2010年9月24日金曜日

「ゲゲゲの女房」いよいよ明日が最終回

今週はいよいよ最終週。
水木しげるを支えてきた妻・布美枝のこれまでの歩みが周囲からも認められ、これまで布美枝を応援してきた全国の視聴者も毎日感動に胸を震わせていることでしょう。

20周年記念の謝恩会を思いついたあたりから、いっそう盛り上がりましたね。

そして、今日はしょっぱなから感動のシーンが。娘たちから祝福とねぎらいを込めた花束を受け取った茂は、その花束を布美枝に渡し、「これはお母ちゃんのもんだ。お母ちゃんがおらんかったら、ここまで来れんかった。」照れくさくて「ありがとう」とは言えなかったようですが、それがまたいいんですよね。そして、布美枝からお礼を言われそうになると、仕事場へ向かいながら「お茶を頼む」。これぞ日本の夫婦ですね~。うちもこんな感じかな。

その様子を見ていた絹代も本当にうれしそうでしたね。布美枝は、あの気難しい絹代でさえ認めざるを得ないほど、曲ったことはしない、謙虚な愛すべき人ですから。愛すべき人と言えば、布美枝の兄嫁の邦子さんも正真正銘の良い人ですよね。先日は、あの源兵衛から「娘」と言ってもらえて本当に良かったです。飯田家の女性って、祖母も母も娘も、そして嫁までも皆いい人達ばかり。きつい性格の娘もいるけど、基本は善良ですよね。善良で努力家な性質と環境とが揃ってこそでしょうね。素晴らしい!!

今日は太一君のセリフにも感動しました。朴訥な彼の口から発せられる台詞にはいつも重みと説得力があります。
布美枝が出会った最初の水木ファンは太一君ですが、その背後には何万、何十万のファンがいるのだということを、太一君に教えられましたね。本当に多くの方のおかげで今があるのですね。

多くの人のおかげで今の自分があることは、誰にとっても言えることで、私も今日の放送を見て、ともすれば忘れてしまいがちな「感謝」の気持ちを改めて意識することができました。このドラマにはこれまでもこんな風に何度も汚れた心を洗ってもらいました。本当に素晴らしい脚本です。

そして、布美枝の父・源兵衛があの世へと旅立ちました。悲嘆にくれる布美枝の肩に手を置く茂。
茂は「悪魔くん」初放送のあとも感謝と愛情をこめて、布美枝の肩に手を置きました。この、茂から布美枝への愛情の伝え方、いつ見てもグッときますよね。

ところで、二人の寝室もいつの間にかベッドが置かれてますね。
それと、シルクハットをかぶるのは実は叙勲の時のはずだけど謝恩パーティでかぶらせてましたね。叙勲のシーンはもうないのでしょうね。

明日はいよいよ最終回、もう本当に最後なんですね。半年のうち後半はあっという間に過ぎた感じです。内容的には前半の方が好きで、ものすごく集中して見ていた分、前半の方で濃い時間を過ごしたからでしょうか。
明日は、15分でどんな風に終わらせるんでしょう。終わってしまったら「あっけなかった」っていう印象を持ちそうで今からむなしいです。朝ドラを最初から最後までこんなに夢中で見たのは最初で最後かもしれません。

「てっぱん」はまた、朝からカラ元気出してる女の子が出てくるようなので多分見ないだろうなあ。朝から変にテンションが高い人見ると疲れます。

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