2010年9月28日火曜日

「てっぱん」初回視聴率18%台…「ゲゲゲ~」の遺産がどこまで持つのか

昨日からスタートした「てっぱん」。
オープニングの、葉加瀬太郎のバイオリンだけは凄くいいですね~。うっとりするほどです。
内容はもう、ノーコメント。

ところで初回視聴率が「ゲゲゲの女房」より3%も高かったとわざわざ報じられてますね。

まあ、連続テレビ小説の新番組が始まるたびに初回視聴率を報じますが、その数字を報じることに何か意味でもあるのでしょうか。

「ゲゲゲ~」の時は初回視聴率が歴代最低だったことを、まるで鬼の首を取ったように大々的に報じていたけど、わかってる人はその前の「ウェルかめ」がつまらなさ過ぎて、NHKの朝ドラ自体に期待感が薄れていたこと、「ゲゲゲ~」から放送時間が変わったため見逃した人もいるであろうことなどの結果だと感じたことでしょう。

「ゲゲゲ~」は初回から素晴らしい内容だっただけに、見逃した人は残念でしたよね。
しかも、初回視聴率歴代最低という報道のため、ますます見る気をなくした人もいたようですし。実際、私が「今までで観たドラマの中で一番いいドラマになりそう」と熱く語っても、視聴率が低いからと馬鹿にした人が数人いましたからね。

初回視聴率なんて、まだそのドラマの内容を知らない状態での調査だから、面白いのかどうかの指標にはならないのに。あくまで期待値ですよね。そのドラマの内容がいいかどうかはちゃんと見てからわかるわけで、「ゲゲゲの女房」はその後、一週目からもう視聴率が初回より上がってましたものね。きっと、初めの方から見ていた人からの口コミで見始めた人が増えたのと、8時からという時間帯に慣れたというのがあったのでしょうね。

さあ、今回「てっぱん」の初回視聴率が高かったのは、おそらく「ゲゲゲの女房」の時と逆で、前のが良かったからそのまま習慣でNHKの朝ドラを見ることにした人たちが結構いたからではないかと思います。いわば、「ゲゲゲ~」の遺産です。今後は内容で評価されますが、「ゲゲゲ~」の遺産をどこまで保てるのでしょうか。

ほんと、葉加瀬太郎のバイオリンだけは凄くいいんですけどね~。

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