2010年7月25日日曜日

結婚式

今日は姪の結婚式に参列しました。
式場は出雲大社神楽殿。

式場入口のある建物と神楽殿は別の建物なのですが、地下廊下でつながっています。エレベータなどなく、お年寄りも着物姿の花嫁も皆、待合室から迷路のような廊下と階段を上がったり下がったりしながら、式場に移動です。まったくバリアフリーとは程遠い作り。

神楽殿まで出ると、いつもなら外から見ている鏡の池を反対側の上方から見ることができ、ちょっと感動しました。山あり谷ありの人生を乗り越え、道は開けるのだという教訓のためにあの迷路はあったのか?

神楽殿の中に入り、式が始まりました。式場は参拝客から真正面の位置で、開放されているので、参拝客の人たちも興味津津な様子でした。なかには結婚式の様子をカメラに収める人もいました。

真夏の結婚式で、和装の新郎新婦。暑くないのかな?と思いましたが、要らぬ心配でした。
新婦の綿帽子は半透明なベールのような感じで涼しそう。頭の上に細くて透明なプラスチック製のひご状のものを付けその上からかぶせてあるので軽そうです。そのひご状のものと、白い着物には虹色に光って見えるスパンコールがところどころついていて、光の当たり加減でキラキラしていて夏らしいです。着物も真っ白ではなく、ところどころにピンクの蝶の絵が入っているので、かわいい感じです。姪はちっちゃくてお茶目な子なので、ピッタリです。
新郎の方はベージュでまとめていて、こちらも夏らしくさわやかな印象。背が高くすらっとしていて、笑顔がかわいい青年で安心しました。

式は厳かに、滞りなく終わり、すぐに外で記念撮影。
その後車で20分ほど離れた披露宴会場に。割と最近出雲にできたベル・ブラ―ジュ。小じんまりとしているけれど、モダンでおしゃれな雰囲気です。中庭が浅いプールになっていて、プールの中央には炎が燃えています。

手作り感あふれる、素晴らしい披露宴でした。涙腺が緩みやすくなっているのか、座席のネームプレートに姪からのメッセージが書かれていることに気付いただけで、うるっときてしまい、焦りました。宴の初めのスピーチで新婦の上司が新婦の名前を間違えるというハプニングに緊張感が走りましたが、その後は若い人たちが楽しく盛り上げたり、スクリーンをフル活用した感動的なエピソードに泣かされたりと、大変盛り上がりました。
料理は、出てきたもの全部食べました。車の運転があるのでカクテルはあきらめていましたが、ノンアルコールカクテルもあったので、花嫁と同じものを注文して、おかわりまでしました。バーカウンターまで行って違う種類のも飲んでも良かったかもしれませんが、そんなひまもありませんでしたしね。
料理はどれもおいしかったのですが、味に感動したのがビーフステーキとゆずのシャーベット。
珍しいと思ったのが、果物が具になった冷たいスープというかコンポートかな?に入っていたジャスミンの香りのする薄緑色の実か茎状のもの。あれはやっぱりジャスミンなのでしょうか。それともジャスミンティーで煮た梨か何か?後で調べてみなくては。

終わりの方で、新郎新婦から親への花束贈呈のシーンに合わせて、待ってました!竹内まりやの「うれしくてさみしい日」。やっぱりそうこなくちゃ。この歌はやはり、披露宴での定番になりつつあるのかもしれませんね。生み育てた母から嫁ぐ娘へのメッセージが込められた名曲です。

そして、新郎新婦退場とともにスクリーンには全出席者への個別のメッセージ。BGMは生きものががりの「ありがとう」。
感動のフィナーレでした。

二人には、末長く協力し合って、いい家庭を築いて行ってほしいです。

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