2008年4月14日月曜日

生命力みなぎる春

 この春は、桜の花のつきがよく、枝一杯にぎっしり花が咲いていて、見ごたえがありました。そろそろ花も終わりそうで、祭りが終わったようなさみしさを感じます。
 散り行く桜は残念ですが、一方桜が満開になると同時に、あちこちの家の庭や花壇、山の斜面に雪柳が勢いよく咲き零れてきました。今尚全盛です。また、レンギョウの黄色も目を引きます。黄色といえば、菜の花を忘れてはいけませんね。私は学生時代に電車通学していて、沿線に咲いていた菜の花を見るのがこの季節の楽しみでした。そうそう昨日は学生時代に利用していた一畑電鉄の、菜の花鉄道祭りがあり、テッチャンの息子は一日楽しんできたのでした。
 また、桜が散り始めると今度はあちこちの花壇をシバ桜が紫、ピンク、白とグラデーションになって覆ってきました。デイジーや水仙、チューリップも。外を歩けば、日々、色とりどりの植物に心が躍ります。木々の若葉に、みずみずしい生命の息吹を感じます。

 ところで、今年は桜だけでなく、大体に植物の勢いが強いような気がします。気のせいかもしれませんが、なんだか雑草が例年以上に勢いが良くって。一ヶ月くらい前から、カラスノエンドウがどんどん伸び、最近はタンポポが毎日庭のあちこちで花を咲かせています。私は、タンポポの花は綺麗でかわいいので大好きなのですが、ご近所の迷惑になってはいけないので種ができるまでに、泣く泣く根元から抜いているのです。どうせならいっそウサギを飼って、ウサギに食べさせるといいのでしょうが。さらにここにきてカタバミ、ヨモギ、クローバー、ペパーミントがすごい勢いで伸びてきました。シバ系の雑草もみるみる伸びてきます。夫は芝系の雑草を見るたび、「レンタルで山羊を飼いたい」と言いますが、ほんとにそうしたいくらいです。まあ、そんな雑草の中に芝の新芽を見つけたときの喜びはひとしおなんですけどね。それにしても今年のカラスノエンドウ、勢いが普通じゃないような気がするのですが気のせいでしょうか…。見つけ次第抜いてはいますが、イタチゴッコな感は否めません。

 雑草→嫌われ者という連想から、害虫のことも思い出してしまいました。今年は3月のうちからちょっと暖かくなると、庭の排水溝の辺りを中心にすぐに小バエが沸くし、家の中にはチョウバエが…。例年ならチョウバエは梅雨ごろに風呂場にでるのが相場だったように思うのですが、私の勘違いだったのでしょうか?いったんチョウバエが風呂場以外のところに現れるとしばらくいます。2階の壁にも止まっていました。ヒエ~ッ(泣)。風呂場の浴槽の裏は一体どうなっているのでしょう。想像するのも恐ろしいです。明日辺り、勇気をだして、駆除に乗り出さなくては。

 いろいろな生命が動きだす本格的な春が来て、この日本では新年度もスタートし、ほとばしるパワーを感じる今日この頃です。

2 件のコメント:

ジョディ さんのコメント...

 花も草も虫も元気!な春になりましたね。
私も昨日草取りをして疲れましたぁ~。カラスノエンドウはかわいいじゃないですか。うちはドクダミが結構あちこち生えてて、臭いし根っこごと取れずにブチッとなるので嫌だわ~。でもたまに草取りで自然に触れるのは気持ちいいですよね。夏はキツイですけどね~。
 雪柳はこちらはもう散ってしまったんですけど、きれいですよね。チューリップ・・・私の住んでる市では、竹下さんの「ふるさと創生資金」でチューリップ祭りを始めてからもう20年になるんです。本格的な風車もあってなかなかなんですよ。この週末はかなり人出が多そうです。今年は確かに桜も他の花も例年より勢い良く咲いてる感じですね。

yochan さんのコメント...

ジョディさん、草取りお疲れさまでした。
 ドクダミって確かに臭いですよね。でも、私はわざわざ実家の畑に生えているドクダミを株分けしてもらい、庭に植えたんですよ。蓄膿症になったときに備えて。ところが、ペパーミントやヨモギの勢いが強くて、ドクダミはそれらに埋もれちゃってる感じです。存在自体を忘れていました。
 ほんと、草取りで自然に触れるのは気持いいです。うっかりミミズやダンゴムシに触っちゃったりして「ぎゃ~っ!!」と叫ぶ事もありますが。あやうくムカデに触りそうになったり。
 そちらは雪柳は終わったんですね。随分前に(2月ごろに)水仙が咲いてると書いてらっしゃいましたし、この辺りより、かなり温暖なんでしょうね。チューリップに風車。かわいい~。若い頃だったらチューリップと風車を背景に写真を撮りたくなっただろうなぁ。竹下さんの時代からなんですね。「ふるさと創生」の使い道としては変な箱物が多い中、そちらの地元はGoodな使い道でしたね。