2010年6月25日金曜日

今週の「ゲゲゲの女房」(第13週)

安来に3年半ぶりの里帰りを果たした布美枝。昔と変わらぬ様子になごんでいたのも束の間、実は弟・貴司や妹・いずみが、今後の人生の方向性について、独善的な父・源兵衛の考えと違うことに悩んだり、反撥したりしていることが明るみに。

弟・貴司については、以前「鶴瓶の家族に乾杯」の感想でも書きましたが、消息が気になっていました。長男は教員の仕事があり、次男(ここでは貴司)が酒屋の仕事を任されていたのに、現在は長男さんが教職を退いてから酒屋を経営されている様子だったので、一体、次男さんはどうされたのだろうと心配していたのです。家のために尽くしてきた貴司の人生設計を源兵衛はどう考えていたのか?と気になっていたのですが、やはり、親としてちゃんと貴司のことも考えて、酒屋の2号店まで出して、貴司にまかせようとしていたなんて、さすが源兵衛さんです。
でも、現在の飯塚家の様子から考えて、結局は次男さんは酒屋は継がれないのかな。それとも2号店の方を経営し新居を構えられたとか。まあ、明日の放送でその辺はわかるでしょう。フィクションだから真偽のほどはわかりませんが。

藍子ちゃん、4代目になりましたが、3代目までの赤ちゃんたちとはちょっと雰囲気が変わりましたね。でも、やっぱりかわいいし、演技うまいですよね。昨日なんか、甥っこの俊文が面白い顔をして見せたら、しばらくその真似をしていましたよね。今日は、言葉を発したり。そうそう、茂が4歳にして初めて発した言葉は「ねんこんばば」なんですよね。「これはおれのクソじゃない、猫のだ」と、自分の粗相を猫のせいにしたという話。
こういった、茂の子供時代のエピソードは水木しげるさんの著書で読んでけっこう知っているので、このドラマで改めて聞くとなんだか懐かしいです。

藍子には安来のおじいちゃん・おばあちゃん、境港のおじいちゃん・おばあちゃんともメロメロですね。特に境港の絹代ばあちゃんは、藍子を離さないものだから修平爺さんは抱っこしたくて腕を差し出しているのに、おあづけ状態で可哀想なような、かわいいような。

さて、茂さんの方ですが、妻子が遠方の実家に帰っている間に、偶然とはいえ、はるこがやってきましたね。はるこったら頼まれもしないのに「アシスタントの仕事ですから」と言って居座って女房気取りでかいがいしく家事にいそしんだりして。でも、そんなことじゃないかと心配してきた浦木に邪魔されて、結局、茂に追い出される始末。それでいいのです!!実話の方はどうだったのか知りませんが、茂さんは魅力的だから、はるこの気持ちもわからなくはないけど、行動面ではバツです。

今日の茂さん、忍法屁力?を描きながら放屁し、その音色について布美枝に話しかけたつもりでいたけど、「ああ、そうだった」。布美枝は実家に帰っていていないんですものね。このシーンにはちょっとキュンとなりました。そして茂さん(向井くん)、かわいかったです。

昨日発売の『女性セブン』に向井君の記事が出てるので、スーパーの雑誌コーナーでそこだけ立ち読みしました。記事のほとんどが2月発売の『「婦人公論』の焼き直しっぽかったけど、浪人時代からのバーテンダー生活を彼の人生の下積み時代とし、ゲゲゲで演じている茂との共通点であると言う観点で書かれていました。確かに、初めのバイト時代は安い時給で働いていたんですものね。実家はそれなりに裕福だったでしょうに、あえて自立のためにそういう生活をした向井くん。只者ではないし、だからこそ、いろんな立場の人間を演じる俳優は向いているでしょうね。

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