2007年7月29日日曜日

中国もいろいろ

 今週末はDHが単身赴任先から帰らなかったので、ホームステイに来る予定のゲストについて電話で報告しました。
 寧夏回族自治区から来るのだと伝えると、すかさず「そこは中国と言ってもイスラム圏だから顔ももしかしてイスラム系かも、食事制限があるし、お祈りもするんじゃない?」「もし、名字が馬さんならかなりの確率でイスラム系だと思うよ。」と返されました。 さすが、なんでもよく知ってるな~と我が夫ながら感心、感心。
 で、うちに来る子はなんと本当に「馬」さんなのでした。 しかも食事制限の項目に「豚肉」との記入が確かにあります。お父さん、すご~い。

 回族ってやっぱり回教(イスラム教)を信仰している民族ということでしょうね。中国にはいくつかの少数民族の自治区がありましたね~、いわれてみれば。調べてみると寧夏回族自治区は四季があり、土地にも恵まれ、かなり農業が順調で人民の暮らしも比較的良いようです。またいろいろな工芸品も生産しています。アラブ系と漢民族の混血が続いた結果、見た目はほとんど漢民族っぽいそうです。でも、アラブ系との混血ならもしかして美男美女が多かったりして・・・。顔の濃い中国人、または薄めの顔をしたアラブ人って感じかな?今度来る子はどんな感じなのか会うのが別の意味でも楽しみになってきました。
 ところで「馬」さんとイスラム教との関係ですが、調べてみるとマホメットの名前からとったのが「馬」ということでした。なるほど。
 いや~、勉強になりました。

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

へぇ~、さすが人口の多いお国柄。
本当に『中国もいろいろ』・・ですね。
日本国内に閉じこもっていると、いろいろな国の風習や文化に触れる機会も少ないですが(特に島根はそうかも^^;)他所を知るというのは世界が広がっていいことですよね。
もっとも、国内でも地方により言葉の言い回しや慣習が違うので、それを知ることも大事ですけど。
日本を代表する観光地で生まれ育った私は、保守的なこの土地柄で暮らしていく術をようやく見つけつつあります(笑)

yochan さんのコメント...

はい、北海道にはアイヌ民族が暮らしてますしね。日本もいろいろです。

サスケさん、この土地柄で暮らしていく術を見つけつつあるんですね。すごいですね。私なんか産まれてからずっと住んでるのに未だに自信がないんですよ。多分一族の中でも変わり者だと思われてるでしょうしね。親、姉、親戚にいろいろ教わりながらなんとかやってます。

匿名 さんのコメント...

中国って多民族国家なんですわね。辺境の方には色々な少数民族が沢山いらっしゃって、独自の文化圏なんですのよね。でもホームステイを受け入れるっていうのも、ちょっと面白い経験のような気がしますね。ようちゃん、きちんと社会活動もされておられるのねん。エライですわ~。ワタシなんて自分のエゴで充満した日々ですことよん。タハ~。

yochan さんのコメント...

kikiさん、いらっしゃいませ。
ホームステイのホストファミリーになるのって楽しいし、勉強になるので社会活動しながら自分のためにもなってるなと思います。うちは長くても2泊3日くらいしか受け入れられないですけどね(それ以上長くなるとしんどくなりそうですしね。)いろいろなお国の事情などがわかって勉強になります。去年、アフガニスタンからのゲスト(教育関係者)が国へのお土産に懐中電灯を4本も購入していたので理由をたずねるととにかく夜暗いからだというのです。日本で何不自由なく暮らしている自分には思いもよりませんでした。彼は甘いものばかり食べてましたね。向こうでは食べられないからです。フェアウェルパーティでも料理ではなくデザートのケーキを3切れも一度に皿に乗せてました。別れ際にうちの夫は泣いていました。国へ帰ってからの彼の行く末を思うと涙なくしては見送れなかったそうです。私はそこまで感受性が強くないので割りとあっさり見送りましたが(;^^A
あと、アメリカ人の高校の先生は中古住宅のローンが月給の半分もあるし、娘の教育費も増えるから転職したいとか、いろいろな生の話が聞けて良かったです。

匿名 さんのコメント...

フムフム、勉強になります。私は、天安門事件以前の中国に(20年前位…ふっ古い…)遊びに行ったことがあるんですが、あっちこっち工事中でした。北京・南京・上海とかです。旅行会社の企画物では無く、20代から50代の気の合った人達の集まりで自分たちで企画して行きました。上海での夜、屋台で食べ歩いたこと。いつまでも、途切れない人混み。朝早く通勤のために道路を埋めていた自転車。北京から南京まで鉄道で行ったときのいつまでも変わらない車窓の景色。南京から飛行機に乗った時、エンジントラブルが起きて、離陸前だったので、機長や従業員が最初に逃げ出したときの事(笑い)など思い出しました。今は、全然違った景色になっているんでしょうかねぇ。懐かしいです。

yochan さんのコメント...

匿名さん、貴重な体験をされましたねえ。匿名さんのお話を読んでいると、20年くらい前の「世界まるごとHOW MUCH?」とかウーロン茶のCMとかいろいろテレビで見た風景が思い浮かびます。
私は中国は行ったことがないのでツアーででも行って見ようかと思うこともありますが、主人が「今の中国なら行く価値がない」と言います。主人も20年ほど前、東京からUターンした頃2週間ほど中国を旅したそうで、主人の中ではそのときの中国こそ、「ザ・中国」のようです。