2008年2月29日金曜日

昨日の鹿男(第7話)

ついに、堀田イトの正体が明かされましたね。

堀田は鹿の使い番だったのですね~。まあ、だいたい想像通りでしたが。
でも、ワタシ、「ありえないけど、もしかして堀田は鹿の化身?」なんて思ったりもしてたので、意外と当たり前の設定に「へ~え」という感想でした。
堀田の告白から、それまでの彼女の不可解な行動の意味が明らかになっていく過程が面白かったです。「パンツ三枚1000円」「鹿せんべい、そんなにうまいか」など黒板に書かれた行動を小川がとっていたとき、その様子をいつも鹿が見ていたので、ワタシの中では堀田=しゃべる鹿?と思ったりしたのですが・・・。実は鹿が逐一堀田に報告していたのでした。そして自分の身に起きている事を信じ切れない堀田が、小川の反応を確認する為にあんな落書きをしたのでした。なるほどね~。

そして、ねずみの運び番、やはりリチャードでしたか。「狐のは」での怪しい行動など、毎回なにかしら意味深な言動があったし、シゲさんやシゲさんのおばあちゃんが彼の人柄に懐疑的なので怪しさは登場人物の中でNo.1です。でも、それじゃぁ、わかり易すぎるし、これから最終回までどんでん返しはないのでしょうか。はたしてリチャードは本物の悪者なのでしょうか。

今後は日本を救う為に、小川と堀田が全面的にタッグを組むんですね。いよいよ本格的に戦い?が始まるのですね。

そして、本物の目とは何か。
藤原やシゲさんがなにか重要な鍵を実は持っていたり、使命を担っていたりして。
たとえば狐の使い番は長岡先生ですが、運び番は誰か別にいるのですよね。それがシゲさんだったりして。
などなど色々想像するのが楽しいです。

それにしても、堀田が家出をして、女子高生の行きそうな場所として小川が「漫画喫茶とかサウナとか?」と挙げたのにはズッコケましたが、堀田が過ごしていたのが本当に「サウナ」だったとは・・・(w)

また、今回の印象的なシーンは、小川が鏡に映る頭部が鹿の自分の姿を見て、「オレってどんな顔だったっけ」と言うシーンでした。 小川には悪いけど、思わず噴き出してしまいました。

それと、今回は玉ちゃんの色白の美形ぶりが際立ってたのが、ワタシ的にはこの回のおいしいところです。

5 件のコメント:

ジョディ さんのコメント...

予想分析ばっちりですね! 
これからますます目が離せないわ。
堀田役の多部未華子がいいですね。山椒じゃないけど小粒でぴりっとして、そして凛とした感じ。
リチャードは坊ちゃんの赤シャツを意識したキャラなのかな、といつも思うんです。
予告ではリチャードに詰め寄ってましたが果たして・・・。付き合って見てる主人が「ようやく面白くなってきたじゃん」とぽつり。いつも”斜め見”だったので・・・って私も最初の頃はそうだったのだわ~(^_^;)

yochan さんのコメント...

いやぁ、大ハズレかも知れないですけどね(^^;。原作を読んでる方から苦笑されてたりして・・。
多部未華子、いいですよね。ほんと、ピリッとしていて凛としてますよねぇ。
リチャードが赤シャツ!言われて見るとそうですね。すごい、ジョディさん!
考えてみたら、全体の設定そのものが「坊ちゃん」ですね。まさに小川が坊ちゃんで、藤原がヤマアラシと符号する点が多いですよね。
ナイスなヒントをありがとうございます。

yochan さんのコメント...

さっき何十年ぶりに「坊ちゃん」を読み直しました。山嵐の名前って「堀田」だったんですね。ヤマアラシは藤原ではなく堀田ですね。
「坊ちゃん」を読んでると、あれも、これも「鹿男」と同じだったのね~と、今更ですが気づきました。
 生徒が黒板に落書きするところとか、赤シャツが坊ちゃんを釣りに連れて行ったりとか・・・(「鹿男」では赤シャツならぬ桃シャツがゴルフに誘ったのでしたが・・・)。
 多分30年暗い前に読んだはずなのに、ここまで忘れていたとは。あの当時は良くわかってなかったのかな。

ジョディ さんのコメント...

私も中学生の時に読んだきりですよ~(笑) 生徒に布団の中に(蚊帳だったかも?)バッタを入れられたり、学校の外での生活をからかわれたり~でしたよね。やっぱり似た設定ですね。それにしても短時間で読み終えてしまうなんて、すごいわ~!

yochan さんのコメント...

さすがジョディさん、よく覚えてらっしゃいますね~。わたしなんて登場人物の大体のイメージしか覚えてないし、エピソードも忘れてるんです。もしかして学校の国語の教科書で読んだだけだったっけ?あれって抜粋ですものね。全体のあらすじなどは他の色々な媒体で頭に入ったとか…。
でも、今回ジョディさんのおかげで夏目漱石の名作「坊ちゃん」を通して読むことができてよかったです(実は10ページくらいとばしたところもありますが)。今は娘が読んでいます。