2013年6月17日月曜日

華族と使用人


日高ショーコの『憂鬱な朝』という漫画にハマって1週間余りが経ちますが、ほぼ毎日読み返し、同時に舞台となった華族の世界について調べまくってます。
特にこの漫画の主人公のような家令を初めとする使用人について知りたくてたまらなくなりました。ネットでもある程度調べましたが、やっぱりもっと纏めてあるものが読みたくて書籍をいろいろ漁っています。

今のところ手元にあるのは、旧前田家のお嬢様で姫路城主の家に嫁いだ酒井美意子著『ある華族の昭和史〜上流社会の明暗を見た女の記録』で、30ページほど読んだところですが、内容が興味深いだけでなく読み物としてもとても面白いです。これはいい買い物をしました。この方の名前に覚えがあると思っていたら、若い頃読んでいたマナー本の著者でした。あの本も当時気に入っていました。

今読んでるところまでで、使用人についてほぉ~っと思ったのが、美意子さんが、2歳から4歳の間一家でイギリスに住んでおられた際、ご家族以外に秘書、医師、女中頭、お子様付き各一人も随行されてたそうです。美意子さんはナースの相原さんと一緒にハイドパークに毎日行かれ、そこには始終現女王のエリザベス王女が来られていたとか。あの時代にイギリスに行けて、未来の女王をしょっちゅう目にしていたなんて、すごいですね。まあ、前田家の使用人はもともと前田家の家臣の人たちなので、しっかりとした教育も受けた人たちでしょうから、ある意味使用人でさえ、特権階級かもしれませんが。

新人物往来社の『明治 大正 昭和史華族のすべてがわかる本』も近日中に届く予定。楽しみです。

自分みたいな平民の出には窺い知ることのなかった世界に妙に心惹かれてしまいます。憧れの気持ちがあるんでしょうかねぇ。

それでも、亡き母方の祖母や父方の大叔母が若い頃、華族の御宅で女中として仕えていたことを思い出し、少し高貴な世界に近付けたようで嬉しくなりました。前田家の使用人とは出自もスキルも全くかけ離れていますが。

今朝、用事で母の実家を訪問した際、祖母の仕えていた男爵家の話題を振ってみました。その御宅では女中は本名とは別の名前で呼ばれていたようです。また、昭和初期の旧大名家以外の華族の暮らしぶりはかなり質素なものだったとはネットや酒井氏の本で知ってましたが、祖母が仕えていた家も同様だったそうです。
その旧華族の今の殿様は、子供が幼稚園で同級だったので行事で話したり、運動会でたまたま二人三脚した程度には面識があります。とても気さくな方です。

しばらくは日本の特権階級の世界にハマりそうです。

2 件のコメント:

アリス さんのコメント...

「ある華族の昭和史」調べてみたら、口コミの評価も高かったので、私も読んでみたいと思いました。
でも、アマゾンで見たら、1200円という
値段で、電子書店なら420円だったので、
悪戦苦闘して(あきらめそうになりました)スマホで電子本を購入しました。

たぶん、アマゾンが安かったらしなかったと
思うので、電子書籍を体験もできるし、
よかったと思ってます。

華族の生活って私も興味あります。
読むのが楽しみです。

yochan さんのコメント...

アリスさん、こんにちは(^ ^)

実は私もこの本は電子書籍で購入して読んでます。
同じく420円でした。

華族の世界って興味深いですよね。今度東京に行くときは駒場の旧前田邸は外せません。白洲次郎の邸も行きたかったけど、まずは前田邸かな。