開催しているのは「多伎いちじく館」。キララ多伎と交差点を挟んでななめ前に位置します。
月曜日に予約したのですが、ちょうど翌日のNHK「あさイチ」のピカピカ☆日本コーナーでこのいちじく館が紹介され、いい予習になりました。
さて、あさイチホームページの紹介によると、
真っ青な日本海の側に立つ産直市場「多伎いちじく館」。出雲市多伎町はいちじくの一大産地で、100軒ほどの農家が「蓬莱柿(ほうらいし)」という品種を育てています。蓬莱柿は、今では外来種に押されてめずらしくなってきていますが、日本で昔から育てられている品種。甘みが強いのが特徴で、お尻の部分が星型に割れると熟したサインです。
露地栽培がほとんどの多伎いちじく。大敵は「いちじく株枯(かぶかれ)病」です。一度感染すると土ごと入れ替えないと根絶できません。多伎いちじく館では併設のハウスの中でいちじくの養液栽培の試験を行っています。1つの箱に対して1本のいちじくの木を育てるので、1本が感染してもほかへの影響が抑えられます。
今回は、ヤスくんがハウスの中でいちじく狩り体験。おいしいいちじくを見分けるコツを習います。また、いちじくを使ったアイデア料理も紹介します。
さて、産直売り場のレジカウンターに声をかけて、予約票を受け取り、裏手にあるいちじく圃場に行くと、担当の平石さんが待機しておられました。平石さんは「あさイチ」でヤスくんにコツを伝授していた方です。
「あさイチ」を見たと伝えると、照れながらも収録の時のことを少し話してくださいました。ヤス君って本当にいい子でおじいちゃん思いの青年らしいです。おじいちゃんにイチジクを食べさせたくて三箱送ることにしたそうです。
さて、バケツとはさみとビニール手袋を渡され、ハウスの中へ。入る前に私が半袖ポロを着ていたので、腕がかゆくならないか心配されましたが、気にせず入りました。イチジクの葉は大きくて硬いいし、汁がついてかぶれる人もいるようです。特に目に当たってしまって擦ると当分目の周りが腫れるそうです。幸い友人も私もメガネをかけていたのでそれは問題ありませんでした。
平石さんに教えてもらいながら収穫しました。星形に割れてるのを見つけるのが楽しくて、結構どんどん取ってしまいました。でも、取りすぎると食べきれない分は1kg1500円で買取になるので20個くらい取って止めました。
ちなみに収穫体験料金は大人は1000円。いくら食べてもいいけれど、イチジクを一度にそんなに食べるのもなかなか大変です。せいぜい10個くらいでしょう。でも、先日40個以上食べた方もいるとか。去年までの最高は33個だったそうですが。
さて、倉庫みたいな会議室で食べることに。その際、試験的に露地栽培しておられる多品種のイチジクの試食もさせてくださいました。
まず露地栽培の蓬莱柿をだされ、これが他の分の1.5倍くらいの大きさでこれだけでかなりおなかが膨れました。
カロンっていう皮の色が濃くて梅ぐらいの大きさの物や、関東をはじめ日本のイチジクの8割くらいを占めるドーフィン、白くて黄緑の縞の入ったゼブラ・スイート、名前の通り、何となくブドウっぽいロイヤルビンヤード、バナナの味に似ているバナーネを試食しました。バナーネがおいしかったです。ドーフィンはイチジクジャムの味がしました。
結局試食を含めて10個くらい食べたら、私は1㎏をちょっと切るくらい残ったので1350円で残りを買い取りました。
イチジク館を出てからランチをしている間に車の中にイチジクを放置するのは気が引けたけど、幸い、薄曇りだったおかげで傷んでなくてよかったです。
我が家は私と息子以外イチジクを好まないので、近所と実家におすそ分けしました。
イチジクの収穫体験、いい勉強になりました。おしりの部分がかなり大きく割れたイチジクはほんとにおいしかったです。イチジクは日持ちしない分、そこまで割れた物は店頭に並びません。だから、取れたてでないと絶対に知りえない味ですから、そこに価値がありますね。
案内役の平石さんが気さくにいろいろ教えてくださったのも良かったです。
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