2010年12月31日金曜日

さよなら2010年

今年もあと10分ほどで終わります。
さっき台所の換気扇フィルターなど、めんどくさい場所の掃除を終え、今は焼酎をロックで飲みながら、このブログを書いています。

今年は、特に後半仕事が忙しくて、あまり気持ちに余裕がないままあっという間に年末を迎えてしまいました。前半は「ゲゲゲの女房」と向井くんに夢中になり、こちらでも頻繁に関連記事を書いていたのが今では夢のよう。

今年の我が家の一番のニュースはやはり、息子が映画に一瞬だけですが、エキストラで映ったことですかね。

私自身も含め、家族みんなそれぞれに多忙で、気ぜわしくはありましたが、仕事を初め色々順調ないい年でした。

こちらでも色々な方と交流でき、楽しかったです。

良い一年だったことに感謝して、新しい年を迎えたいと思います。

2010年12月30日木曜日

カプチーノ・ブリュレ



今日は数年ぶりに松江郊外の宍道湖畔に佇む「珈琲館」でお茶しました。

レンガ造りの外壁にアイビーなどの蔓性の植物が這い、クラシックな外灯とよく合います。
もう少なくとも30年以上前から改築もされていないと思うのですが、木造の壁も床はよく磨かれているらしく、クラシックな照明の下、つやつや光っています。
そしていたるところにおかれた置物も、電灯のスイッチの枠にいたるまでピカピカ。テラスのテーブルやベンチも、ペンキが剥げたりしてないし、銅食器もすべてぴかぴか。
さすが老舗の喫茶店の風格。

私はカプチーノ・ブリュレを注文しました。

初めて飲んだのですが、大正解。カプチーノの表面にこんがり、ちょっとざらっとしたブリュレがのっていて、甘さと香ばしさと苦みとクリーミーさを一度に味わうことができました。

窓から湖の波間にぷかぷかゆられて浮かんでいる鴨の雛達をながめながらのんびりと、豊かな時間を過ごすことができました。

婚約解消をしたダニエル・クレイグ、うわさのレイチェル・ワイズとクリスマスを過ごす - シネマトゥデイ

婚約解消をしたダニエル・クレイグ、うわさのレイチェル・ワイズとクリスマスを過ごす - シネマトゥデイ

下の記事の写真は、この記事に書かれているコテージ周辺を散歩しているところなんでしょうね。

ダニエル、レイチェル・ワイズとデート


元ネタはこちら
やっぱり、サツキとは別れたんですね。レイチェル・ワイズの魅力のとりこになってしまったら、もうサツキの元へは戻れなくなるのでしょうか?
レイチェル・ワイズってまだ幼い息子もいるのに、このホリデーシーズンにダニエルと手つなぎ散歩なんてしてていいのでしょうか?彼女はユダヤ教徒だから、クリスマスは祝わないらしいですが、息子さんは寂しくないのでしょうか?父親の方が何とかしてるのでしょうが、色々な家族の形、過ごし方があるんですね。

2010年12月29日水曜日

『夜は短し歩けよ乙女』

昨日から年末の休みに入り、久しぶりにゆっくり読書を楽しんでます。

とりあえず、娘に熱心に勧められるまま森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』を読んでみました。

京都大学と思われる大学の学生達が主人公ということもあり、万城目学作品と似た感じです。
一部ファンタジーが混ざってるところも一緒ですが、こちらはどこかジブリ的。そして、軽くエロも入ってます。

主人公の男性(名前不明)のキャラも『鴨川ホルモー』の主人公と似て、情けないところがありますが、こっちの方が回りくどいながら、かなり恋愛に対して積極的に行動しています。まあ、テーマ自体が彼の恋愛物語ですし、一方『~ホルモー』の方は恋愛よりホルモーという競技がメインですからね。
彼の語り口が古典的で、しかも自虐的なところがけっこう笑えます。何回か出てくる自分に向けた「恥を知れ。しかるのち死ね」とか。「彼女の後姿に関しては自分は世界的権威と思われる男だ」とか。

ヒロインの黒髪の乙女、とても素直で好奇心に満ちていてかわいいです。私もあんな心構えで大学生活を送っていたら…と無為に過ごした20数年前の大学生活が悔やまれます。でも、大学祭や飲み会のバカバカしい雰囲気はかつて体験したものと重なり、懐かしかったです。

他の登場人物が、高橋留美子の漫画に出てくるキャラを彷彿とさせる人たちが多いと感じました。
特に『めぞん一刻』の一刻館の住人、四谷と朱美を思わせる樋口と羽貫。それに、『うる星やつら』のチェリーを思わせる李白。ガヤガヤとした感じがよく似てると思いました。

主人公の、黒髪の乙女に偶然を装い、彼女の視界にいるようにして自分の存在を彼女にインプットしようと奮闘する姿がいいです。ストレートにアプローチするのでなく、外堀から埋めていくという彼の性格って姫を見守るナイトっぽいキャラな感じで好きです。
凄く回りくどいけど、神のご都合主義によってハッピーエンドになって良かった良かった。

たまにこういう青春ファンタジーもいいです。

2010年12月22日水曜日

「ギルティ 悪魔と契約した女」最終回

そう来たか~!!

15年前の事件の真の黒幕というか原因はペットショップのオーナーだったのですね。
そして彼女こそが三沢の娘だったのですか。愛人だと思ってました。
母を捨てた三沢に復讐するために、三沢息子をそそのかし事件を起こさせたのに、思わぬ結果を招き、なんの関係もない芽衣子を冤罪に追い込むことになったのですね。
罪悪感はあったものの真相を公表する勇気もなく、芽衣子の出所後の面倒を見ることで贖罪としていたわけですか。なるほど異常なほど芽衣子を気遣っていたわけだ。

三沢息子は無様な最期でしたね。最期の瞬間は当然映せないでしょうが、まだ死んだかどうかわからないのに、芽衣子の自殺を防ぐことしか頭にない真島にちょっとハラハラしました。まあ、確かに目の前で自殺しようとしている人間を助けるのが優先順位としては先でしょうけど。

芽衣子の母が姉と勘違いして芽衣子に、母としてのこれまでの過ち(芽衣子に対する酷い仕打ち)を懺悔したシーンには泣けました。芽衣子が感極まって「お母さん!!」と叫んだ瞬間、母が目の前にいるのが芽衣子だと気付いたシーンが特に良かったです。

そして、ラスト。芽衣子は服毒自殺?それとも毒ガスを吸引したのでしょうか?
芽衣子が死ぬ間際に「ア・・イ・シ・・テル」と途切れ途切れに、ふりしぼるように真島に告白するシーンにも泣けました。やっと封印していた想いを伝えられて良かったね、と声をかけてあげたくなりました。
芽衣子が服毒自殺なら、息を引き取った芽衣子に口づけした真島も死ぬもしれないですよね。長いキスの途中、ガクッとなった瞬間がありましたが、もしかしてその時、真島も死んだのでしょうか?

今日も万里が最高でした。終盤になるまでは、嫉妬から芽衣子につらく当たったりして、あまりいところがなかったけど、結局このドラマで一番いい役だったのは万里ですよね。最高にカッコ良かったです。4年前「のだめ~」のエリーゼや、その後「サラリーマンNEO」で「変な感じの係長」を演じていたときはアンドロイドっぽい印象だった吉瀬さんでしたが、万里を演じている彼女は凄く人間味あふれていたし、正義を貫き、エゴも捨てられる潔さを上手く演じていましたね。

今日は玉ちゃんもかっこよかったです。とくに車の中から三沢邸を監視している時の、髪をタイトにまとめた真島(玉ちゃん)、素敵でした。

そして堂島は死んでなお、たくさん出番がありましたね。(彼もやはり、おいしい役でしたね。唐沢さんのイメージが180度変わりました。)
万里の手で彼の記事が公になるのが楽しみです。

いろんな意味でこのドラマは面白かったです。久しぶりに夜のドラマにハマりました。

2010年12月21日火曜日

数カ月ぶりのショッピングモール

今年度は仕事上の上司がとてもビジネスライクな人に変わり、それまで教室をマイペースでのんびりやっていたのに、常時緊張感を持続するようにコントロールされ、常に多忙感がつきまとっています。
そして忙しさのピークを先月末から迎えています。そんな中、今日は、少しだけ一息つけたので、親戚の子達にちょっとしたクリスマスプレゼントを買ってあげようと思い、3か月ぶりにちょっと離れた、町で一番大きなショッピングモールまで出かけてみました。

購入を予定していたのは、ネックウォーマーのおしゃれなのと、白のA4コピー用紙(500枚入りのもの)、シンプルで書き込み欄の大きいナチュラル系のカレンダー、夜光反射板の4点。

たったそれだけなのに、どれ一つ見つかりませんでした。
A4コピー用紙が、なんと2軒もある文具店のどちらにも見当たりませんでした。100均コーナーには枚数の少ない、色つきのコピー用紙はありましたが、なぜか白はなし。
また今まで100均にふつうに売れていたタイプのカレンダーがまったくなし。不必要に柄が入ったサイズの大きい物ばかり。
夜光反射板も近い物はありましたが、希望のものはありませんでした。
ネックウォーマーは今イチ納得行くものがなかったけれど、せっかくはるばる探しに来たし、もうなかなか出る機会もないからと、あるティーン向けのショップで買いました。結局1時間以上もかけてネックウォーマーのみ購入か~。
今思うと、家の近くにある系列店の衣類コーナーの方にはおしゃれな物がすぐ見つかる場所にあったのに、とちょっと後悔。
ちなみにコピー用紙と反射板は帰りに家の近くのホームセンターで買いました。買い物所要時間5分未満(笑)

ショッピングモールって、同じような店がいっぱいある割には探している物がない。やたら広いから歩くだけで疲れるし、空気が乾燥してるから鼻やのどに異物が付着するのを感じて不快だし。
よく行っていた頃はそんなことなかったのに、しばらく行かなくなると、なんだかこういう施設って異次元世界みたいに感じます。
映画を観に行く以外はもう当分用がなさそうです。

必要な物を買うなら近くのスーパーとホームセンター、それにネット通販の方が時間の節約になるし、病気ももらわないし、いいですね。

そもそもショッピングモールって必要な物を買いに行くというより、色々な物を見てゆっくり楽しみ、気に入ったものを買うところなんでしょうね。

気持ちに余裕が持てたら、いつかまた行きたくなるかもしれません。

2010年12月15日水曜日

「ギルティ 悪魔と契約した女」第10話

宇喜田って本当に腐った奴でしたね。
宇喜田がそそのかさなければ、三沢の息子が親の力を借りて逃げることもなかったであろうし、
無関係な人たちに偽証させたり、何より芽衣子の冤罪もなかったのに。

まあ、三沢の息子もかなり腐った奴みたいだから、どの道他にも色々悪さをして他人を不幸のどん底に落としたりはしたでしょうけれど。いや~、三沢の息子役の柏原収史、うまいですね。悪いことを考えている時の顔をゆがめて底意地悪そうにうすら笑いを浮かべる表情は最高!!
このひと、朝ドラの方で子ども相手にクリスマスソングを一緒に楽しんでる人と同一人物なんですよね。そして柏原崇の弟。
溝口役の人もそうだけど、悪役の若い人、皆さん上手いな~と思います。

それにしても、宇喜田の犯した一連の罪は出世欲から出たもののようですが、罪のない多くの人間の人生を狂わせ、命までも間接的に奪い、それで得た出世によって彼の人生がどれほど満足のいくものになったのでしょう?はなはだ疑問です。結局は数々の悪行がばれたうえに、射殺されたし、
一体彼は何がしたかったんだ?と思います。

芽衣子の母親が芽衣子に冷たかった理由が一応わかりました。「あの子は悪魔の子」って言っていたのも、浮気して家を出た元夫に芽衣子が似ていたからでしょうか?それにしても実の娘にあれほど冷淡なのはしっくりこないのですが。あの母親もかなり壊れているのでしょうか?

今週、一番感情移入したのは万里です。宇喜田の悪行と、芽衣子の生い立ちや冤罪によってめちゃまちゃにされた人生を知り、真島への自分の思いを封じて、刑事として、人としての誠実さを優先した万里に拍手を送ります。ここにきてやっと万里役の吉瀬美智子の見せ場が来ましたね。
本当にカッコよかったです。

玉ちゃんは、吉瀬さんが長身だから、彼女といると小さく見えて可哀想。そして、夫や娘に言わせると、今回の玉ちゃんは顔が聖徳太子にそっくりだそうで。確かにあの髭のせいか、似てますね。

来週はいよいよ最終回。衝撃の結末ってなんでしょう?
実は芽衣子の浮気して家を出た父親が三沢だったとか?(それはないか。顔を知ってるだろうし。)
でも、ペットショップの店長はなんであんなに芽衣子に優しいのかずっと疑問でしたが、彼女がもし三沢の愛人だったら辻褄があうかも?

とにかく楽しみです。

2010年12月7日火曜日

「ギルティ 悪魔と契約した女」第9話

いよいよ15年前の事件の黒幕がわかりましたね。

堂島のリサーチのおかげで色々なことがわかりました。

しかし、ほんとに悪い奴はとことんワルですね。宇喜田と言い、黒幕親子と言い。
黒幕に息子の写真を見せてしまったときにイヤ~な予感がしたんですけど、やっぱり、黒幕側は堂島の息子の命を狙ってきましたね。

堂島もあそこで死ななくても良かったと思うのですが、芽衣子への贖罪のつもりだったのですね。
本当に堂島、よくやった。でも、彼の息子、かわいそう。
彼のルポが本になって出版されますように。

宇喜田は逮捕された後も、護送中の刑事を射殺(?)し、車の運転手の首を締めたりして、しぶといです。どんだけワルなんだ。

最終回は来週?それとも再来週?続きが早く見たいです。

それにしても今日のエンディングでの唐沢さんの腰振りダンス、何なんでしょう?顔は真面目な顔して、下半身は腰振ってるって…。劇中で、彼は亡くなり、今日が最後となった記念?
シリアスなドラマの中であの人だけ極端にはじけた役ですね。ちょっと前には劇中でも「まりり~ん♪」と腰を振りながら出てくるし。
 
今日は玉ちゃんの出番は少なかったけど、ついに芽衣子に「愛してる」と告白しましたね。ドキドキのラブシーンになっていたでしょうに、私はネットショッピングしながら見ていたので、玉ちゃんの演技をよく見てなかったのが残念。

2010年12月3日金曜日

ホテル・旅館協同組合

夫が一年ぶりに県外出張に出かけています。行き先は名古屋。
出発の一週間前になって、「宿泊先を探してるのにどこも12月4日だけは空いていない」と騒ぎ出しました。

一週間前になってから探すのがそもそも間違ってるんじゃないかと思いましたが、駅周辺だけでなく市内全域にわたって、当たれど当たれど12月4日だけが空いてないそうで…。

もしかして、ビッグバンドとかがコンサートでもするんじゃないの?と私が言うと、「もっと凄い人物、海外の政治家とかかもしれん。」と夫。「え?サミットか何かあったっけ?横浜では最近APECのがあったけど?」と私。

しばらくして夫が不意に思いついて、名古屋の「ホテル・旅館組合」に問い合わせてみました。
すると、何と言うことでしょう!!5分もしないうちに連絡が入り、希望の日時、場所、料金を満たす宿泊先を紹介してもらえました。まるで狐につままれたよう。
また担当の方がとても親切で感じが良かったそうです。
そんな団体があったんですね。知らべてみると、結構あちこちの有名観光地にそう言った組合があることもわかりました。
これからもお世話になりたいと思います。
そして、ついでに12月4日がなぜそんなに空き部屋が少ないかという理由がわかりました。
その日は嵐の名古屋ドームコンサートがあるということです。なるほど。私の想像が当たりましたね。ファンは全国から来ますからね。そして、夫が泊まれたのは旅館なのですが、それも納得です。嵐ファンは旅館よりホテル派が多そうですからね。

それにしても、去年横浜に出張に行ったときも、やけに人が多いと思ったら横浜アリーナで山ピーのコンサートをやっていたそうで、なぜか出張先にジャニーズが来てるという不思議なめぐり合わせを持つ夫です。