2010年12月15日水曜日

「ギルティ 悪魔と契約した女」第10話

宇喜田って本当に腐った奴でしたね。
宇喜田がそそのかさなければ、三沢の息子が親の力を借りて逃げることもなかったであろうし、
無関係な人たちに偽証させたり、何より芽衣子の冤罪もなかったのに。

まあ、三沢の息子もかなり腐った奴みたいだから、どの道他にも色々悪さをして他人を不幸のどん底に落としたりはしたでしょうけれど。いや~、三沢の息子役の柏原収史、うまいですね。悪いことを考えている時の顔をゆがめて底意地悪そうにうすら笑いを浮かべる表情は最高!!
このひと、朝ドラの方で子ども相手にクリスマスソングを一緒に楽しんでる人と同一人物なんですよね。そして柏原崇の弟。
溝口役の人もそうだけど、悪役の若い人、皆さん上手いな~と思います。

それにしても、宇喜田の犯した一連の罪は出世欲から出たもののようですが、罪のない多くの人間の人生を狂わせ、命までも間接的に奪い、それで得た出世によって彼の人生がどれほど満足のいくものになったのでしょう?はなはだ疑問です。結局は数々の悪行がばれたうえに、射殺されたし、
一体彼は何がしたかったんだ?と思います。

芽衣子の母親が芽衣子に冷たかった理由が一応わかりました。「あの子は悪魔の子」って言っていたのも、浮気して家を出た元夫に芽衣子が似ていたからでしょうか?それにしても実の娘にあれほど冷淡なのはしっくりこないのですが。あの母親もかなり壊れているのでしょうか?

今週、一番感情移入したのは万里です。宇喜田の悪行と、芽衣子の生い立ちや冤罪によってめちゃまちゃにされた人生を知り、真島への自分の思いを封じて、刑事として、人としての誠実さを優先した万里に拍手を送ります。ここにきてやっと万里役の吉瀬美智子の見せ場が来ましたね。
本当にカッコよかったです。

玉ちゃんは、吉瀬さんが長身だから、彼女といると小さく見えて可哀想。そして、夫や娘に言わせると、今回の玉ちゃんは顔が聖徳太子にそっくりだそうで。確かにあの髭のせいか、似てますね。

来週はいよいよ最終回。衝撃の結末ってなんでしょう?
実は芽衣子の浮気して家を出た父親が三沢だったとか?(それはないか。顔を知ってるだろうし。)
でも、ペットショップの店長はなんであんなに芽衣子に優しいのかずっと疑問でしたが、彼女がもし三沢の愛人だったら辻褄があうかも?

とにかく楽しみです。

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