2017年4月22日土曜日

健康自慢だったのに・・・①

出産のため以外では入院したことがないのが自慢の自分が、まさか癌患者になるとは。

いえね、夜食や飲酒が止められず、異常なほどに太ったから何かしらの生活習慣病にかかってもおかしくないとは思っていましたが。

1月中旬頃、おそらく1年以上ぶりに月経前の様な感じがして気にはなっていたところに、下旬に凍結した路面で転倒し、翌日不正出血。ネットで色々調べたところ、子宮内膜増殖症の可能性。閉経後は普通エストロゲンが減り、内膜は薄くなるところ、肥満の人は脂肪からエストロゲンが生成され、内膜が肥大し、そこに子宮体癌ができやすいらしい。

念のためその日のうちに婦人科受診。生まれて初めて子宮癌検診を受ける。
やはり予想通り、子宮内膜が厚くなっているし、筋腫もある。またよくわからない水の溜まった袋状のものもエコーに映ってる。

→医大に紹介状、予約→10日後医大受診。婦人科と同じ検査。でも内診台がハイテクで思わず笑っちゃいました。受診後血液検査。ちなみに、出血は普通の月経の様に1週間で終わっていました。

→12日後MRI。

→その5日後2月27日の受診で告知。
増殖症では済まず、子宮体癌ができてるとのこと。でもかなり初期でよかったらしい。ステージ1aと思われるとのこと。そして摘出しましょうとのこと。え?手術?入院が必要ってこと?仕事どうなるの〜?と一瞬パニックに。でも先生が提示された日程が運よく春休み期間で元々ほぼ休みの予定だったので、すかさず「お願いします。」
腹腔鏡下手術だから1週間くらいで退院できるとのこと。

でも、待てよ。喜矢武さんの舞台、行っていいのかしら?手術後10日くらいで飛行機に乗って東京へ行き、ウロウロすることになるけど。

家に帰ってネットで調べたけど決め手となる情報はなし。
喜矢武さん主演の『犬夜叉』舞台、かなりのプレミアムチケットで、10口以上応募して全滅という話もちらほらある中、私は一口の応募で当選したのです。しかももう飛行機とホテル予約したし。

実際の手術日が決定するのはさらに4週間後の3月21日。決定後すぐに電話連絡が来ることに。それまでに3月8に血液検査や呼吸器と放射線の検査を受けたり、3月13日に麻酔科と婦人科を受診したり。この日は飛行機のキャンセルが出来る3日前。そこで東京行きのことを聞いてみたら、飛行機に乗るのが悪いわけではないけど、体調が大丈夫なんでしょうか?と言われました。よし、行こう!と決めました。

その日は帰り際に入退院センターに行き、説明を受けたり必要書類を受け取ったりしました。そこで限度額適用認定証について知り、その足で市役所に寄って取得。5分で発行してもらえました。私の場合入院期間が1週間なのに2か月分払うことになるのでなんだかもったいないけど、それでも多分3月分はかなり抑えられるはず。

その後3月22日にCT、さらにその2日後念のためPET CTを受けに別の病院に行ったりと、手術前は色々検査で忙しいものなんだと知りました。CTでは検査後の様子見の6分で蕁麻疹が出て、医療スタッフさんも自分も慌てました。婦人科外来の休憩室で30分くらい様子を見て、かゆみ止めの処方箋をもらって帰りました。2日後のPET-CTは特に何事もなく終わりました。