さて、滞在三日目の土曜は一日一緒に過ごす日。
朝食はヨーグルトと何か忘れましたが軽いもの。昼食を早めに予定していたので。
当初は
「出雲大社⇒広島風お好み焼きの店Hera⇒松江城とその周辺⇒松江フォーゲルパーク」
を予定していましたが、悪天候のため、松江城とその周辺はやめて、その代わりに斐川にある出雲キルト美術館に行くことにしました。
金曜の夜に予定変更についてマーラに確認すると、かえってその方が良かったことがわかりました。マーラのお母さんがキルト作家で、教室を開いておられ、個展も開いておられるそうなのです。
実はマーラ達は出雲大社は今回のプログラムのオープニングセレモニーで訪れているのですが、じっくり回る時間がなかったそうなので、今回しっかり参拝しました。と言っても11時にお好み焼きの予約をしていたので、時間が押していました。しかも、出雲大社に行く前に用事があって実家に立ち寄ったのでなおさら時間が押しました。でも、ちょうど実家前で停車しているときに、前日藤岡先生の講座の通訳をされた高校時代の恩師夫妻が通りかかられ、前日の感動をお伝えすることができてよかったです。
お好み焼きのHeraは、我が家では海外からのゲストを連れて行く定番コースになっています。
作る過程を見て楽しみ、食べておいしい最高のお店です。マーラも箸でお好み焼きだと最初は食べにくそうでしたが、味は気に入った様子でした。最後の方はへらも使って上手に食べてました。
ここの支払いはマーラがおごってくれました。
出雲キルト美術館は国内で唯一のキルトの美術館で、築200年の出雲様式を用いた屋敷を展示場としています。外観は昔ながらの豪農の屋敷といった風情。
館内では、キルト作家八幡垣睦子のプロデュースによる作品をメインに、季節ごとの花や木、古きよき日本の伝統美、館内に設けられた池のアートなどテーマごとのインスタレーションを見る事ができます。
私が一番素晴らしいと思ったのは「花鳥風月」と題された作品。ところどころ光沢のある白い孔雀と月、風に舞う花びらが2畳分ほどのキルト作品に圧倒的な存在感を与えられていて、ただもう感嘆の溜息が出ました。角度によって表情を変える作品でもあることが、マーラや娘に言われてわかり、一層感動しました。
庭や生け花は撮影可でした。
順路通りに作品を見た後は、ミュージアムショップに案内され、小物や画集をいくつか見ました。マーラはお母様に八幡垣睦子氏の作品集をお土産に買い、私は絵葉書を数枚買いました。
さて、次は松江フォーゲルパークへ。
昨年初秋に一人で行ったときにたくさん写真を撮り、こちらのブログにも載せたのですが、今回は梅雨のフォーゲルパークで、アジサイの花がきれいでした。
マーラもアジサイが大好きだそうで、この日車に乗ってからずっと車窓からアジサイが見えるたびに嬉しそうにしていたので、フォーゲルパークでじっくりアジサイを見ることができてよかったです。
休憩所で食べた巨峰とバニラのソフトクリームがすごくおいしかったです。
夕食に手巻き寿司をする予定だったので、早めに家に帰らなくてはと、3時ごろにフォーゲルパークを後にしました。帰宅したのは4時ごろ。
ご飯を仕掛けてから刺身を買いに出かけました。マーラは部屋でゆっくりしたり、DVDの続きを見たりして過ごしました。娘と結構楽しそうに話していました。
この日は夫は不在で、手巻き寿司ができ次第夕食となりました。
寿司は結構アメリカでも食べてるそうですが、手巻き寿司は初めてとのことで、色とりどりの刺身などの具が並んだお皿がきれいだといって写真を撮っていました。
味の方もどれも気に入ってくれました。ワインも良く進みました。
皆結構食べるのに夢中になり静かな夕食タイムでした。
実は、この日はマーラのカメラのバッテリーが切れていて、日中は私のデジカメと携帯で写真を撮ったのですが、デジカメのほうのは編集の段階で全部消えてしまいました。携帯の方は大丈夫だったのですが。
お好み焼きの写真はすべて没です。手巻き寿司の写真は夕方充電を済ませたマーラのカメラに収まっているので後日画像を送ってもらえますが。
2 件のコメント:
初めまして!いつ頃からか拝見いております。私は岡山県北部に住むものです。3年前の秋にキルト美術館を訪ねました。素敵でしたね。もう少し近ければ、もう一度、行ってみたいですが。
此の度は、ホストファミリーお疲れ様でしたねぇ!
初めまして^ ^
キルト美術館に三年前に行かれたんですね。秋だと紅葉の作品のも展示されていたでしょうね。迫力ありそう。
岡山県北部と言えば、子供が小さい頃よく蒜山高原センターに行ったものです。中国山地一つ隔てただけで、日の光が明るく感じられたものです。やっぱり山陽だなあと思ったものです。
これからもよろしくお願いします。
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