今日は、朝8時過ぎから、地区のグランフドゴルフ大会に選手として出場しました。
選手といっても、まったくの初心者なんです。
練習も一週間前に1時間やっただけ。そんな私が競技大会に参加だなんて。
でも、地区の体協で参加する体育行事で、私が協力できそうなものは運動会以外では、グランドゴルフくらいなものなのです。
体協役員の大変さを知っているだけに、何とか協力してあげたいのですが、運動能力と体力に自信がない私としては、バレー、野球、卓球などは周りにかける迷惑を考えると出てはいけないと思うのです。
その点、グランドゴルフなら、1チーム16人のうちの上位10人の得点で競うので、単なる数合わせとして出場する分には誰にも迷惑はかからないわけです。
グランドゴルフは1ホールに3打で入れば標準的だそうで、練習のとき、2打で入ったりもしていたので、なんとかなりそうと思いました。
さて、本番では…
なかなか思うように転がらないものですね、球って。一緒に回っていた方たちは二回りくらい年配の方たちでベテランぞろい。前半はそんな皆さんに8ホールで7打ほど差をつけられてました。後半は多少盛り返しましたけど、結局、前後半合わせて16ホール回って59打。かなり下位だったと思います。
でも、1打目で変な所に転がっても、2打目でいいところまで寄せられたり、けっこううまくいくこともあって、なんだか楽しくなってしまいました。最後のホールでもうまくいき、まわりのおじさん、おばさん達から、「もう1ラウンド回らんといけんね~。クラブに入ってやーだわね。」と言われました。やっと慣れた頃に終わるんですよね、こうゆうのって。11時前に競技終了。
暑い中みんなよく頑張りました。町内会からペットボットルのお茶を2本いただきましたが、ビールもあるのを見て、「できたら一本はビールに替えてもらえませんか?」とおねだりしてしまいました。やっぱりどうせなら、ビールをグビッとやってみたいではないですか。午後から仕事があるので、夜までお預けではありますが。
役員さん、快く替えてくださいましたが、今頃「酒飲みの奥さん」と評判になってるかも(^_^;)。
11時半ごろに帰宅しましたが、しばらくして、「余ったので一本ずつ配ってます、どうぞ。」と役員の方がわざわざビールを自宅まで届けてくださいました。
我が町内は、新興住宅地なので、比較的若くて経験の浅い者が多く、大会に参加し始めたのも5,6年前で万年最下位。今年は最下位脱出が目標でしたが、結果はどうだったのでしょう。結果を聞く前に帰ったのですが、ビールを届けてくれた役員さんに聞くのを忘れてました。
12時には夫と娘は出雲フィルハーモニーの定期演奏会の鑑賞に出かけ、息子は部活に。
私はというと、4時半から幼児クラスの保護者参観があり、その準備と夕食の買い出し&調理、4時半から6時半まで仕事、すぐに夕食作りの続きと食事、8時から10時前までまた仕事、とけっこうよく働きました。何より気分がいいのは、 幼児クラスの保護者参観が首尾よく行った事です。簡単な英語劇もいい感じでした。小道具や背景の絵もサラサラっと午後からの準備で間に合わせることができたし、満足満足。
そして、待ちに待った、ビール!おいしかったです。
先週から学期末ということで約70人分の成績表をを作成したりと、いつもより忙しい日々を送っていたのでなおさらです。これって所見欄だけなら学校の先生の2倍くらいは書いてることになります。我ながらがんばったな~。
もう一本飲もうかな。風呂上りに。
空に浮かぶ雲、流れる雲、いろいろな模様で広がっている雲、ながめているだけで胸いっぱいに新鮮な空気を吸い込んだような感覚をおぼえ、日々の生活をリフレッシュしてくれます。それで日々気づいたことを書き留めるこのブログのタイトルを『雲をながめながら』に決めました。
2008年7月21日月曜日
2008年7月13日日曜日
ムカデが怖い季節です。
毎年梅雨時分から数か月はムカデの恐怖におびえながら暮らしています。数年に一度は大きいのを家の中で見るのです。5年くらい前には台所のシンクの食器洗い用のスポンジに横たわっており、危うくムカデごとつかみそうになりました。
今年は早めの対策ということで、5月下旬に白い粉の入った薬剤を家の周囲に散布しておきました。
ところが、3週間くらい前から、数日に一回くらいの割合で、2階のベランダに小さいムカデらしき虫の死骸が丸まって転がってます。ベランダは盲点でした。排水管から上がってきたのでしょうか。でも、見た目はムカデなんだけど、ムカデの死骸って丸まってたっけ?と思いつつ、どちらにしても、「家の中にはいないから、まあいいか」、と様子見することにしました。
ところが、ある朝、家の中を歩いているのを発見、ムカデキンチョールを噴射して駆除しました。やはり小さい(体長4cmくらい)奴でした。動きがゆっくりで、ムカデの子供ってこんなにのんびりしてたっけ?と思いました。でも、家の中まで入ってるとは…。寝てる時に咬まれたらどうしよう~!
実は、私は、前に住んでいた家で、就寝中にムカデに手を咬まれたことがあるのです。「左手の甲がなんか突っ張るなぁ」と思い、親指を少し動かしてみたら、「きゅぅ~っ」っと挟まれるような感じがし、間もなく鈍いような熱いような痛みが。眼をあけると、体長6cm程の子供の?ムカデが手の甲にへばりついていたのでした。あわてて振り払ったら、どこかに飛んで行きましたが、次の瞬間、血の気が引きました。両隣に当時1歳と2歳の子供たちが寝ていたのです。幸い、誰も咬まれずにすみましたが、そのムカデが畳の隙間に入っていくのが見え、しばらくは不安でたまりませんでした。
さて、今朝はベランダにまた小さいのが2匹、のんびりと這っていました。不思議と恐怖感はあまりわかない姿です。
そして、先ほどはついに、いつも寝ている部屋の天井の隅を這っていたのです。息子がつついたら、丸まって落ちました。
丸まったままのをガムテープで捕獲し、動けないようにペッタリ密封してゴミ箱へ。
でも、これほどたくさんいたら、心配で夜も眠れない、実は大発生してたら?と思うといてもたってもいられなくなり、対策法を求めていろいろ調べていくと、最近出没していたのは実はムカデではなく、ヤスデだったということがわかったのです。
「ほっ」 としました。
◎ムカデは平べったいけどヤスデは割と丸っこい。
◎ムカデは動きが速いけど、ヤスデはのんびり移動する。
◎ムカデは攻撃的だけど、ヤスデはつつかれたら丸くなる。
ということがわかったのです。うちで見たのは全部明らかにヤスデだったのです。それにこの時期大量発生し、壁などを這いあがることがよくあるそうです。
また、ヤスデは毒はないそうです。そもそも咬んだりしないようですし。ただし、臭い成分を分泌するそうで、誤って口に入れると危険だそうです。 天井から落ちて食べ物に入ってるかも知れないと思うと怖いですね。
あとムカデの生態情報についてもう一つ収穫がありました。それは、家の中では普通は繁殖しないということです。それを知っただけでも不安はかなり減りました。 外から侵入してくるのですね。よくつがいでいるとか言いますが、それは違うようです。
でも、完全に侵入を防ぐのは難しいそうなので、不安はなくなったわけではありませんけどね。
後で得意気に、調べた情報を夫に伝えたら、「知ってる。」と言われ、ちょっとがっかり。まあ、別所帯だから情報を共有し切れてなかったのですね。
でも、夫からはついでに、「ヤスデが大発生して列車を止めることがある。(線路に群がり、列車にひかれると、体液で列車がスリップするため)」というミニ知識まで教えてもらい、今日はいい勉強になりました。
今年は早めの対策ということで、5月下旬に白い粉の入った薬剤を家の周囲に散布しておきました。
ところが、3週間くらい前から、数日に一回くらいの割合で、2階のベランダに小さいムカデらしき虫の死骸が丸まって転がってます。ベランダは盲点でした。排水管から上がってきたのでしょうか。でも、見た目はムカデなんだけど、ムカデの死骸って丸まってたっけ?と思いつつ、どちらにしても、「家の中にはいないから、まあいいか」、と様子見することにしました。
ところが、ある朝、家の中を歩いているのを発見、ムカデキンチョールを噴射して駆除しました。やはり小さい(体長4cmくらい)奴でした。動きがゆっくりで、ムカデの子供ってこんなにのんびりしてたっけ?と思いました。でも、家の中まで入ってるとは…。寝てる時に咬まれたらどうしよう~!
実は、私は、前に住んでいた家で、就寝中にムカデに手を咬まれたことがあるのです。「左手の甲がなんか突っ張るなぁ」と思い、親指を少し動かしてみたら、「きゅぅ~っ」っと挟まれるような感じがし、間もなく鈍いような熱いような痛みが。眼をあけると、体長6cm程の子供の?ムカデが手の甲にへばりついていたのでした。あわてて振り払ったら、どこかに飛んで行きましたが、次の瞬間、血の気が引きました。両隣に当時1歳と2歳の子供たちが寝ていたのです。幸い、誰も咬まれずにすみましたが、そのムカデが畳の隙間に入っていくのが見え、しばらくは不安でたまりませんでした。
さて、今朝はベランダにまた小さいのが2匹、のんびりと這っていました。不思議と恐怖感はあまりわかない姿です。
そして、先ほどはついに、いつも寝ている部屋の天井の隅を這っていたのです。息子がつついたら、丸まって落ちました。
丸まったままのをガムテープで捕獲し、動けないようにペッタリ密封してゴミ箱へ。
でも、これほどたくさんいたら、心配で夜も眠れない、実は大発生してたら?と思うといてもたってもいられなくなり、対策法を求めていろいろ調べていくと、最近出没していたのは実はムカデではなく、ヤスデだったということがわかったのです。
「ほっ」 としました。
◎ムカデは平べったいけどヤスデは割と丸っこい。
◎ムカデは動きが速いけど、ヤスデはのんびり移動する。
◎ムカデは攻撃的だけど、ヤスデはつつかれたら丸くなる。
ということがわかったのです。うちで見たのは全部明らかにヤスデだったのです。それにこの時期大量発生し、壁などを這いあがることがよくあるそうです。
また、ヤスデは毒はないそうです。そもそも咬んだりしないようですし。ただし、臭い成分を分泌するそうで、誤って口に入れると危険だそうです。 天井から落ちて食べ物に入ってるかも知れないと思うと怖いですね。
あとムカデの生態情報についてもう一つ収穫がありました。それは、家の中では普通は繁殖しないということです。それを知っただけでも不安はかなり減りました。 外から侵入してくるのですね。よくつがいでいるとか言いますが、それは違うようです。
でも、完全に侵入を防ぐのは難しいそうなので、不安はなくなったわけではありませんけどね。
後で得意気に、調べた情報を夫に伝えたら、「知ってる。」と言われ、ちょっとがっかり。まあ、別所帯だから情報を共有し切れてなかったのですね。
でも、夫からはついでに、「ヤスデが大発生して列車を止めることがある。(線路に群がり、列車にひかれると、体液で列車がスリップするため)」というミニ知識まで教えてもらい、今日はいい勉強になりました。
2008年7月12日土曜日
本日の人生案内
夫の家族を許せない
昨年結婚した30歳代主婦。結婚式に義父母と義妹が遅刻し、皆で探して大騒ぎになりました。義妹の化粧に時間がかかったせいでしたが謝罪は一切なし。披露宴では、義父が酒に酔って義妹の結婚式の方がよかったと言い出しました。
夫の実家は地方の平凡な家庭。悪い人たちではないのですが、時に信じられない行動をします。一方私は都会育ちで「どこにでも出せるように」と家庭でも学校でも厳しくしつけられました。海外経験もあります。
義父母は「立派なお嫁さんが来た」と喜んでくれています。夫とも理解しあっており「古い習慣が残る法事などにはかかわらなくてもいい」と気遣ってもらっています。ただ私は結婚式の日の義妹と義父の態度をどうしても許せません。義妹は時間を守るより、自分が美しく登場する方が大事なのです。そんなことが社会でまかり通っていいのでしょうか。(東京・D美)
◇
都会に育ち、厳しい教育を受けてきたあなたには、地方に住む義父母や義妹の言動は非常識で怒りを感じるのですね。
さて人間は、文化によって時間に対する感覚が異なり、例えばスケジュールを守り、きちんと計画を立てて実行する人と、いくつものことを同時進行し、計画を途中で変える人があると言われています。
あなたと義父母らとの感覚の違いは、育ってきた文化や環境の差によるものでしょう。結婚式に関する義父の言葉は、かしこまった披露宴で疲れてしまい、酒が入って思わずもらした本音かもしれません。秩序だった式が苦手だったのでは。夫とは理解しあい、法事などにはかかわらなくていいと、皆があなたを受け入れているのです。ざっくばらんな人たちには顔と心の中が違うということはありません。陰で悪口を言ったりしない人たちです。そのざっくばらんさは、きっとあなたにとってほっとできるものになるはず。
「どこにでも出せる」ように育った人は、かっこよくて高学歴というだけではなく、地方の平凡な人たちともふれあえる人であるはずです。
(海原 純子・心療内科医)
(2008年7月12日 読売新聞)
***********************************
海原先生、うまい!特に最後の一言が効いてますね。やんわりとした表現ながら、相談者の思い上がりを上手に戒めてます。この相談者は生真面目すぎて、ストレートな書き方をしたら、傷つきそうですからね。
最初、タイトルを見たとき、相談者の夫の家族ってどんなひどい人たちだろう、と悲惨なエピソードを予想していたのですが…。
確かに結婚式でのもろもろの出来事は非常識極まりないと思います。私も多分頭に来ると思います。
それ以外でもきっと、きちんとしたいタイプの人からすると信じられないほど非常識な行動を見せつけられたのでしょうね。
でも、許せないっていうよりも、私だったら、呆れて、できるだけかかわらないようにするだけでしょうね。ただし、法事など必要な行事には出席はもちろん、手伝いくらいしますけどね。嫁としての務めですからね。
この相談者の場合、夫の家族の人格批判はあえて避け、その人たちの非常識さの原因を出身と社会的地位に帰しているのは、「いい人たちなんだけど、なんであんな行動をとるのかしら?きっと田舎の人間で、学歴も地位もたいしたことなくて、ソフィスティケイトされてないせいよね。」と、ある意味好意的にとらえてあげているつもりかもしれません。 (でも、実際は、ただ、腹の立つ人たちを見下して、気持のバランスを取ってるだけかもしれませんけどね。)
相談にあるような書き方をしてしまうところ、この方の視野の狭さや自意識過剰な思いあがりも相当なものだよな~!と思っちゃいます。しかも、思うのは勝手だけど、不特定多数のいろんな階層の読者がいるのに、配慮がない。
私にしても、「はい、わたしも地方の田舎者ですし、ごく平凡な家の出の人間ですが、それが何か?」と言いたくなりますからね。
この相談者さんには私からも海原先生の最後の一言を言いたいです。
あと、トピずれですが、今日の「編集手帳」も良かったです。
昨年結婚した30歳代主婦。結婚式に義父母と義妹が遅刻し、皆で探して大騒ぎになりました。義妹の化粧に時間がかかったせいでしたが謝罪は一切なし。披露宴では、義父が酒に酔って義妹の結婚式の方がよかったと言い出しました。
夫の実家は地方の平凡な家庭。悪い人たちではないのですが、時に信じられない行動をします。一方私は都会育ちで「どこにでも出せるように」と家庭でも学校でも厳しくしつけられました。海外経験もあります。
義父母は「立派なお嫁さんが来た」と喜んでくれています。夫とも理解しあっており「古い習慣が残る法事などにはかかわらなくてもいい」と気遣ってもらっています。ただ私は結婚式の日の義妹と義父の態度をどうしても許せません。義妹は時間を守るより、自分が美しく登場する方が大事なのです。そんなことが社会でまかり通っていいのでしょうか。(東京・D美)
◇
都会に育ち、厳しい教育を受けてきたあなたには、地方に住む義父母や義妹の言動は非常識で怒りを感じるのですね。
さて人間は、文化によって時間に対する感覚が異なり、例えばスケジュールを守り、きちんと計画を立てて実行する人と、いくつものことを同時進行し、計画を途中で変える人があると言われています。
あなたと義父母らとの感覚の違いは、育ってきた文化や環境の差によるものでしょう。結婚式に関する義父の言葉は、かしこまった披露宴で疲れてしまい、酒が入って思わずもらした本音かもしれません。秩序だった式が苦手だったのでは。夫とは理解しあい、法事などにはかかわらなくていいと、皆があなたを受け入れているのです。ざっくばらんな人たちには顔と心の中が違うということはありません。陰で悪口を言ったりしない人たちです。そのざっくばらんさは、きっとあなたにとってほっとできるものになるはず。
「どこにでも出せる」ように育った人は、かっこよくて高学歴というだけではなく、地方の平凡な人たちともふれあえる人であるはずです。
(海原 純子・心療内科医)
(2008年7月12日 読売新聞)
***********************************
海原先生、うまい!特に最後の一言が効いてますね。やんわりとした表現ながら、相談者の思い上がりを上手に戒めてます。この相談者は生真面目すぎて、ストレートな書き方をしたら、傷つきそうですからね。
最初、タイトルを見たとき、相談者の夫の家族ってどんなひどい人たちだろう、と悲惨なエピソードを予想していたのですが…。
確かに結婚式でのもろもろの出来事は非常識極まりないと思います。私も多分頭に来ると思います。
それ以外でもきっと、きちんとしたいタイプの人からすると信じられないほど非常識な行動を見せつけられたのでしょうね。
でも、許せないっていうよりも、私だったら、呆れて、できるだけかかわらないようにするだけでしょうね。ただし、法事など必要な行事には出席はもちろん、手伝いくらいしますけどね。嫁としての務めですからね。
この相談者の場合、夫の家族の人格批判はあえて避け、その人たちの非常識さの原因を出身と社会的地位に帰しているのは、「いい人たちなんだけど、なんであんな行動をとるのかしら?きっと田舎の人間で、学歴も地位もたいしたことなくて、ソフィスティケイトされてないせいよね。」と、ある意味好意的にとらえてあげているつもりかもしれません。 (でも、実際は、ただ、腹の立つ人たちを見下して、気持のバランスを取ってるだけかもしれませんけどね。)
相談にあるような書き方をしてしまうところ、この方の視野の狭さや自意識過剰な思いあがりも相当なものだよな~!と思っちゃいます。しかも、思うのは勝手だけど、不特定多数のいろんな階層の読者がいるのに、配慮がない。
私にしても、「はい、わたしも地方の田舎者ですし、ごく平凡な家の出の人間ですが、それが何か?」と言いたくなりますからね。
この相談者さんには私からも海原先生の最後の一言を言いたいです。
あと、トピずれですが、今日の「編集手帳」も良かったです。
2008年7月7日月曜日
組み立て式商品、パーツ別に売らないの?
フローリングワイパーの走りともいえる、クイックルワイパーにはいつもお世話になっています。
我が家はフローリングの床の面積が大きいので、掃除機をかけるより拭いた方が簡単だし、電気代もかからないし、何よりすっきりきれいになります。埃も上がりにくいですしね。だから、クイックルワイパーは手軽に使えて重宝しているのです。
でも、もう6年くらい使ってきたため、半年くらい前からヘッドのシートを挟む切れ込みが劣化しだし、ついに今日はヘッドのクッション部分が剥離してしまいました。
ホームセンターで新しいのを買おうと思い、掃除用品のコーナーへ。クイックルワイパーはありません。しばらくしてかなり離れた清掃用洗剤のコーナーにシートと一緒に置かれていました。しかも、コンパクトな箱入り。ちなみに値段は類似商品の2倍ほど。
なるほど、そういえばこの商品は組み立て式だったのでしたね。柄の部分が三段階に分かれていて、長さを調節できるのでした。そのことをいまさら思い出したけど、まあ、うちは床用にしか使わないからそれはこの際どうでもいいのです。それより、これならごみ出しの時困らないな~と気付きました。きっと各パーツごとに買い替えができるんだわ♪なかなかエコという意味ではすすんでる?と感心。
では、ヘッドだけを買い換えよう!と探すのですがみつかりません。どうせなら今ある柄の部分をそのまま使いたいという一心で、別の店にも行きましたが、同じくありません。
帰宅してネットで調べたら、本体はお店に売っていたあの箱の状態(一式セット)でしか売っていないことがわかりました。ショック!!なんだ、エコでも何でもなくただ長さが調節できるというだけのものだったのか~(;一_一)。ヘッド部分は劣化するということも製造販売している花王のホームページに書かれていますが、だったらパーツ別に売ればいいのに、と歯がゆい思いがします。丸ごと買い替えるなんてもったいない。今ある柄は捨てるしかないわけ?他の似たような商品と違い、金属製の立派なものなのに~。
ヘッドだけでは単価が安いからなのでしょうか。包装にも手間暇とお金がかかるし?でも、他社の商品に流れられるよりはいいのではないかと思うのですが。そこのところ花王さんはどう考えてるんでしょうか?
清掃用品コーナーに安くて似たような商品はたくさんありますが、どれも柄の部分が長く、しかもプラスチック製。後で捨てる時に困りそう。でも同じ用途なら安い方がいいので、そっちにします。早速明日当たり買いにいこう。
花王さん、客を一人逃しましたね。
我が家はフローリングの床の面積が大きいので、掃除機をかけるより拭いた方が簡単だし、電気代もかからないし、何よりすっきりきれいになります。埃も上がりにくいですしね。だから、クイックルワイパーは手軽に使えて重宝しているのです。
でも、もう6年くらい使ってきたため、半年くらい前からヘッドのシートを挟む切れ込みが劣化しだし、ついに今日はヘッドのクッション部分が剥離してしまいました。
ホームセンターで新しいのを買おうと思い、掃除用品のコーナーへ。クイックルワイパーはありません。しばらくしてかなり離れた清掃用洗剤のコーナーにシートと一緒に置かれていました。しかも、コンパクトな箱入り。ちなみに値段は類似商品の2倍ほど。
なるほど、そういえばこの商品は組み立て式だったのでしたね。柄の部分が三段階に分かれていて、長さを調節できるのでした。そのことをいまさら思い出したけど、まあ、うちは床用にしか使わないからそれはこの際どうでもいいのです。それより、これならごみ出しの時困らないな~と気付きました。きっと各パーツごとに買い替えができるんだわ♪なかなかエコという意味ではすすんでる?と感心。
では、ヘッドだけを買い換えよう!と探すのですがみつかりません。どうせなら今ある柄の部分をそのまま使いたいという一心で、別の店にも行きましたが、同じくありません。
帰宅してネットで調べたら、本体はお店に売っていたあの箱の状態(一式セット)でしか売っていないことがわかりました。ショック!!なんだ、エコでも何でもなくただ長さが調節できるというだけのものだったのか~(;一_一)。ヘッド部分は劣化するということも製造販売している花王のホームページに書かれていますが、だったらパーツ別に売ればいいのに、と歯がゆい思いがします。丸ごと買い替えるなんてもったいない。今ある柄は捨てるしかないわけ?他の似たような商品と違い、金属製の立派なものなのに~。
ヘッドだけでは単価が安いからなのでしょうか。包装にも手間暇とお金がかかるし?でも、他社の商品に流れられるよりはいいのではないかと思うのですが。そこのところ花王さんはどう考えてるんでしょうか?
清掃用品コーナーに安くて似たような商品はたくさんありますが、どれも柄の部分が長く、しかもプラスチック製。後で捨てる時に困りそう。でも同じ用途なら安い方がいいので、そっちにします。早速明日当たり買いにいこう。
花王さん、客を一人逃しましたね。
2008年7月6日日曜日
音楽の神が降りた?高松小吹奏楽部
今日は夫と一緒に、「いずも吹奏楽の集い」に行きました。
午前10時から午後6時頃まで、35組が演奏しました。 出雲には、全国大会で過去に何回も金賞を取った出雲一中を初めとして、すごくレベルの高いバンドがいくつもあります。そういう学校のAの部は午後からの演奏です。今回私たちは、部活で吹奏楽部に入った中一の娘が出る午前の中学校Cの部を聞くために行きました。午後からは用事もあり、午後から始まる全国大会レベルのバンドの演奏は残念ながら聞けませんでした。でも、行ってよかったと心から思います。 というのも、小学校の部で聞いた演奏がとにかく素晴らしかったからで す。
ここからは学校別の感想ですが、あくまで素人の意見であり、見当違いなことを書く可能性が大いにありますので、あしからず。
私たちは始まってから20分くらい経って入り、まず小編成の高校の部最後の組の演奏を聴きました。素人が聞いてもわかるくらい冴えなくて、なんだか気の毒でした。
そして、小学生の演奏が始まりました。
大社小学校が一番手で、「ダブリンダンス」を演奏しました。最初の音を聞いただけで感動して、ウルッときました。そして、フルートの子が一人すごく上手で、びっくりしました。うちの子より数段うまいかも。他のパート(特に金管)がもっと迫力があったら更に良かったかも。
次の今市小学校の演奏は、最初のつかみが素晴らしくて、とても小学生とは思えないと感心しました。とにかく金管の子達がうまい!「アンティグア湾序曲」という曲自体が明るくてノリがよく、金管の演奏を聞く限りは中学校のうまい子たちが演奏しているかのようでした。ただ、残念なことに、中盤で木管が弱いということが、素人の私でもわかりました。
大社小は木管はいいけど金管がいまいち。今市小は金管はいいけど木管が残念。優劣つけるとしたら、大社の方が上?と感じました。
小学校の部の最後は高松小学校の演奏でした。
曲は「じんじん(沖縄のわらべ歌より)」でしたが、初めから非の打ちどころがなく、演奏のうまさもさることながら、指揮者も奏者も音楽を全身で楽しんでいるのが伝わってきました。
まず、指揮者の先生が跳ねるように情熱的な指揮をされ、それにこたえるように、打楽器の子が素晴らしいパフォーマンスで返してました。他のパートも皆素晴らしく、このバンドはみんなが一つになって素晴らしい融合と調和を示してくれました。
大社小学校の演奏でも感動しましたが、高松小のはもう、「音楽の神が降りた?」と感じるほどひとつの完成した世界をつくっていて、勝手に涙が出てきて大変でした。 夫もまったく同じことを感じていたそうです。同じく泣いてました(*^_^*)。
小学校の部の後は中学校のCの部で、いよいよ娘たちの出番が近づきました。。どのバンドもほぼ初心者ばかりなわけですが、高松小を卒業した子たちが何人かいると思われる浜山中は期待して聞きました。曲はうちの子達と同じ「ブレントウッド パス」。高松小の演奏のような感動はありませんでしたが、初心者も多いでしょうに、けっこうサマになってました。
Cの部三番目のうちの娘たちの演奏は、全く期待してなかったのですが、思っていたほどひどくなく、それなりに形になっていてホッとしました。うちはフルートなので音が小さく、他の楽器と同時に吹いていると、他の楽器の音にかき消されて、全くと言っていいほど聞き取れません。この曲はソロパートもないようでしたし、なんかさみしい…。 4月に行われた出雲芸術アカデミーのコンサートでは「オペラ座の怪人」のフルートソロを吹いたりして聞かせどころがあったのに…。まあ、本人も、もっと響きわたるように、吹き方を改善する必要もありますけどね。腹式呼吸を練習しているようですが、なかなか思うようにできないそうで…。
でも、今日のコンサートは、何も期待せずに行ったのに、いい時間を過ごすことができて良かったです。
正直、今まで小学校の吹奏楽部がこんなに素晴らしい演奏をするなんて考えたこともなかったです。
高松小の皆さん、今日は本当にありがとう。
午前10時から午後6時頃まで、35組が演奏しました。 出雲には、全国大会で過去に何回も金賞を取った出雲一中を初めとして、すごくレベルの高いバンドがいくつもあります。そういう学校のAの部は午後からの演奏です。今回私たちは、部活で吹奏楽部に入った中一の娘が出る午前の中学校Cの部を聞くために行きました。午後からは用事もあり、午後から始まる全国大会レベルのバンドの演奏は残念ながら聞けませんでした。でも、行ってよかったと心から思います。 というのも、小学校の部で聞いた演奏がとにかく素晴らしかったからで す。
ここからは学校別の感想ですが、あくまで素人の意見であり、見当違いなことを書く可能性が大いにありますので、あしからず。
私たちは始まってから20分くらい経って入り、まず小編成の高校の部最後の組の演奏を聴きました。素人が聞いてもわかるくらい冴えなくて、なんだか気の毒でした。
そして、小学生の演奏が始まりました。
大社小学校が一番手で、「ダブリンダンス」を演奏しました。最初の音を聞いただけで感動して、ウルッときました。そして、フルートの子が一人すごく上手で、びっくりしました。うちの子より数段うまいかも。他のパート(特に金管)がもっと迫力があったら更に良かったかも。
次の今市小学校の演奏は、最初のつかみが素晴らしくて、とても小学生とは思えないと感心しました。とにかく金管の子達がうまい!「アンティグア湾序曲」という曲自体が明るくてノリがよく、金管の演奏を聞く限りは中学校のうまい子たちが演奏しているかのようでした。ただ、残念なことに、中盤で木管が弱いということが、素人の私でもわかりました。
大社小は木管はいいけど金管がいまいち。今市小は金管はいいけど木管が残念。優劣つけるとしたら、大社の方が上?と感じました。
小学校の部の最後は高松小学校の演奏でした。
曲は「じんじん(沖縄のわらべ歌より)」でしたが、初めから非の打ちどころがなく、演奏のうまさもさることながら、指揮者も奏者も音楽を全身で楽しんでいるのが伝わってきました。
まず、指揮者の先生が跳ねるように情熱的な指揮をされ、それにこたえるように、打楽器の子が素晴らしいパフォーマンスで返してました。他のパートも皆素晴らしく、このバンドはみんなが一つになって素晴らしい融合と調和を示してくれました。
大社小学校の演奏でも感動しましたが、高松小のはもう、「音楽の神が降りた?」と感じるほどひとつの完成した世界をつくっていて、勝手に涙が出てきて大変でした。 夫もまったく同じことを感じていたそうです。同じく泣いてました(*^_^*)。
小学校の部の後は中学校のCの部で、いよいよ娘たちの出番が近づきました。。どのバンドもほぼ初心者ばかりなわけですが、高松小を卒業した子たちが何人かいると思われる浜山中は期待して聞きました。曲はうちの子達と同じ「ブレントウッド パス」。高松小の演奏のような感動はありませんでしたが、初心者も多いでしょうに、けっこうサマになってました。
Cの部三番目のうちの娘たちの演奏は、全く期待してなかったのですが、思っていたほどひどくなく、それなりに形になっていてホッとしました。うちはフルートなので音が小さく、他の楽器と同時に吹いていると、他の楽器の音にかき消されて、全くと言っていいほど聞き取れません。この曲はソロパートもないようでしたし、なんかさみしい…。 4月に行われた出雲芸術アカデミーのコンサートでは「オペラ座の怪人」のフルートソロを吹いたりして聞かせどころがあったのに…。まあ、本人も、もっと響きわたるように、吹き方を改善する必要もありますけどね。腹式呼吸を練習しているようですが、なかなか思うようにできないそうで…。
でも、今日のコンサートは、何も期待せずに行ったのに、いい時間を過ごすことができて良かったです。
正直、今まで小学校の吹奏楽部がこんなに素晴らしい演奏をするなんて考えたこともなかったです。
高松小の皆さん、今日は本当にありがとう。
2008年7月5日土曜日
今日の編集手帳(読売新聞)
映画監督の山本嘉次郎は通行人の役など“その他大勢”の役者も、一人ひとり名前で呼んだ。「青い服の君、少し右に」などと指示する助監督を、「人には名前があるのだ」とたしなめたという◆できそうで、できない。道行く人々から挨拶(あいさつ)される古代ローマの有力者も相手の名を思い出すのには苦労し、「ノーメン(=名前)クラトール(=世話役)」と称する記憶係を従えていた◆米国のブッシュ大統領もそういう係をそばに置きたかったに違いない。日本の報道機関と会見し、「コイズミ」は4回、「アベ」も口にしながら、ついに「フクダ」の名は出ず、「いまの首相」でお茶を濁したという◆アウン・サン・スー・チーさんの名前を何度も間違え、サルコジさんの名前には演説草稿にふりがなを振ったと伝えられる人である。“その他大勢”と考えたわけではなく、ただ単純に覚えられなかったのだろう◆誰にも苦手はあるから映画監督の記憶力は望まないが、忘れてほしくない名前がひとつある。母親の切ない訴えを聴いて、目を潤ませた日のことは大統領も覚えておいでだろう。「メグミ」という。
(2008年7月5日01時52分 読売新聞)
ここ数か月、人生案内のほうは今一つ私的にこれといったのがないのですが、編集手帳のほうは月に2回くらいは「これは!」と感じる記事があります。
最初にそう感じたのは、今年の5月17日の坂本竜馬の妻おりょうの写真について書かれた記事でした。確か導入は小野小町の話が来て、おりょうがらみのエピソード(寺田屋事件)とともに写真の話に、そして最後の落ちに笑ってしまったのでした。今まで15年以上毎日読んでいて、編集手帳がこんなに面白かったなんて気付かなかったのが不思議です。もしかして字が大きくなったのに伴い、字数が減り、より簡潔な記事になった分、インパクトの強い表現になってるからとか?
まあ、とにかく、それ以来毎日期待してこのコラムを読んでいます。
おりょうの記事のように「クスッ」と笑わせるものもあれば、ほのぼの系、そして今日の記事のような事件、事故の被害者の方についての悲しいものもあります。どれも心に沁み渡るような表現力に感嘆します。 今日の記事には最後の最後に一気に涙腺を刺激されてしまいました。
また、表現力もさることながら、このコラムを読んでいて感心するのが、何といっても書いている方の引出しの多さです。大体のパターンとして、有名な歴史上の人物だけでなく、その道の人しか知らないだろうと思うような人物のエピソードや詩などの文学作品等を時事問題にからめ、最後は絶妙な結び方で締めているのにはもう唸るしかありません。
他に割と最近で印象に残っているのが、下記の記事です。一部問題になりそうな表現もありますが、私はこの記事は何度読んでも、涙なくしては読めません。
ほどけた靴ひもを結び直しても10秒はかかる。道で足をとめ、青く色づいたアジサイに見惚(みと)れても30秒は過ぎる。のどが渇き、駅の売店で何か飲んでも1分という時間は流れる◆居合わせる。居合わせない。ご遺族の方はきっと、靴ひもでいい、路傍の花でいい、わが子、わが夫に、立ち止まるわずかな時間も与えてくれなかった無情の天を仰ぐ思いでおられよう◆世の中が嫌になったのならば自分ひとりが世を去ればいいものを、「容疑者」という型通りの一語を添える気にもならない。加藤智大という25歳の男が東京・秋葉原で通行人を車ではね、ナイフで刺し、7人を殺した◆〈「はじめまして」/この一秒ほどの短い言葉に/一生のときめきを感じることがある〉。事件当日の朝、新聞で読んだ詩の一節が浮かんでは消える。時計のセイコーが23年前に一度だけ放送した“幻のCM”という◆犠牲者のひとり、東京芸術大学4年の武藤舞さん(21)は環境音楽を学び、コンサートを企画する会社から内定をもらったばかりだった。「はじめまして」。あこがれの職場で挨拶(あいさつ)する、ときめきの1秒は永遠に来ない。 (2008年6月10日 読売新聞:編集手帳)
(2008年7月5日01時52分 読売新聞)
ここ数か月、人生案内のほうは今一つ私的にこれといったのがないのですが、編集手帳のほうは月に2回くらいは「これは!」と感じる記事があります。
最初にそう感じたのは、今年の5月17日の坂本竜馬の妻おりょうの写真について書かれた記事でした。確か導入は小野小町の話が来て、おりょうがらみのエピソード(寺田屋事件)とともに写真の話に、そして最後の落ちに笑ってしまったのでした。今まで15年以上毎日読んでいて、編集手帳がこんなに面白かったなんて気付かなかったのが不思議です。もしかして字が大きくなったのに伴い、字数が減り、より簡潔な記事になった分、インパクトの強い表現になってるからとか?
まあ、とにかく、それ以来毎日期待してこのコラムを読んでいます。
おりょうの記事のように「クスッ」と笑わせるものもあれば、ほのぼの系、そして今日の記事のような事件、事故の被害者の方についての悲しいものもあります。どれも心に沁み渡るような表現力に感嘆します。 今日の記事には最後の最後に一気に涙腺を刺激されてしまいました。
また、表現力もさることながら、このコラムを読んでいて感心するのが、何といっても書いている方の引出しの多さです。大体のパターンとして、有名な歴史上の人物だけでなく、その道の人しか知らないだろうと思うような人物のエピソードや詩などの文学作品等を時事問題にからめ、最後は絶妙な結び方で締めているのにはもう唸るしかありません。
他に割と最近で印象に残っているのが、下記の記事です。一部問題になりそうな表現もありますが、私はこの記事は何度読んでも、涙なくしては読めません。
ほどけた靴ひもを結び直しても10秒はかかる。道で足をとめ、青く色づいたアジサイに見惚(みと)れても30秒は過ぎる。のどが渇き、駅の売店で何か飲んでも1分という時間は流れる◆居合わせる。居合わせない。ご遺族の方はきっと、靴ひもでいい、路傍の花でいい、わが子、わが夫に、立ち止まるわずかな時間も与えてくれなかった無情の天を仰ぐ思いでおられよう◆世の中が嫌になったのならば自分ひとりが世を去ればいいものを、「容疑者」という型通りの一語を添える気にもならない。加藤智大という25歳の男が東京・秋葉原で通行人を車ではね、ナイフで刺し、7人を殺した◆〈「はじめまして」/この一秒ほどの短い言葉に/一生のときめきを感じることがある〉。事件当日の朝、新聞で読んだ詩の一節が浮かんでは消える。時計のセイコーが23年前に一度だけ放送した“幻のCM”という◆犠牲者のひとり、東京芸術大学4年の武藤舞さん(21)は環境音楽を学び、コンサートを企画する会社から内定をもらったばかりだった。「はじめまして」。あこがれの職場で挨拶(あいさつ)する、ときめきの1秒は永遠に来ない。 (2008年6月10日 読売新聞:編集手帳)
2008年7月1日火曜日
Quantum of Solace trailer (007・慰めの報酬:予告編)
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