第2週も良かったです。
戦後の日本の復興の様子がよく描かれていると思います。
昭和35年頃はまだ私は生まれていませんでしたが、ヒロインやその友達、男の子たちの服装が、実家のたんすにしまってあった父や母の若い頃の服とそっくりで、リアルに懐かしいです。
2週目も主な人物は皆とてもよく描かれていて、どの人物にも共感できます。
それにしても、布美枝の母親役の古手川祐子さんの演技、うまいですよね。第一話からずっと注目しています。台詞がある場面だけでなく、台詞がない場面での表情やしぐさも凄くリアルで共感できます。最初に凄いと思ったのが、源兵衛が金物屋を始めると言いだしたのに対し、くぎを刺したのに、言いくるめられた時のぐっと言葉を飲み込む表情です。
失礼ながら古手川さんがこんなに演技がお上手だとは知らなかったので、意外でした。その後もどんな場面でも納得の演技を見せてくださっています。出雲弁もとても自然です。
インスタントラーメンの実演販売のお客さんにだけは違和感を覚えました。島根の人間は基本的に人前ではあんなにガツガツしないんですけどって思うのです。同じ台詞でも、もっとのんびりおっとりした感じで言うと思うのです。まあ、不快と言うほどではなかったですけどね。
明日からいよいよ第3週。布美枝としげるのお見合い、楽しみです。松下さんは内気でやさしい布美枝をさわやかに演じて、素敵な布美枝像を確立してますが、向井君はどんな茂像を見せてくれるでしょうか?楽しみですね。
それと、舞台が東京に移ってからも安来の父母の出番がありますように。
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