2011年3月17日木曜日

島根のサムライ!どうかご無事で!!

「使命感持って行く」=電力会社社員、福島へ―定年前に自ら志願

時事通信 3月16日(水)4時56分配信

 福島第1原発の事故で、情報提供の遅れなど東京電力の対応に批判が集まる一方、最悪の事態を避けるため、危険を顧みず作業に当たる同社や協力会社の社員もいる。地方の電力会社に勤務する島根県の男性(59)は、定年を半年後に控えながら、志願して応援のため福島へ向かった。

 会社員の娘(27)によると、男性は約40年にわたり原発の運転に従事し、9月に定年退職する予定だった。事故発生を受け、会社が募集した約20人の応援派遣に応じた。
 男性は13日、「今の対応で原発の未来が変わる。使命感を持って行きたい」と家族に告げ、志願したことを明かした。話を聞いた娘は、家ではあまり話さず、頼りなく感じることもある父を誇りに思い、涙が出そうになったという。
 東京電力側の受け入れ体制が整った15日朝、男性は自宅をたった。特別なことにしたくないと考えた娘は見送りはせず、普段通りに出勤した。「最初は行ってほしくなかったが、もし何かあっても、自分で決めたことなら悔いはないと思った」と話し、無事の帰宅を祈る。

 男性の妻(58)は「彼は18歳の時からずっと原発の運転をしてきた。一番安全なものをやっているという自信があったんだと思う」と話す。出発を見送り、「現地の人に安心を与えるために、頑張ってきて」と声を掛けたという

無能な政府に落胆させられる日々の中で、この男性の勇気と行動力には感動しました。さっそく昨夜ダニエルの海外ファンサイトにこのニュースを投稿したら、やはり、海外の人も現場の勇気ある人たちのことを心配してくれていました。
現場で放射能汚染の危険に晒されながら作業する50人の作業員の情報公開を拒否する東電上層部。ハローワークで日給一万円で一般からの作業員も募集してるんですね。http://job.j-sen.jp/hellowork/job_3373229/

自社の正社員の安全は確保して、危険な仕事は安い賃金で人任せだからなんだろうと疑っていましたが、本当にそうなのかもしれないと思えてきました。

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