今日は夫と一緒に、「いずも吹奏楽の集い」に行きました。
午前10時から午後6時頃まで、35組が演奏しました。 出雲には、全国大会で過去に何回も金賞を取った出雲一中を初めとして、すごくレベルの高いバンドがいくつもあります。そういう学校のAの部は午後からの演奏です。今回私たちは、部活で吹奏楽部に入った中一の娘が出る午前の中学校Cの部を聞くために行きました。午後からは用事もあり、午後から始まる全国大会レベルのバンドの演奏は残念ながら聞けませんでした。でも、行ってよかったと心から思います。 というのも、小学校の部で聞いた演奏がとにかく素晴らしかったからで す。
ここからは学校別の感想ですが、あくまで素人の意見であり、見当違いなことを書く可能性が大いにありますので、あしからず。
私たちは始まってから20分くらい経って入り、まず小編成の高校の部最後の組の演奏を聴きました。素人が聞いてもわかるくらい冴えなくて、なんだか気の毒でした。
そして、小学生の演奏が始まりました。
大社小学校が一番手で、「ダブリンダンス」を演奏しました。最初の音を聞いただけで感動して、ウルッときました。そして、フルートの子が一人すごく上手で、びっくりしました。うちの子より数段うまいかも。他のパート(特に金管)がもっと迫力があったら更に良かったかも。
次の今市小学校の演奏は、最初のつかみが素晴らしくて、とても小学生とは思えないと感心しました。とにかく金管の子達がうまい!「アンティグア湾序曲」という曲自体が明るくてノリがよく、金管の演奏を聞く限りは中学校のうまい子たちが演奏しているかのようでした。ただ、残念なことに、中盤で木管が弱いということが、素人の私でもわかりました。
大社小は木管はいいけど金管がいまいち。今市小は金管はいいけど木管が残念。優劣つけるとしたら、大社の方が上?と感じました。
小学校の部の最後は高松小学校の演奏でした。
曲は「じんじん(沖縄のわらべ歌より)」でしたが、初めから非の打ちどころがなく、演奏のうまさもさることながら、指揮者も奏者も音楽を全身で楽しんでいるのが伝わってきました。
まず、指揮者の先生が跳ねるように情熱的な指揮をされ、それにこたえるように、打楽器の子が素晴らしいパフォーマンスで返してました。他のパートも皆素晴らしく、このバンドはみんなが一つになって素晴らしい融合と調和を示してくれました。
大社小学校の演奏でも感動しましたが、高松小のはもう、「音楽の神が降りた?」と感じるほどひとつの完成した世界をつくっていて、勝手に涙が出てきて大変でした。 夫もまったく同じことを感じていたそうです。同じく泣いてました(*^_^*)。
小学校の部の後は中学校のCの部で、いよいよ娘たちの出番が近づきました。。どのバンドもほぼ初心者ばかりなわけですが、高松小を卒業した子たちが何人かいると思われる浜山中は期待して聞きました。曲はうちの子達と同じ「ブレントウッド パス」。高松小の演奏のような感動はありませんでしたが、初心者も多いでしょうに、けっこうサマになってました。
Cの部三番目のうちの娘たちの演奏は、全く期待してなかったのですが、思っていたほどひどくなく、それなりに形になっていてホッとしました。うちはフルートなので音が小さく、他の楽器と同時に吹いていると、他の楽器の音にかき消されて、全くと言っていいほど聞き取れません。この曲はソロパートもないようでしたし、なんかさみしい…。 4月に行われた出雲芸術アカデミーのコンサートでは「オペラ座の怪人」のフルートソロを吹いたりして聞かせどころがあったのに…。まあ、本人も、もっと響きわたるように、吹き方を改善する必要もありますけどね。腹式呼吸を練習しているようですが、なかなか思うようにできないそうで…。
でも、今日のコンサートは、何も期待せずに行ったのに、いい時間を過ごすことができて良かったです。
正直、今まで小学校の吹奏楽部がこんなに素晴らしい演奏をするなんて考えたこともなかったです。
高松小の皆さん、今日は本当にありがとう。
13 件のコメント:
島根は合唱や吹奏楽に力を入れている県で演奏会も盛んだ、と最近何かで読んだんですよ
~本当なんですね。娘さんはフルート、素敵ですね~。yochanもたしかフルート経験ありでした?
ウチの息子も中学の時ブラスバンドでパーカッション担当でした。時々演奏会見に行きましたよ。あまりレベルは高くなかったですけど、それなりに・・・(笑)。本当は部活はバスケを希望してたんですけど、持病があって断念、高校では内緒でテニスに入ってました。あら、話がそれてしまってごめんなさい。
演奏に感動してウルルとなるのわかりますよ
ー。ご主人と一緒によい一日でしたね。
ジョディさん、
ジョディさんの息子さんもブラスだったんですね。高校ではテニスも。なんか私と共通してる点が多いですね(^^)。
ジョディさんとは共有できる話が多くてうれしいです。
島根が音楽が盛んな県だという記述がどこかに掲載されていたんですね。うれしいな。
残念ながら私は楽器は何一つやってないんですけどね。私が中学生の頃は吹奏楽部ってなんか雲の上の人たちみたいなイメージがあって、恐れ多くて入ろうという考えもありませんでした。それに、絵が好きだったのと時間に余裕がある美術部が自分に合ってると思ってましたしね。
40過ぎた頃から自分も何か楽器やっとけばよかったなと思うようになりましたけどね。そういった反省もあって娘には小4の秋からフルートを習わせてます。
音楽に限らず素晴らしいものには涙が出まんか?うちは、トリノ五輪の荒川静香さんの演技を見た時も夫婦してウルウルしてしまいましたっけ。
ジョディさん、
実はうちの娘も持病のため、運動系はだめなんです。普段の体育の授業はいいんですが、選手としての運動はDrストップがかかってます。
そうですか、娘さんも。多少の制限はあっても普通の生活は送れるんですよね。男の子だから野球、サッカー、チームに入って思いっきりやらせてあげたかった、というのはありましたけど。成人した今は症状は落ち着いていて、このまま自然治癒してくれるんじゃないかと期待してるんです。
そうそう、私もスポーツや映画、ドラマでも本当に感動したときは素直に泣いてます。気持ちが浄化されますね。
いいな、美術部ってちょっと憧れてましたね♪
ええっ?美術部にあこがれですか?
もしかして芸術家肌って言うイメージがあるのかな。実際は楽すぎる部活で、野球部の練習とか見に行ったり、おしゃべりしたりで芸術とは関係のない日々でした(^_^;)。
息子さんもうちの娘も自然治癒するといいですね。
お久しぶりです。
私は仕事の都合で行けませんでした。
高松小は毎年マーチングなどで全国へ行くレベルですが、
どうも中学では伸び悩む、というか続けない子の方が多いのかも知れませんね。
学年が上がると、サウンドに要求されるものやバンドのカラーなど、技術以上のことも要求される所もあります。
と、偉そうに語っている私も素人ですが(笑)
あと、指導者の力や保護者のバックアップもある程度ないと、個人技では到底越えられない壁があると思いますよ。
いくらいい音色を奏でる奏者がいても、チームワークが顕著に音色に出るものだなって、色々なバンドを聞くにつれ、感じる所でもあります。
サスケさん、
おひさしぶりです♪
日曜もお仕事でしたか。お疲れ様です。
…そういう私も今年度は日曜から土曜まで一週間全く休みがないんですけどね(^_^;)
今までオーケストラは好きで聴きに行ってたけど、学生のブラバンにはあまり興味がありませんでした。私の姉がひと昔前、姪たちが出雲一中時代に二人とも全国大会に出場したりでよくブラバンのことを話題にしていたけど、正直「よくわかんな~い」って反応しかできませんでした。
でも実際子供たちの演奏を聴くとやはりいいものですね。
ほんと、いろんなバンドがありますよね~。これからは私も行ける時はあちこち聴きに行こうと思います。
私はこの時高松小の5年生で、じんじんを実際に演奏していました。
今高校2年になりましたが、このように言っていただいてとても嬉しいです!
先生も私達の頃とは違いますが、応援よろしくお願いします!!
匿名さま、
あのときのバンドのメンバーの方からのコメント、うれしいです♫
どのパートだったのかな?
あの演奏には、本当に感動しました。小学生でもあそこまでできるなんてと物凄く驚きました。
これからももちろん応援してます。
あの頃はユーフォニウムを担当していました。
あの頃の練習は大変でしたが、聞いている方が笑顔に、元気になってもらえるようにと練習していたのを覚えています。
感動してもらえていたなんて…ほんとに嬉しいです!
匿名さま、
ユーフォニウム担当だったんですね。いい音色ですよね。
大きさが微妙なので、スカートがツルツルになりませんでしたか?
あの時の演奏、ほんとに力強く躍動感があって、元気もらいましたよ。
感動の涙で、心が浄化された気がしましたしね。
最初はユーフォ希望ではなかったんですけど、先生からの勧めでユーフォをすることになりました。
でも、実際にしてみるとほんとにユーフォが好きになって…
あの頃はほんとにユーフォにハマってましたね^^
スカート、テカテカになりました^^;私は結構背が高い方で座高も高かったので大変だったの覚えてます
今でもじんじんを聞いたりするんですけど、聞いてると落ち着くんですよ☺
匿名さま、
先生に勧められたのがきっかけだったんですね。いい出会いになってよかったですね。
私は50の手習いで去年からフルートを習ってますが、楽器の演奏って楽しいですね。
思うようにできないときも多々ありますが…。
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