜日

「ダークナイト」観てきました


バットマンシリーズを見るのは今回が初めて。
しかも、バットマン自体に何の予備知識もなく見たのですが、話がわかりやすかったので大丈夫でした。

感想ですが、見に行って良かったです。
まず、劇場ならではの迫力。音響が体に響きますからね。ド~ン、ド~ンと。そして映像!特に高層ビルを上から見渡すシーンが素晴らしい。
バットマンが翼を広げて飛行するシーンやオートバイに乗ってるシーンのカッコよさといったら。

内容も、それぞれのキャラがとても生かされた脚本で、わかりやすく、なにより押し付けがましくないメッセージ性が良かったです。
ジョーカーが投げかける問い。確かに世の中欺瞞に満ちているかも知れません。
でも、世の中を成り立たせるには、ルールが必要で、それを守る人間の良心を信じるしかないですよね。
それにしても、ジョーカー、怖かったです。狂気というよりも、人々の心の中の矛盾を暴く審判者気取りの信念で破壊を繰り返すジョーカーは、ヒース・レジャーの役作りあってこそリアルなものになったのでしょうね。

クリスチャン・ベールの演技は、初めて見たんですが、素敵ですね。バットマンのヒューマニズムと頑固なまでの正義感が、彼のまとう空気とぴったり一致していると感じます。警察とか単純な正義の味方ではなく、ならず者呼ばわりされているのに、自分を犠牲にしてでも市民を守ろうという信念の人。見終わって3時間経つ今でも、バットマンの思いが切ないほど感じられます。
スパイの役なんかも似合いそうですね。でも、ボンドのような粗野で熱い一面を持つタイプではないですね。訳ありの警察官なんかの役もいいかも。あと、学校の先生の役とか。
ところで、先月の暴行事件、やっぱり濡れ衣っぽいですね。証拠がなくて不起訴になったそうで良かったです。でも、わざわざ大事な時期に身内がそんな仕打ちをするなんて、どういうことなんでしょうね。もしかして嫁姑問題で逆上した母と姉が嫌がらせで起こした騒ぎとか?

ハービーの役どころも重要でしたね。あと、アルフレッドやフォックス、ゴードンもいい味出てました。

また、場面展開も動から静へというように、メリハリがあり、しかも全体的には、綺麗にまとまっていて、すばらしい作品だと思います。

DVDが出たら、また最初から観たいです。そして、その前に「バットマン・ビギンズ」の方も見ようと思います。

2008年8月14日木曜日

Defiance公式ホームページがupされました。




‘Defiance’の公式ウェブサイトがUPされています( こちら )。

アメリカでは今年12月、イギリスでは来年2月に公開されるそうですが、日本はどうなんでしょう。

2008年8月13日水曜日

予定がないのもいいかもね

今年の夏休みは、家族旅行の予定はありません。
やはり、子供たちが大きくなるとなかなかスケジュールが合わなくなりますね。

特に、娘は吹奏楽部に入ったので、あまり休みがとれないし、そもそもそれを見越して春休みのうちにオーストラリアにホームステイしたのでした。娘はもう春休みに何年分もの体験をしたので十分ですよね。
でも、それでは息子がかわいそうということで、私と娘は除けて、夫と息子で鉄道の旅に行く計画をたてていました。
でも、なんと、市が中学生対象の、フィンランドでのホームステイの募集をしていたので、そちらに応募し、行くことになりました。市からの助成があるので娘のときの3分の一ほどの負担で行けます。しかも、市の職員や学校の校長が引率してくださるので安心です。春休みに妹ばかりいい思いをしたので、兄としてかなり不満だった息子ですが、今回いろいろな意味でいい機会に恵まれたので、国際交流しながら、楽しんできてほしいです。
さっき、出発式がありました。明日未明にバスで関空に向かいます。 その後はフランクフルトを経由してヘルシンキへ。その後カラヨキ市へ。フィンランド、いいな~。今の子達はなんて恵まれてるんでしょう。

私はと言えば、今週は火曜日から仕事をお盆休みにしています。
娘も昨日から部活がしばらくお休みだし、息子はしばらくいないしで、娘と二人ゆったりのんびり過ごそうと思っていました。

ところが、娘が明日からまた練習に出ることになり、しかも、朝から夕方までの練習で、私も弁当を作ることになりました。

というのも、娘は急遽、2,3年生と一緒に県代表で地方大会に出場することになったのです。フルートの人数が足りないため、うちの娘に白羽の矢が当たったのでした。顧問の先生によると、2人よりも3人の方が音に幅が出るそうで、地方大会ではやはり、あと一人必要となるそうです。ということは県大会ではフルートはたった二人だったのにもかかわらず、県大会で勝ち抜かれたのですから、先輩たちは本当にすごいですね。
うちの娘にとっては課題曲(2曲)を練習するのに与えられた時間は1週間(短かっ!)初めて演奏する曲です。
2,3年の先輩の皆さんが県大会で勝ちとられた出場権に乗っかって出場させていただくのがなんだか申し訳ない気がしますが、請われてのことなので、いきなりの大舞台ですが、自信を持って、全力を尽くしてほしいと思います。

ところで、大会当日、聴きに行けるかどうかがわからないのが気がもめるところです。午前中の出番なら、朝5時台か6時台の特急で3時間かけて行き、午後1時ごろの特急でまた3時間かけて帰ることができれば仕事を休まずに聴きに行くことが可能です。出番が午後なら、あきらめるしかないです。 何で平日なの~?せめて土曜日ならもっと可能性があるのに。 会場は倉敷市。好きな街ですが、もし行ったとしても、駅と会場の往復で街並みを見る余裕もなさそうです。

なにはともあれ、私は明日からお弁当作り頑張らなくては。娘も先輩たちの中で頑張るのですからね。
それにしても、旅行の予定とか入ってなくてかえって良かったわ~、と思いました。

2008年8月9日土曜日

久しぶりにカジノ・ロワイヤルを観ました

やっぱりボンドのダニエルは最高~!! あのやんちゃっぷりがかわいい~。
ちょっと拗ねたような唇、反抗的だけどさみしそうな眼差し。
もう、母性本能くすぐられまくりです。
劇場で初めて観たとき、マダガスカルでの追いかけっこのシーンのときには、もう好きで好きでたまらなくなってました。
特に左の車の後ろにへばりついてこっちを見てるシーンで完全にノックアウトされました。


バハマのオーシャンクラブの駐車場で、車のキーを投げ捨てるところもかなり好きなシーンです。








マイアミにいる時のボンド、髪型や服装のせいか、すごく若くみえます。かわいい~。
後でモンテニグロで別人のように老けて見えるシーンがありますが。アンソニー・ホプキンスそっくりの。



きゃ~、かわいい~い!
すごくかわい~い!
…けど、よく見るとやっぱりしわしわ。




このあたりから、だんだんダニエルの顎から耳にかけてのラインに注目してキャプチャしてしまっていることに気づき、自分のフェチぶりにあきれました。

ダニエルのあの顎のラインは、もう何ておいしいのでしょう。yummy!yummy!
特にこれらのヴェスパーとの2つのシーンは、横顔も首のラインも目の表情も完璧。う~ん、delicious!!




今回初めて気づいたのが、このシーン。さりげなく手を握り合うボンドとヴェスパー。今回はこのシーンだけでも何回も観直しました。


ヴェニスでの最後のシーン。この表情、素晴らしいですよね。

ダニエル最新画像 by パパラッチ?

イギリス時間8月7日(てことは昨日か一日以内?)に、ロンドンのOddbinsで、ボランジェのシャンパンを3ケースも買ってるところを撮られたものです。
相変わらずダニエルったら私生活でのファッションがダサダサですな~。
そこがまたかわいいんですけどね。
ところで、左上の写真のサツキは何をしてるんでしょう。ダニエルのシャツの襟をなおしてる?それとも口の周りに何かついてた?それとも目やにを取ってあげてるとか? なんかほんとに夫婦みたいな二人ですね。いい感じ。
ダニエルとキスしそうな男性はファン?
こちらに全画像があります。

2008年8月6日水曜日

Quantum of Solace (007/慰めの報酬) プレミアに王子達が出席


10月29日に行われるロンドンでのワールドプレミアに、ウィリアム王子とハリー(ヘンリー)王子が出席することが決まったそうです。王子たちはこのイベントの収益金を、二つの軍人関連の慈善団体に寄付するよう求めているそうです。
それにしても、王子様たち、いつの間にこんなに…。
弟君の方はあまり感じないけど、兄君の方は、いったいおいくつになられたの?なんだか顔のイメージがものすごく変わってしまわれた気がするのですが。

2008年8月3日日曜日

最近読んだ本

この数か月はなかなか落ち着いて本を読むことがありませんでした。

この間も、 寝る前に読もうと図書館で『カンタベリー物語1~3』を借りたのですが、いつも2巻目の「バースの女房」の最初の2ページのあたりで眠くなってしまって、結局ほとんど読まないうちに返却期限切れに。

7月23日、大型商業施設内で渡り廊下を渡りきったところで、黒のとんがり帽子(魔女の帽子)をかぶったおじさんたちに声をかけられ、なんだか可愛くてつい、なんでも言うことを聞いてあげたくなり、二つ返事で買ってしまった『ハリーポッターと死の秘宝』。
こちらも、娘は二日で読み切りましたが、私は原書で結末を読んでいるし、いまさら上・下合わせて千数百ページも読む気力がなくて、いまだに読んでいないのでした。
でも、オマケでもらったエコバッグは読み聞かせ用の本入れとしてちゃんと使うことにしました( 買い物にはもう2年くらい前からマイバスケットを使っているので、エコバッグはもらっても、いつも他のことに使ってます)。
(後で知りましたが、今井書店の予約購入限定プレミアだそうです。予約してなくてももらえましたけどね。)

さて、今日は娘のフルートのレッスンが2時間半もあり、待ち時間に2時間、本屋さんで過ごしました。手持ちの現金があまりなかったので、ブラウジング目的です。そもそも夫が買いたい本があるというので、私はついて行っただけなのでしたが。
なんとなくぶらぶらしていたら、まずダイエット本のコーナーに行きつきました。
骨盤ダイエット系の本が相変わらず流行ってますね。私が半年ほど前に買った本は今日は見当たらなかったです。どんどん新しいのが出ていて新陳代謝が早いのかな。
また、ここ数年、健康雑誌では開運グッズや占いが大きく取り上げられるようになりましたね。新聞の広告欄を見てきた印象では、数年前から「笑いが健康にいい」→「心の持ち方が大事」→「運を高めよう」という感じでだんだん、開運ネタの比重が上がってきているように思います。先行き不安な世相がこんなところにも反映されてるんでしょうね。
先日取り上げたように、「誕生日占い」も健康雑誌「ゆほびか」に大きく掲載されています。

さて、次は昨日の藤城清治展の余韻を楽しもうと、影絵の画集や技法の本を探しに美術コーナーへ。残念ながら一冊も関連したものがありませんでした。相変わらず大人のぬり絵は流行っているのでしょうか、狭いコーナーの中に結構ぬり絵の本はたくさんありました。

次に何気なく女性雑誌のコーナーを見ていたら、切り紙のムックが何種類もあり、これは影絵のヒントがあるかもと、それぞれを手にとってみました。本に掲載されている数々の作品を見ているうちに、影絵のことはすっかり忘れて、切り紙の虜になりました。特に、切り紙のランプシェードにはうっとり。そのうち気持ちと時間に余裕ができたら始めてみたいと思いました。

切り紙の本のすぐ隣に風呂敷のおしゃれな使い方の本も数冊あり、とても楽しく読みました。そして、「これは!」と思う結び方をその場で暗記しました。

次はムックや新書のコーナーへ。数週間前に新聞の広告で見かけた柳田理科雄の『空想科学読本』最新刊をぱらぱら。『空想科学読本6』はサザエさんのエンディングの山小屋の件を流し読みしました。「なるほどね~。」という感想。そして、『空想科学読本6.5』なる本が隣にありました。6.5巻の存在は今日初めて知りました。この本に載っていた「巨人の星」の「星飛雄馬がクリスマスパーティで大散財」という項目が面白そうだったので読んでみました。そういえば、誰も来てくれなかったクリスマスパーティの話、おぼろげながら覚えています。読んだ感想は、これまた、「なるほどね~。」なかなか面白かったです。

本日本屋さんで最後に読んだのが、光文社新書の『実は悲惨な公務員』。
こういうネタ大好きです。
実はかなり身近なネタだったりします。
この本では、公務員バッシングも正しくやらないと、ひいては国民の不利益につながるということを訴えているのですが、私も常日頃そう思っていました。
私自身は今、こうして自営業者として頑張っているので、バッシングする側の気持ちもわかるのですが、やみくもに感情的にバッシングする傾向がマスコミなどに見られるので、それはアンフェアだと思います。突っ込み所をよく見極めないといけません。
この本を読んで一番印象に残り、また妙に納得したのが、あるケースワーカーさんの言葉です。非常にストレスの強い仕事を続けていくためのモチベーションについて問われて、
    「福祉の心より、野次馬根性」。
きれい事だけでは仕事は続けられませんものね。福祉系の大学を出て理想に燃えてる人ほど、現実の生身の市民を相手にすると、理想通りには行かなくて、辞めてしまいやすいという話をよく耳にしますからね。この言葉って、他の仕事にも応用できそうなある意味名言のような気がします。

さて、夫はというと、目当ての本はなかったのですが、バーゲンブックのコーナーで掘り出し物を見つけました。小学館の『クラシック・イン』(CD付)がなんと半額。我が家には夫が独身時代に買った中央公論社のクラシックCD全集全24巻があるのですが、その中に入ってない「ベートーベン交響曲第7番」いわゆる「べトシチ」が『クラシック・イン第16巻』に入っていたのです。「チャイコフスキー交響曲第5番&スラブ行進曲」の入った26巻や「ブラームス交響曲第一番」の入った40巻も一緒に買いました。

待ち時間消化にまだ時間もあり、夫の奢りで、書店内の○リーズコーヒーで休憩。エスプレッソ・スワークル(シェークみたいな感じ)がとても美味しかったです。

2008年8月2日土曜日

藤城清治・光と影のファンタジー



今日は、島根県立美術館へ、藤城清治・光と影のファンタジー展の鑑賞に行きました。

今朝、テレビのローカル番組で紹介されていて、すごく行きたくなったのでした。子供の頃からあちこちで親しんだあの幻想的な影絵を間近に見ることができるのね~、と心が躍りました。

数か月ぶりに家族そろって松江へドライブ、すぐに美術館へ。いつもなら入口を入って左の受付でチケットを買うのですが、藤城作品の展示は別の受付で、入口の右手にありました。大人1000円、中学生は500円でした。ちょっと高いかなと思いました。

展示室に入ると、宍道湖を望む松江の街の絵が。 最近描かれた作品のようです。藤城氏は今年の4月で84歳になられたのですが、精力的にお仕事なさってます。サイン会も今回の展示期間中だけでも、数回行われます。

次は、初期のモノクロの影絵へ。淡いシャボンが背景に入っているウサギの影絵が素敵でした。
しばらくしてカラー作品が次から次へと。 信じられないほど美しく、幻想的な作品の数々。
中には荒々しい孫悟空の影絵もあったり、猫の相撲などコミカルなものもありワンパターンではないこともわかりました。

間近に見る影絵はどれもとても手が込んでいることがわかり、その力作振りに胸がいっぱいになりました。どうやって作ってるんだろうと目を凝らして観察しました。多分こうやってああやってと考えながら。

そして、一つ一つの絵を離れてもう一度見ると、近くで見ていた時には気づかなかった部分も認識でき、一層その影絵の世界の深さを知ることができました。

特に感動したのが、「光彩陸離」という作品です。今回は25分の1のレプリカでしたが、それでも普通の壁一面の半分くらいの大きな作品ですので、元の作品を見たらどれほど感動するか、想像もつきません。

約190作を複雑な順路で立体的に展示してあり、いったいどこまで続くのかと不安になるほどでした。でも、終りが見えた頃は、さみしい気持ちになりました。結局、全部見終わって時計を見たら、1時間30分も経っていたのでした。

とても満足感がありました。1000円で充分元が取れてますね(^^)v。

「家に帰ってからも見たいな~」と思っていたら、さっそく出口に特設グッズ販売コーナーが目に入りました(入口と同じだから、入る時からあることはわかっていましたけどね)。
でも、どれもすごく高いのです(・・;)。クリアファイルは特に影絵の良さが生かされた商品だと思い、ほしかったのですが、一枚650円だったのでやめました。結局、12枚入り1050円の絵葉書を購入しました。 でも、葉書だと絵のサイズが小さくて、物足りません。

当分、図書館で藤城作品を探すことになりそうです。また、その技法も調べようと思います。
ちなみに、藤城氏の作品がこちらで多数ご覧になれます

それと、ケロヨンって藤城さんの作ったキャラクターだったんですね。そして、私は何十年もキューピーコーワのカエルのマスコットはケロヨンだと思っていたのですが、これは別物で、ケロちゃんと言うのだそうです。