全く期待せずに見たのですが、かなり満足しました。
自分が誰かに見守ってもらえること、必要とされることが生きて行くうえで何より力になること。
必ず自分のことを思ってくれる人はいる。それは交通安全のおじさんとか、行きつけのお店の人かもしれないけど。
そして自分も誰かのために一所懸命尽くすこと…などなど。
人生において大切なことを、非常に飽きさせない、しかも無駄がなくわかりやすいストーリー展開で伝えていました。
ぜひ小・中学生や家族連れに見てほしい映画です。
香取慎吾の両津は原作とはかなり違ってますが、これはこれでいい味出てました。思わず応援したくなるキャラに仕上がってましたから。
深キョンがすごく素敵でした。女の私でも、見ていて胸がきゅんとなりました。
平田満や伊武雅刀はさすがですね。
沢村一樹は私の中ではここ5,6年は情けないイメージが定着していたけど、今回はビシッとしていてかっこよく、一瞬ですがクラッときたほどです。やはり彼は本来イケメン俳優なんですね。
谷原章介が情けない役を本当に情けない感じで演じていました。見ていて同情しました。成功ですね。
ちょっと残念だったのは、中川(速水もこみち)と麗子(香里奈)がいまいち影が薄かったこと。もっと派手に活躍してほしかったところです。
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