こういう本を待ってました。というより作りたかったです。
内容は裏表紙の言葉を借りると、
「裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。駄洒落あり、ツッコミあり、説教あり。スピーディに一件でも多く判決を出す事が評価される世界で、六法全書を脇に置き、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。本書は法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。」
例えば・・・
ところで君は、さだまさしの「償い」という唄を聴いたことがあるでしょうか。この歌詞を読めば、なぜ君の反省の言葉が心を打たないか、わかるでしょう。
実は数年前から、新聞の地元欄に時々載せられている裁判の記事で松江地裁の飯島健太郎裁判官のお言葉が気に入っていて、DHにも教えて二人で一緒に喜んで見てたのです。具体的にどんな名台詞だったのか今となっては思い出せないのですが、何回か感動させられたり、楽しませてもらったりしてたんですよね。新聞を読むに当たり、「人生案内」の爆笑ネタに並んで私が心待ちにしている記事なのです。感動のあまり読売新聞松江支局にメッセージを書いたこともあるくらいです(結局送信したかどうか忘れましたが)。
そして、かの飯島健太郎裁判官のお言葉、表記の本にしっかり載ってました。さすがです。6年前、大阪地裁時代のお言葉と2年前の松江地裁でのお言葉が載ってましたが、 ここに載せるほどの内容ではないので書きません。実際はもっといい発言がたくさんあったのでこの本に掲載されていたものでは物足りなさを感じるのです。
この本を読んで全国には飯島裁判官だけでなく他にも多くの素敵な裁判官がいらっしゃる事がわかりました。このような本が出版されたと言う事はわたしら夫婦のような読者層がいるということはリサーチ済みだったのでしょうかね。
この本の著者のブログにはもっと多くのお言葉が掲載されてます。
http://miso.txt-nifty.com/tsumami/2006/05/post_a6ae.html
2 件のコメント:
ああ~思い出しました!さだまさし云々の裁判長の言葉、数年前でしたか。法曹の世界の人っててどうしても堅物って思いがちですが、面白いですね~。ただ、最近は疑問に思う判決も多いですね。注目の山口母子殺害事件の第三回公判、判決はズバっ!と出してほしいものです。
山口母子殺害事件、あの被告人と弁護士はひどすぎますよね。世間を舐めきっているとしかいいようがないです。本当にぜひ、ズバッと裁判で斬って欲しいと思います。
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