11日間の日程を終えて今日…と言ってももう昨日になりましたが、息子が帰ってきました。
引率の方や本人の話を聞くと、積極的に現地の皆さんに話しかけ、交流を楽しんだようです。
今まで我が家がホストファミリーをした時も、息子が一番外人さん受けが良かったから、納得です。
でも、ホストブラザーには嫌われていたようです。うちの息子はそういう傾向が元々あるのでそれも納得。
ホストファザーやマザーがとてもいい人で、いろいろな活動をさせてくださったそうです。プールやサウナに入ったり、海に行って泳いだり、釣りをしたり。マザーがゴルフに連れて行ってくれたりもしたそうです。
また、息子たちがカラヨキ市でホストファミリーの家に着いた日、向こうから電話をかけてくださり、息子の元気な声を聞けましたし、ホストファザーとも少しお話ができて良かったです。
その後ステイ中に、ホストファミリーとメールのやり取りも数回し、現地での様子を撮った画像もいくつか送ってくださいました。行く前に、向こうでお好み焼きを作ってあげようということで練習もして行ったけど、本当に作ったのか心配していましたが、写真にしっかり、お好み焼きを調理中の息子が映っていました。ただ、お好み焼きがグズグズに崩れてるように見えたのですが(^_^;)
画像は同じ家にステイしている子のお宅にもさっそくプリントしてあげました。
実は、メールは最初向こうのはこちらに来るのに、こちらのはブロックがかかっていて届いていませんでした。送ったつもりでいてから3日後にそのことに気づき、いろいろ試行錯誤して何とかこちらのメールも届くようになりました。
さて、息子には静止画も撮れるデジタルビデオカメラを持たせ、充電もできるように、現地規格の電源プラグまで持たせました。どんな画像や映像が見れるのかそれはそれは楽しみにしていたのですが…。息子よ、お前もか、です。娘がオーストラリアで撮った写真に失望したことは以前、こちらのブログに書きましたが、それと同じかそれよりもひどい。家族みんなの写真は撮っていたのでまだ娘よりはましですが、どれもピンボケ。家の外観なども見たかったのにそれもなし。
でも、まあ、写真を撮るのに気を取られていては本末転倒かもしれませんね。思い出が一番ですよね。わかっちゃいるけど、なんだか腹が立つのです。
お土産だって、誰と誰に何ユーロずつ、大体こんな感じのものをって、示していたのに、言う通りにしないんだなぁ、これが。
クラスのみんなにはスーパーでキャンディの大袋を多めに買っておくように言っていたのに、一応ムーミンの個包装のキャンディが入った袋を買ってきていましたが、1袋だけ。しかも20個入りだから全然足りません。
その代り、話の種に一袋だけ買ってくるように言っておいた、「世界一まずい飴」として有名な「サルミアッキ」は3袋も買っていたのです。誰がそんなに食べるのでしょう。
お小遣いをくれた両方の実家にはちゃんとした、金額もある程度高い、置物みたいな記念になるものを買うように言っていたのに、なぜか夫の実家には食パン。なんでそんなものをお土産に。生ものじゃん。聞けば、夫の実家は朝食にパンを食べるからだとか。祖父母を思う気持ちには感動するけど、傷むかもしれないって考えないのか?男の子ってそんなものなんでしょうか。うちの子がア*すぎるだけかな。
私の実家や私にはこれもなぜかお皿に乗せるような紙ナプキン。きっと有名なデザイナーズブランドのものなんでしょう。ブランドに疎くてよくわからないのですが、マリメッコって有名なんでしょうか?
あと、袋の中で溶けて片寄ったチョコ菓子の袋もや溶けてぐにゃりとなった板チョコも。
ポテトチップスの袋もあったけど、それは食べ残しが少し入ってました。食べてみると、なんとも不思議な味。赤トウガラシと玉ねぎとピーマンとサワークリームのフレイバーってこんな風になるのね~。
後はムーミンのクッキーとか絵葉書とか少しずつ。
残ったお金を見ると、170ユーロ持たせたのに、130ユーロ位残っています。4分の1も使ってないじゃん。娘もオーストラリアドルを150ドル残しましたが、それの上を行きますね。どちらも手数料を考えると両替する気になりませんので、このまま置いときます。
息子の買ったお土産はそんな感じでしたが、ホストファミリーや以前島根で仕事をしていた方から、買えば高そうなものをたくさんもらって帰っていました。ムーミンのフェイスタオルやバスタオル、それにマグカップとか。他にも家にあったものでしょうが、あれこれ。これには本当に恐縮です。お世話になった上にそんなにしてもらって、そんなことならもっといいお土産をあげるべきだったかしら。
気前のいいホストファミリーなのかしら。船を所有してらっしゃるし、サイドカー付きのバイクもあるし。けっこうリッチ?
上の写真はお土産の一部です。
サルミアッキ(salmiakkiと書かれた黒い袋のもの)は思っていたほどひどくはないけど、確かに2個目はもう食べたくないです。塩化アンモニウムが入ってることで有名ですが、確かに少ししょっぱい。私はずっと咬まずに舐めていたので、アンモニアの臭いは感じませんでした。なんかショウノウの味というか、少しのど飴に近いけど、昆布飴みたいにちょっとやわらかい。今回買ってきていたのは「スーパーサルミアッキ」だからまだましなのかもしれませんが、3袋もどうしろというのだ、息子よ。
ムーミンの絵のついたラクリッツを3袋買えば良かったのに。最初からそう言っていたのに、なんてお*カなのだ。 でも、このラクリッツも何とも不思議なお菓子です。棒状で、外側はサルミアッキと同じく真っ黒。中は紫だったり、黄緑だったり、味によって違うのですが。味は小児用シロップみたいな感じ。甘くておいしいけど、どこか薬っぽくて、後味も薬を飲んだ後みたいです。
ところで、学力世界一で知られるフィンランドですが、うちの子達が四日間通った中学校は、かなり自由な雰囲気なようです。好きな音楽を聴いたり、ラジコンカーを走らせたり。
フィンランドの教育に、もともと関心はありましたが、ますます興味がわいてきました。
なんだかんだと私の身勝手な不満も述べてしまいましたが、今回の息子のホームステイ自体は、大成功だったと思います。こんないい事業を行ってくれる出雲市ってほんとありがたいです。
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