2010年12月22日水曜日

「ギルティ 悪魔と契約した女」最終回

そう来たか~!!

15年前の事件の真の黒幕というか原因はペットショップのオーナーだったのですね。
そして彼女こそが三沢の娘だったのですか。愛人だと思ってました。
母を捨てた三沢に復讐するために、三沢息子をそそのかし事件を起こさせたのに、思わぬ結果を招き、なんの関係もない芽衣子を冤罪に追い込むことになったのですね。
罪悪感はあったものの真相を公表する勇気もなく、芽衣子の出所後の面倒を見ることで贖罪としていたわけですか。なるほど異常なほど芽衣子を気遣っていたわけだ。

三沢息子は無様な最期でしたね。最期の瞬間は当然映せないでしょうが、まだ死んだかどうかわからないのに、芽衣子の自殺を防ぐことしか頭にない真島にちょっとハラハラしました。まあ、確かに目の前で自殺しようとしている人間を助けるのが優先順位としては先でしょうけど。

芽衣子の母が姉と勘違いして芽衣子に、母としてのこれまでの過ち(芽衣子に対する酷い仕打ち)を懺悔したシーンには泣けました。芽衣子が感極まって「お母さん!!」と叫んだ瞬間、母が目の前にいるのが芽衣子だと気付いたシーンが特に良かったです。

そして、ラスト。芽衣子は服毒自殺?それとも毒ガスを吸引したのでしょうか?
芽衣子が死ぬ間際に「ア・・イ・シ・・テル」と途切れ途切れに、ふりしぼるように真島に告白するシーンにも泣けました。やっと封印していた想いを伝えられて良かったね、と声をかけてあげたくなりました。
芽衣子が服毒自殺なら、息を引き取った芽衣子に口づけした真島も死ぬもしれないですよね。長いキスの途中、ガクッとなった瞬間がありましたが、もしかしてその時、真島も死んだのでしょうか?

今日も万里が最高でした。終盤になるまでは、嫉妬から芽衣子につらく当たったりして、あまりいところがなかったけど、結局このドラマで一番いい役だったのは万里ですよね。最高にカッコ良かったです。4年前「のだめ~」のエリーゼや、その後「サラリーマンNEO」で「変な感じの係長」を演じていたときはアンドロイドっぽい印象だった吉瀬さんでしたが、万里を演じている彼女は凄く人間味あふれていたし、正義を貫き、エゴも捨てられる潔さを上手く演じていましたね。

今日は玉ちゃんもかっこよかったです。とくに車の中から三沢邸を監視している時の、髪をタイトにまとめた真島(玉ちゃん)、素敵でした。

そして堂島は死んでなお、たくさん出番がありましたね。(彼もやはり、おいしい役でしたね。唐沢さんのイメージが180度変わりました。)
万里の手で彼の記事が公になるのが楽しみです。

いろんな意味でこのドラマは面白かったです。久しぶりに夜のドラマにハマりました。

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