2010年4月7日水曜日

「ゲゲゲの女房」第2週三日目

今日は、ついにおばばがこの世を去りました。
源兵衛がまた変な事業意欲を起こして、おばばに気をもませていたから心配していたのですが、やっぱり。
源兵衛が大の字になって一人駄々をこねてる姿はかわいかったですけどね。

おばばから布美枝への最後の語りかけ。いつもだったら感動するのに、今日は今にも死にそうなはずのおばばの顔が妙につやつやしているのが気になって入り込めませんでした。

でもおばばが亡くなってから、源兵衛が大福帳を見ておばばの努力と苦労について回想するシーンに泣かされました。おばばは、早くに夫を亡くして、読み書きもできないところから夜なべして字を練習し、家事や商売を切り盛りして源兵衛を育ててくれたのです。
現代を生きる40代50代の私たちの親世代が布美枝たち。そしてその親世代の源兵衛。その源兵衛にもお母さんがいて…。それぞれの生きた時代背景に思いを馳せ、一層涙がこみ上げます。

大福帳を送り盆のように川に流した後、「おかあさん!」と泣き崩れる源兵衛。あの頑固おやじの源兵衛の母を偲ぶ気持ちが痛いほどわかります。おばばが倒れる前に大の字になって駄々をこねていたまるで子供のような源兵衛と重なり合ってまた涙腺が緩んでしまいました。

毎日必ず感動して泣いてしまいます。そして毎日必ずクスッと笑わせられます。15分の中に無駄のない演出と確かな演技でこれほどのものが作れるなんて凄いですね。

ここ数年の朝ドラとは大違いです。まだまだ序盤なのにこんなに毎日朝ドラを楽しみにしているなんて、驚きです。

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