この年末年始は、茶道の知識を深めたくなり、今更ながら表千家の入門書、道具類を購入しました。
きっかけは先月からお濃茶のお点前を習っていて、自分が35年以上前に表千家の教室に通っていた頃に使っていた出帛紗(だしぶくさ)を拝見に出した際、何も答えられなかった事です。
この写真では、縞模様の布が出帛紗です。 |
それ以来、帛紗の文様の種類、メーカーや有名な職人などについてググりまくりました。その結果、私の出帛紗は北村徳斎の日野間道ではないかと推測しています。
帛紗について調べていると裂地という言葉が出てきて「きれじ」と読むことを知りました。また縞模様を間道(かんとう)と言うことも知りました。文様だけでも色々あるし、奥が深いです。
そのうち、興味は帛紗から茶碗へと発展し、陶器、磁器、せっ器の違いと産地、作家など調べまくりました。この歳で陶磁器についての知識があまりにも乏しかったことに愕然としました。また、茶道は仏教や武将とも関係があるので、茶碗について調べるうちに日本や中国、朝鮮の歴史もいっしょにザッとですが振り返ることができました。
茶道関連の事をじっくり調べるにはやはり紙の本が欲しくなり、2冊購入しました。
また35年程前に祖母にお茶道具一式を買ってもらいながら使わずにいたのですが、ここに来てようやく使うことに。薄茶用は柄杓と茶巾以外は揃っていました。
道具入れに茶碗が4つ入っていたけど、産地を当てる自信がないまま😅 |
釜がないので柄杓は必要ないけど、茶巾と抹茶篩(ふるい)、あと最近お濃茶のお点前もやっているので肩衝茶入れ、そして茶筅のくせ直しを購入しました。
茶入れのお仕覆は龍村美術織物の裂地(きれじ) |
2 件のコメント:
ようちゃん、こんばんわ~
すごいですね~お茶のお稽古が続いているのも
すごいな・・と思いますが、お茶の世界からいろいろな
ことに興味が広がって、知識が深くなっているのが
さすがだなあ~と思いました。
私も着付けを習っている時に織物や染物の知識がもっと
あればなあ~とは思ったのですが、実際勉強していないので、
布のことがよくわからないままです。
主人の実家に住んでいて、義母がお茶をやっていたので、道具や
掛け軸などもあるのですが、よくわからないままです。
ようちゃんに来てもらって教えてもらわないと。
まあ、私も旅行先の観光地から歴史などは調べたりするので、
私の場合は旅行して、ブログ書いたりするのが脳活になるかな~
と思ってます。
これからは、お花の知識も増やしたいですが、最近の花は
名前が難しすぎて、頭の中をスルーしていってしまいます(笑)
これからも、奥深いお茶の世界をたのしんでくださいね。
アリスさん、こんにちは〜😀
いや〜、お茶のお稽古、35年ぶりに再開してまだ一年ですから、
まだまだですよ〜😅
今の先生が家元に確認してくださり、茶通箱までやっていたことが判明した
のですが、全く覚えていません。なのに次に進むためのお許状を取る必要
があると言われて、昨年終わり頃には約10万円の出費でした。
さらに先に進むにはあと何回もまとまった出費がありそうなので
続けてる人ってすごいですね。
私はあと数年は勧められても取らないつもりです。
茶道を通して学ぶべきことが次々と出てきて飽きることがなく、
先人の美意識などに思いを馳せるのは楽しいです。
自己満足でしかないし、誰かの為になっているわけでもないの
ですが。
アリスさんも、着物や茶道関連の道具などを身近にお持ちなので
気が向いた時にいつでも鑑賞できていいですね。
アリスさんは、旅行で様々な地域の風物や歴史を直に見聞きされており、
なかなか旅行に行けない私にとってアリスさんの旅日記はとても興味深く
楽しみです💖
アリスさんはフラワーアレンジメントもされていて、花についての知識も豊富ですよね。
最近の花ってカタカナの長い名前が多そうですね。確かに覚えにくそう。
私も茶道関連の知識を今詰め込み中ですが、すぐに忘れてしまうので、復習必至です。
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