昨日は、平田本陣記念館の企画展「ゲゲゲの妖怪美術館」を観に行きました。5月16日までの展示なので、今のうちに行ってしまおうというわけで。うちは2~3年に一回は家族でこちらの企画展を見に行きますが、私的には今回は特に、今ハマっているドラマ「ゲゲゲの女房」関連なので、期待感は5年前の「石原豪人展」以来の盛り上がりようでした。
連休前のためか、お客はまばら。でも老若男女を問わずいろんな人が見に来てました。石原豪人の時は子供に見せるのはちょっと…という絵もたくさんあったけど、水木さんの絵はそういう意味での緊張感はなくて気楽に見れて良かったです。
会場には、ゲゲゲの鬼太郎の原画や妖怪画など149点が展示されています。一反木綿(鹿児島県)やキジムナー(沖縄県)など日本各地に伝わる妖怪が、言い伝えを記した解説パネルと一緒に紹介されていて、興味深かったです。
また、東海道五十三次の浮世絵の中に妖怪を登場させている木版画の「妖怪道五十三次」も面白いアイディアだと思いました。
妖怪画は妖怪自体はマンガチックですが、背景の絵はまるで写真のように写実的で、さすがだと思いました。また妖怪道五十三次の背景も本物そっくりにできていてすごいと思いました。
初期作品の「墓場鬼太郎」の原画も展示されていました。私はアニメで「ゲゲゲの鬼太郎」としてしか見たことがなかったのですが、マンガの方も面白いですね。昭和40年前後の超常現象モノの雰囲気が懐かしいです。ちょっと知的な感じがいいです。
ドラマの「ゲゲゲの女房」を見ていて、貧乏漫画家なのにどうして一戸建ての建売住宅を買えたのか不思議に思っていたのですが、この企画展に展示されている略歴をみて納得しました。結婚する前に、ヒット作があったそうです。
マンガで書かれた人生絵巻も面白かったです。5メートルはあったと思います。絵巻の最後の方の「人生は屁のようなもの」と言う悟り?の言葉に妙に納得しました。
さて、受付のカウンタでお土産を販売していたので、帰り際に「鬼太郎まんじゅう」と『のんのんばあとオレ』の2点を購入しました。
おみくじが大吉だったらプレゼントがもらえるそうです。饅頭にしては薄すぎて、オヤキと言った方がよいようなお菓子ですが、ほんのり抹茶風味の皮に粒あんがおいしかったです。
実は昨日の朝から扁桃腺が腫れていて、平田から帰って熱を測ったら38.4度もありました。平熱が35度台の私にすればかなりの高熱です。今朝から休日診療所でもらった薬を服用してますが、いまだに頭痛、咽頭通に苦しんでます。饅頭はもちろんのこと水分を飲み込むのにも一苦労。
もし病気を一瞬で治してくれる妖怪がいるなら、いますぐ会いたいです。
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