2010年7月27日火曜日

「インセプション」

今日は今年度の数少ない1日オフの日。午後から映画を観に行きました。
他に観たいものもなかったので、「インセプション」を観ました。夏休み中とはいえ、平日の午後3時10分からの上映のためか、観客は20人くらい。いい席で見ることができました。

迫力のある映像と音響は映画ならではでした。
内容的には、観ていて結構疲れました。
何層もの夢の世界をチームでコントロールしているのは面白いのですが、そこに主人公の過去の問題が入り混じってくるしで、集中して見るのに神経使いました。途中、1時間経過したあたりで退席する人たちもいました。

ディカプリオは童顔なのが受け付けなくて、恋愛物は絶対見ないけど、「インセプション」みたいな映画ならOKと思って観ました。演技はさすがに良かったですし、意外に背が高くスラリとしていて、身のこなしもなかなかかっこよかったです。

渡辺謙は期待したほどインパクトのある役ではなかったのがちょっと寂しかったです。

一方、アーサー役のジョゼフ・ゴードン=レヴィットは気になる存在でした。

あと、イームス役のトム・ハーディは、「レイヤー・ケーキ」でダニエルの相棒をやってた時よりふっくらして、雰囲気もドラマ「HEROES」のマットみたいな感じになってました。

「バットマン」の執事役のマイケル・ケインも出てましたが、彼が出るとほっとしますね。
「バットマン」といえば、この映画のインセプション(=考えの植え付け)のターゲットにされたロバート(キリアン・マーフィー)が、クリスチャン・ベールに見えてしょうがなかったです。

アリアドネ役のエレン・ペイジは存在感あります。最初アリアドネがあんな非合法な仕事に手を染めてしまったいきさつが今一つ納得いきませんでしたが、観ているうちに、そういうキャラなのねと腑に落ちました。

映画の出だしは日本風のお城で、新幹線や東京の夜景などもたっぷり出ていたのはうれしかったです。ハリウッド超大作に日本人が出演するのはもちろんですが、日本が舞台として映るのも純粋にうれしいです。エンドロールにもJR Train の名前がありました。ただ、カーチェイスに使われていた普通車はヒュンダイでしたね。

疲れる映画でしたが、こうして思い出してみると、結構面白かったかな。

2 件のコメント:

ジョディ さんのコメント...

この夏一番の話題作! 
yochanも観てきたんですね。

最初からフルスピードで展開する複雑なストーリーに乗り遅れまいと必死で観て、私も疲れました~(笑)。途中意識が飛んだところがあったりして~ははは。
この監督はこういう作風ですよね。あまり観客に親切じゃない? わかりやすい説明はなくて冒頭からいきなり本筋に入ってますもんね。

ジョゼフ・ゴードン=レヴィットはやっぱり注目しちゃいますね(かっこいい!)。エレン・ペイジも良かったですね。今度ダニエルと共演なんだぁ、楽しみ?!
キリアン・マーフィーは、大企業トップ二代目の苦悩とか佇まいが、「ダークナイト」のクリスチャン・ベイルと重なるのでは?
この人もノーラン監督の常連さんですね。 
(クリスチャンの名が出て嬉しいな♪♪)
渡辺謙に関しては私も期待しすぎた感が・・
でもまあ、日本人でハリウッドの現代劇でこれだけの大役は快挙でしょうね。

もう一度観たいなと思うんですが、う~んDVDになってしまうかも。
 

yochan さんのコメント...

今上映中の映画で他にこれと言った作品がなかったので観たのですが、やっぱり大作だけあって見応えはありました。疲れましたけどね~(^_^;)

この監督の作品は他には「バットマン」と「ダークナイト」しか観てないけど、確かに、初めに説明的な部分がないですね。観客は観ながら状況を把握するパターンですね。

エレン・ペイジはまだダニエルとの共演は候補でしかないのです。もし、彼女に決定ならうれしいなあ。役柄に合ってる感じがしますし。

キリアン・マーフィについてはおっしゃる通り、「ダークナイト」のクリスチャン・ベイルと重なったのだと思います。繊細な感じの顔のタイプも似てる気がします。

「インセプション」もう一回観るには勢いが要ります。やっぱり疲れますからね