今日は水曜日。レディースデーなので、今週も映画を見に行きました。今日は「レ・ミゼラブル」を観ました。
フランスの文豪、ビクトル・ユーゴーの小説のミュージカル版を映画にしたものなので、ストーリー自体の面白さとテーマの深さは今更言うまでもないですね。
ヒュー・ジャックマンは好きだし、ジャン・バルジャンが善人として生まれ変わって以降は彼の持ち味がよく出ていたと思います。ただ、後半60代には見えませんでした。
そして、ジャン・バルジャン役をちょっとダニエルでも見てみたいと思ってしまいました。
ラッセル・クロウって身近にいそうな風貌だけど、だからこそあれほど偏った人物を演じると、ある種の不気味さを出せるんですね。
ミュージカルなので、セリフはほとんど歌ですが、最初は労働歌をみんなで歌っている感じで始まったので、そのことを忘れて見ていました。途中からセリフになってきて、「ああ、そうそうこれってミュージカルだったわ。」と思い出しました。
歌の上手下手は私はわからないのですが、英語の歌詞をほとんど聞き取ることができたのが何より嬉しかったです。歌のテンポがゆっくりめなのが多かったのと、俳優さんたちの発音が明瞭だったからでしょうけど(*^_^*)
さて、この映画で私が一番感情移入したのは、インチキ宿屋の娘・エポニーヌ(後半)です。役柄が良かったのもあるのでしょうが、演じていた女優さん(サマンサ・バークス)の表情も歌声もとても切なくて、胸に迫るものを感じました。
それと、ガウローシュ役の子も素晴らしかったです。
マリウス役の俳優さん(エディ・レッドメイン)、いかにもボンボンって感じの人でしたが、調べてみると本当にいいとこのボンボンなんですね。
学生活動家のリーダーのイケメン君はじめ、学生運動家達の悲劇に胸が痛みました。
映画全体は最初に集団での迫力のある歌声と映像で始まり、最後もみんなで歌って感動的に終わり、ミュージカルらしくまとまっていたと思います。
2 件のコメント:
英語の歌詞を聞き取れるなんて、すごい!
ミュージカルの楽しみが広がりましたね。
エポニーヌに感情移入する女性は多かった
ですよね。ガウロージュ役の子役の演技
は本当に上手でした。
昨日会った、友達は時代背景が暗すぎて
見るのがつらかったけど、最後まで見て
こういう時代があって、今があるのかなあ~とも思ったと言ってました。
長かったけど、いい映画でしたね。
ダニエルだったらどんなジャンバルジャンに
なるかなあ~
アリスさん、
ダニエルのセリフはいつも聞き取りにくくて、自分のリスニング力のなさに情けなくなるのですが、このミュージカルの歌詞は、かなり発音が明瞭だったので聞き取りやすかったです。
エポニーヌに感情移入する女性はやはり多かったんですね。実は、フォンティーヌ役のアン・ハサウェイも素晴らしかったのですが、フォンティーヌの人生が余りにも悲惨すぎて、思い出すのを拒否してしまいます。
ほんとにああいう時代があって今があるっていうのもわかります。
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