この映画、日本ではとうとう上映されなかったし、あまり見たいと思っていなかったので忘れていたのですが、日本でもDVDだけは出ていましたね、そういえば。これは買わないわけにはいきません。
昨夜寝る前に観ました。
期待していなかったけど、余韻の残るいい映画だと思いました。
ダニエルは、主役なのに半分くらいしか出てきませんでした。でも、ダニエルの役・ジョーの少年期を演じていたハリー・イーデンがなかなか魅力的で演技も良かったので、全く不満は感じませんでした。
ハリー・イーデン。ダニエルに似てますよね。 特に『氷の家』のダニエルに似てます。 |
目先の欲望に身を任せることしかできない者、人を思い遣り多くの人に慕われる者、愛情も責任感もある親のもとで育つ者、未熟な親の元に生まれてしまった者、人は皆、1人1人みんな性格も背負うものも違います。
そして大なり小なり忘れてしまいたい過去や心の傷があったり、幸せだけれど、どこかうまくいかないこともあったり、でも、ただそれぞれの人生を歩いていくのですね‥。
私にとってのいい映画とは、見終わった後余韻の残る映画です。そういう意味で、この映画はいい映画でした。
ダニエルの場面で気に入った画像を一つ。この顔が一番良かったです。
初恋の彼女に手紙を書いているときに、 ふと何か思いついた時の表情です。 |
2 件のコメント:
私はレンタルDVDが出た時に見たのですが
なかなかよかったです。
ダニエル監督でしたっけ?
評判はいまいちだったかもしれないけど、
温かい感情が残るいい作品でしたよね。
若いころを思い出す映画ってじ~んと
きます。
アリスさん、
ダニエルは制作総指揮だから、企画や配役もダニエルが考えたんでしょうかね。
私はこういった心に沁みこむタイプのストーリーは好きです。
ひと年とった大人ならじ~んとくる、そんないい映画ですよね。
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