年に1回くらいの頻度で会う友人から先日ランチのお誘いがあったので、この際映画も観ようと提案し、今日、「天地明察」を観に行きました。
この映画の原作が本屋大賞を受賞した時から映画化されるのを期待していたのでした。著者がイケメンだしテーマがもろに私の好みなので本の方も読みたいけど、軽く読めるものでもなさそうだから本ではなくとりあえず、映画化されたものでも見たかったんです。
豪華キャスト陣で、出演者の演技については文句なしでした。
主演の岡田准一、良かったです。素直で純粋で謙虚な研究家、かわいくて素敵でした。
私がよく見るドラマや映画ではおなじみの岸部一徳さんや笹野高史さん、中井貴一さんがここにも出演。みなさん、素晴らしかったです。
松本幸四郎と染五郎親子は役柄上、敵対する勢力に分かれてましたね。
市川猿之助や佐藤隆太もいい味出してました。
染谷将太は若い将軍様役。彼は「テンペスト」では王様役だったし、ほかの何かでも将軍様やってませんでしたっけ?はまり役なんですかね。
囲碁の達人のお坊さん役の横山裕も良かったです。
宮崎あおいはちょっと苦手なので、演技はともかくとして、彼女のシーンだけは抵抗がありました。でも、彼女のあるセリフにかなり感動はしましたけどね。
話的には、私の好きな分野で面白かったのですが、一緒に見た友人には前半がかなり退屈だったようです。私も、予備知識もほとんどない状態で上映時間も知らなかったこともあり、長過ぎな感じがしました。
でも、実際、すでにある暦を検証したり、作り変えるには長い期間の地道な観測と計算の積み重ねが必要で、さらにより深い天文知識を手に入れるにもきっかけや取引も必要だったりで、最後の最後、成功の喜びを最大限に盛り上げるにはどれも欠かせない過程ではありますよね。
映画の流れとしては冗長な印象でしたが、内容的には私は満足できました。
2 件のコメント:
この映画行かれたのですね~
この原作の本を数年前に読んだので
見に行こうと思ってますが、
退屈でしたか?
まあ、本もサスペンスものでもないので、
ちょっと退屈なところもありましたから。
でも、主人公はじめみんないい人で
さわやかな作品だったので、映画も
そんな感じかなあ~と思ってます。
私自身は、長いとは思いましたが、退屈どころか十分楽しみましたよ。
占星術オタクなので、宇宙とか暦とか、研究者とかが大好きで、特に理系の学者に萌えちゃいますので。
友人は寝てしまいそうなくらい退屈だったそうですが‥。実はその友人、普段から映画観賞とか自発的にはしない人ですしね。
アリスさん、原作を読まれたんですね。
映画でも主人公側の人たちは皆、純粋でいい人たちでしたよ。妬みとか無縁の、ひたすら高みを目指して努力するさわやかな人たちでした。
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