2012年1月23日月曜日

錦織圭、全豪オープンでベスト8に!!

われらが島根の星、錦織圭君が、テニスの全豪オープン第8日の22日男子シングルス4回戦でのJW・ツォンガ(フランス)と対戦し、2-6、6-2、6-1、3-6で、6-3でフルセットの末、ベスト8入りを決めました。

錦織君は日本男子としては史上初の全豪4勝と、1968年のオープン化以降の四大大会で95年ウィンブルドン選手権の松岡修造以来の8強入り。

自身2度目の4回戦進出となった錦織君。第1セットは、最初のサービスゲームを落とすと、更にツォンガのサーブとフォアに苦しみ流れに乗れないまま2-6で落としました。

しかし、第2セットは、2ゲームの途中、錦織君がコートの変形を訴え中断する場面もありましたが、2-0でブレイクを取るとその後調子を取り戻し6-2と奪い返しました。第3セットもその流れのまま6-1で連取しました。

このままの流れでいくかと思われましたが、第4セットは、ツォンガもキレのあるサーブとショットを発揮し、接戦となるも3-6で落としましたが、第5セットは、3-1でブレイクを決めると、勢いを落とすことなく6-3で激闘を制しました。

準々決勝は第4シードのA・マレー(英国)と対戦します。

この記事を書きながらNHKの「アスリートの魂」で特集している錦織君の「かっこ悪くても勝つテニス」を見ています。
4年前彼の代名詞だったエアケイは影をひそめ、「ウィニング・アグリー」の精神で戦うようになり、一時勝てなかった時期を乗り越えたのですね。
ほんとうに肉体的にも精神的にも強くなったんだなあ~と感慨深いです。

ちなみに「ウィニングアグリー」とは、
「アスリートの魂」の番組紹介記事から引用すると:
日本テニス界をリードする男、錦織圭選手、22歳。現在の世界ランキングは26位。
彼が今、目指している新たなプレースタイルは「ウイニング・アグリー(格好悪く勝つ)」。
これまでなら強引に攻めていた場面でも攻め急がず、ラリーを続ける中で相手の弱点を突き、ミスを誘い、粘り勝つ“我慢のテニス”だ。
長時間のラリーに耐えられる体をつくるため、独自のトレーニングを取り入れるなど、自らのテニスを根本から見つめ直し、さらなるステップアップを目指している。
果敢に上を目指す錦織選手の熱き魂に迫る。

錦織君、本当におめでとう!!
次の相手は彼が一番苦手としているマレーという選手ですが、いい試合をしてほしいです。

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