私は仕事柄多くの子どもさんの名前と出会います。どの名前を見ても、親御さんが子どもの幸せを願って、読み方、音の響き、字画など考えに考えてつけられたんだなぁと感じ、ほのぼのとした気持ちになります。
なかでも、自分達の年代で一般的だったちょっと懐かしい名前に出会うと、「ほっ」とします。例えば女の子で「子」のつく名前とか、男の子で「之」「弘」で終わる名前とか。流行に左右されない堅実さや奥ゆかしさを感じるからでしょうか。
そう言った名前の対極にあるのが下記URLに掲載されているような名前です。
昨日偶然見つけたのですが、あまりにも衝撃的だったので、こちらでも共有したくなってしまいました。
↓
http://dqname.jp/
もしかしてネタ?と思うような名前がたくさん出ています。
「黄熊」と書いて「ぷう」、漢字3文字を使って「わきが」、漢字5文字を使って「マリオネット」とか。どこまで本当か調べようがないのですが・・・。
でも、実際事件や事故に巻き込まれて新聞等で見かける子ども(時には親)の名前に奇抜だったり「夜露死苦」系の名前を多く見かけるので、あながちネタでもないような気がします。
ちなみにある大学の先生は「夜露死苦」系の当て字を「暴走万葉仮名」と仰ってます。
4 件のコメント:
「黄熊」で「ぷう」とは・・・うまい!!座布団三枚!!って言いたいとこだわ~名前じゃなければね(^_^;)
何だか最近ますますエスカレートしてきた感じですね。何か勘違いしてるのかなぁ? きっと欧米風な名前、奇抜な名前が良い名前だと単純に思ってるんでしょうね。
私の名前はわりと古風で、子供の頃はあまり好きになれなかったけど、今は気に入ってるんですよ。13も歳の離れた上の姉は当時にしては洒落た名前で、なんだか逆じゃない?と昔は不満に思ってましたけどね(笑)
そうそう、以前のバイト先で一緒だった正社員の女の子の場合は「小麦」。"こむぎちゃん"だったそうで、中学か高校の頃だったか改名したそうなんです。へぇ~そんな事もあるのぉ、と思ったものでした。
ジョディさん。
ほんと、名前じゃなければ、「黄熊」で「ぷう」、ナイス!ですよね。
こんな風潮があるとはいえ、親の階層(と言いきっていいのかどうかわかりませんが)によって、名前の付け方の傾向が違うようですね。
暴走万葉仮名を好んだり、アニメやパチンコなど親の趣味の押し付けで名前をつける親がいる一方、逆に割りと無難だったり、古風な名前をつけたがる親もいるのですよね。
前者と後者では子どもの名前によって入る大学の偏差値に違いが現れているようです。こどもの学力って親の価値感に左右されやすいでしょうからね。
ここまで書いておいた後に、私の子ども達も無難または古風な名前です、と告白すると嫌味になっちゃいますね。てへ。
いや~、それにしても「こむぎちゃん」という名もあったんですねぇ。記事の参考サイトにも「たかしくん」という名があって驚いたのですが・・・いやあ、びっくり。
偏差値云々・・はデーターの取り方等、真偽の程がわからないのでおいといて(笑)
名前というのはその子が一生背負うものなので、やはりもう少し親自身が自覚して、その責任の重大さや日本語・・というか、漢字の意味合いとかを考慮して欲しいものです。
言葉の文化が乱れているのも一因だと思いますが、何よりも他の人から『まともに読んでもらえない名前』というのは子どもにとってどうなんだろう?と思ったりしますけど。
そういえば、名付けのいきさつなどを学校の課題かなんかで子どもから聞かれたことがありますが、奇異な名前をつけられた子ども達の親はそういう時どう説明するのか・・・ちょっと気になるところです(苦笑)
ま、だいたい育児雑誌とかが売らんかなの特集組んだりして煽りすぎなんですけどね。
サスケさん。
ま、偏差値の話は呉智英さんがあちこちの大学で講義をしていて感じたことらしいですので、実際の真偽のほどはわかりませんけどね(w)。
大多数の親は子どものことを考えてつけていると思います。少なくともうちの子達の同級生やうちの教室の生徒さんに関してはそう思います。
一部の親の目立ちたいといった動機+言葉の知識の少なさのために変な名前がつけられるのでしょうね。子どもがかわいそう。親も名づけを機にちゃんと辞書でも引いて見ればいいのに、と思います。
それにサスケさんも指摘されている育児雑誌の影響もあるんでしょうね。そういった雑誌は一体どこにターゲットを絞っているのかしら。
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