空に浮かぶ雲、流れる雲、いろいろな模様で広がっている雲、ながめているだけで胸いっぱいに新鮮な空気を吸い込んだような感覚をおぼえ、日々の生活をリフレッシュしてくれます。それで日々気づいたことを書き留めるこのブログのタイトルを『雲をながめながら』に決めました。
2008年1月22日火曜日
『バス男』
『バス男』(2004年アメリカ、日本では劇場未公開)
きーこさんからかねがね勧められていたのですが、ついに観ました、『バス男』。 私も気に入りました。後味がとても良く、なんかこう、元気が出てきます。
あらすじは・・・
毎日バスに乗ってハイスクールに通うナポレオンは、ルックスもライフスタイルも、超がつくほどダサくて、しかもオタクっぽい男子。学校でもいじめられてばかり。おばあちゃんと、30歳を過ぎて無職&チャット恋愛中毒の兄と3人で暮らしている。おばあちゃんが入院してから面倒を見に来ている叔父さんは、かつての栄光の日々を振り返ってばかり。しかも怪し気なビジネスを行っている。友人は勝算ゼロなのに生徒会長に立候補を企むペドロだけ。そんな彼らにもダンスパーティの季節がやってきた。パーティまでにパートナーを探さなければならない。オタク男子ナポレオンはスィートな彼女をGETできるのか!?
原題は『ナポレオン・ダイナマイト』。邦題が『バス男』なのは当時『電車男』が日本で流行っていたからとか。この邦題は映画の内容とほとんど関係がないです。 主人公のナポレオン・ダイナマイト役のジョン・へダーはこの映画で有名になり、その後いろいろなコメディに出演しているようです。最近では『俺達フィギュアスケーター』など。
とにかく、しょっぱなから、ありとあらゆる「とほほ」のオンパレード。主人公のナポレオン・ダイナマイトだけでなく、周囲の人間もかなり笑わせてくれます。私的にはナポレオンの家に写真の営業に来た同級生の女の子もツボでした。いい味出してます。
ナポレオンはときどき他の男子からいじめられたりしていますが、決していじけたりはしてないんですよね。手話クラブの一員らしく女子ばかりのクラブの中に黒一点で手話で歌を披露したりします。そのシーン自体にも受けましたが(^^)。しかも結構熱いところがあるんですよ。映画の終盤で彼が大活躍?します。
コメディーとしても楽しめるし、観終わった後にはなんとなく爽やかな気分になり、元気が出てくる青春映画でもあると思います。なんかいいなぁ~、この映画。きーこさん、勧めてくれてありがとうございました。
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2 件のコメント:
決して一般受けする映画ではないけど、私はすっかりハマリました。ダイナマイト役のジョンヘダーの演技(ほんとは素なんじゃないか)も見事だけど、脇役のキャラクターたちがそれぞれとてもおもしろくて。
ところで、お兄さんのチャットの相手のラフォーンダが南海キャンディーズの静ちゃんそっくりと思ったのは私だけでしょうか?
きーこさん、面白い映画を教えてくれてありがとうございました。
確かに一般受けする映画ではないかもしれませんね。私も最初の方は主人公のダイナマイトの容貌が生理的にちょっと・・・と思ってましたしね。そこが第一関門かもしれませんね。それと、「とほほ感」が好きな人には面白いかもしれませんね。
ほんと、他の登場人物も面白かったです。ラフォーンダは、私はダニエル主演の「アークエンジェル」に出ていた黒人女性学者にそっくりだと思ってみていたので、静ちゃんは考えも付きませんでした。でも言われてみれば、そうかも。
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