今日の予定として当初は足立美術館へ行こうかと考えていましたが、大塚にも足を延ばした場合、時間的に厳しいので、やはり足立美術館はもっと時間に余裕のある日に行くことにしました。
代わりに、今日はちょうど夫が代休が取れたので、念願の‘夫婦で「RAILWAYS」鑑賞’をすることにしました。
平日にもかかわらず今回も観客が多かったです。この映画は、あまり今どきの映画館に来たことのないお年寄りの観客が多いためか、毎回、通常は聞かない場内アナウンス、「レイルウエイズが始まる前に他の映画の予告編が入りますので、席を立たずに待っていてください。」というのが入ります。
4回目にもなると、本当に細かいところにも気がつきますね。肇の実家の座卓に、広告紙で折った屑入がぎっしり、広げた屑入に入れた状態で置かれていました。これ、私の実家でもやってます。
田舎の70代の母親のイメージをとってもよくあらわしている小道具だと思います。多分、その家を撮影用に貸してくださったお宅にもともとある物をそのまま使ったのではないかと思います。
悔しいことに、私は4回目でようやく気付いたのに、夫は一回目でこの屑入に気付いてました。
さて、辛口になりがちな夫から見ても、「RAILWAYS~49歳で電車の運転士になった男」はよくできたいい映画だったようです。
感動したツボは私とは違っていたようですが、鷺のシーンはやはり印象に残ったようです。
また、同じ錦織監督の「白い船」は、予告編でヒロインが「ただ手を振っているだけなのにどうしてこんなに涙が出るんだろう」と言っているくらいに、ひたすら「手を振る」だけの力技で強引に感動させていたけど、今回は、相変わらず手を振らせてはいるものの、力技ではなく、しっかりした内容で細かいところまでよく考えて作られた感動作だと感じたそうです。
でも、夫はたとえ感動しても、やっぱりツッコミを入れずにはいられない性格です。以下は夫のツッコミ:
①遠藤憲一の法則。遠藤憲一が無造作ヘアーで前髪を下ろしているときは、どんなに目が血走っていても、いい人役、髪をポマードで固めオールバックにして、銀縁眼鏡をかけていたら悪者の役だと内容を見なくてもわかるのだそう。今日のレイルウェイズを見て確信したそうな。
②エンドロールを見ていたら、中井貴一さんだけ専属のヘアメイクがいることが分かったけど、なぜ中井さんだけに?
③主人公・肇が、乗客が起こしたトラブルの責任を取って退職願を出したとき、もっと社長(橋爪さん)や営業課長(佐野史郎さん)が引き留めなきゃ。やっぱり、ここは「不退転の決意か?」って言ってほしかった。
ところで、6月16日はTジョイ出雲で13:30~15:45の上映後中井貴一さんや高島礼子さんが来て舞台挨拶をされるそうです。12日から大人1800円でチケットが発売されるのですが、中井さんは見たいもののさすがに5回も観るのもな~と迷っています。
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