韓竃神社に行くなら杖と軍手を用意したほうがよかったのに、と家を出てから気づき、途中ホームセンターで調達しました。飲み物と塩飴も買いました。
まず康国寺に行きましたが、ちょうど葬式だったようで遠慮し、次よ予定の韓竃神社に向いました。
この神社は数年前のパワースポットブームの頃、全国ネットでテレビに取り上げられたので、近年割と人が行くようです。
かくいう私もこの神社のことはそのテレビ番組を見て初めて知ったのですが(*^_^*)
お社に行くまでに結構な山道を上り、更に、岩の細い隙間を通らないといけないというのを見て珍しい神社だなあと印象に残っていました。
さて鰐淵寺手前の鰐淵小学校の前の道をそのまままっすぐ進んでしばらく走ると、唐川地区に出て、お茶栽培の畑が見えます。唐川地区はお茶栽培が盛んなんですよね。さらに案内表示に従いしばらく走っているとだんだん山道らしくなり、韓竃神社の手前の駐車場に出ます。そこから徒歩で神社に向かいます。道の左右に背の高い杉の木がいくつもそびえています。
木漏れ日と木々の緑の織り成す幻想的な空間ができていました。
一方、道沿いの川は干上がっていて、木も所々で倒れていましたが。
さて、5分も歩いたところで、韓竃神社の鳥居の前に着きました。日傘が重かったので、鳥居の足元において上がりました。
鳥居から社まで15分くらいは歩いたと思います。かなり急でくねくねした石段を上がりました。
途中、巨岩をあちこちで見ました。
そして、木の根がうじゃうじゃと地表に出てるところまで来ると、そのすぐ先にテレビでも見た岩の隙間があります。
私は通れるか心配でしたが、大丈夫でした。
岩を通り抜けると小さなお社がありました。巨岩にはまり込むように建っています。GWに行った八重山神社や鰐淵寺の滝にあった建物もそうでしたが、人間は巨岩に自然のパワーを感じ、神聖なものとして崇めるものなんでしょうか。ちなみに韓竃神社はスサノオノミコトが祀られています。
社の横には芳名録のようなノートが置いてあり、私も記入しておきました。ノートの記録を見ると毎日2、3組6人くらいは訪れてるようです。ほとんど県外からの方達です。今日はうちが最初でした。また、パンフレットがあったので持ち帰りました。
神社の鳥居のところまで戻ると、次は歩いて5分と書かれた滝に行きました(実際は7、8分はかかったと思いますが)。
幻想的で綺麗な滝を見ることができました。
帰りに唐川のお茶を買おうと、唐川館というところに行ってみましたが、閉まっていました。
お昼ご飯は鵜鷺(うさぎ)のカフェで食べようと決めていたので、平田方面ではなく、大社方面に向かって帰りました。
十数年ぶりに鵜鷺地区に行きました。なんだかいろいろ変わっていました。そして、目的のカフェうさぎ。
とっても素朴なレトロ感のある建物で、スタッフの方達もフレンドリーで、素敵なひとときを過ごしました。建物は昔の郵便局を改装したものだそうで、特に窓枠が気に入りました。窓の外は川が流れ、川岸に並ぶ木の黄緑の葉とカフェの木の壁や窓枠がとても調和していて、ジブリ映画の一場面のようでした。
建物もスタッフの印象もロハス!って感じでしたが、献立もシンプルで良かったです。季節の一品付きの定食を頼みましたが、おにぎり2個と、わかめとじゃがいもの味噌汁、アラメの煮しめ。それにノドグロの佃煮。アフターコーヒーがとても美味しかったです。
日御碕経由で大社を通って家路に向かいましたが、日御碕方面は十数年ぶりに通ったら、新しいトンネルはできてるし、おしゃれな建物ができてるしで、新鮮でした。
出雲大社は60年ぶりの遷宮があったので観光客が多いだろうとは思っていたのですが、出雲大社周辺が平日なのに予想以上にすごい数の観光客でいっぱいだったのは、嬉しい驚きでした。
今日はとても充実感のある余暇を過ごせました。
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