故・柳家小さん師匠の孫で落語家の柳家花緑さんの公演が出雲市民会館でありました。元々チケットは夫が自分用に1枚だけかなり前に購入していたけど、後で神迎え神事のための清掃奉仕と自治協会の会議が入って行けなくなり、代わりに私が行くことになりました。
落語だけでなく、ご本人が診断済みの発達障害者ということでその分野についてのトークもありました。
冒頭で写真を撮るようご本人から促され撮った写真です
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自己紹介を面白可笑しくされた後テンポよく
小噺をいくつか話され、その後メインの魚屋の話が続きました。
同じ位置で座ったまま小道具は手拭いと扇子だけで、1人で何役演じるわけですが、とても臨場感がありました。落語家の芸の素晴らしさを目の当たりにして感動しました。
帰宅後に夫に報告すると、「芝浜」と言って落語界の第9みたいな位置付けのお話だそう。確かに話の時期が大晦日でした。
トークの方は、かなりスピリチュアル色の強い内容でした。
障害を悪いものと決めつけてはいけない。
障害だけでなく、何事にもよい、悪いはなく,それを決めているのは各々の人間である。
色眼鏡を通してみないこと。色即是空。
幸せに生きるにはと話は進み、そこで小林正観の思想に基づく心の持ち方、日常生活で実践すべき習慣などを語られて終了。
私自身の人生観に近く理解、共感しながら聞いたけれど、トイレ掃除を素手でする話は衛生面が気になり、そこは私は素直にうけいれられませんでした。
スピリチュアル、けっこう信じるけど、トイレ掃除はせめて手袋は着けてしたいと思います。
ちなみに、来年の6月1日にまた出雲に来られるそうです。会場は平田文化会館です。