2010年6月9日水曜日

今日の「ゲゲゲの女房」(63話)

紙に書いてふすまに貼った7段飾りのお雛様か~。茂さん、やりますね~。
藍子の初節句のために布美枝の実家から貰ったお祝いまで生活費にまわさざるを得ないなんて、どれほど無念だったでしょう。
でも、それでめげるのでなく、父として精一杯娘のためにできることをしてあげる茂、いいお父ちゃんです。図案の原型はやはり本棚の百科事典からでしょうか。
もちろんそのきっかけとなったのは布美枝お母ちゃんがお雛様を紙で折っていたから。
布美枝はあんなに無念な思いをしながらも、茂を非難するのでなく、いつも明るくふるまっていて偉いです。人間あれだけ貧しくても、楽観的に暮らしていると生きては行けるんだとこの二人を見ていて思います。

茂作の平面7段雛飾りで親子3人のささやかなひな祭り。
「白酒をのんだつもり。」「菱餅をお母ちゃんの目を盗んで食べたつもり。」「でも慌ててのどに詰まらせた。」
この時の藍子に語りかける茂の口調は境弁でなく標準語風で、いつものぶっきらぼうな話し方ではなく、丁寧です。やっぱり東京で育っていく娘にはきちんと標準語を覚えてもらいたいのでしょうし、子どもには丁寧にわかりやすくはなす方がいいですものね。
な~んちゃって、いつもと違う話し方に聞いてるこちらが照れてしまい、無理やり理由を考えてみたのでした。

ところで、また赤ちゃんの抱き方にこだわってしまいますが、今回は茂です。
立ったまま抱っこしている時は特になんですが、ひっきりなしに、藍子の体を揺すってるけど、あんなに揺すって大丈夫?と気になります。多分、右腕しか使えないので、腕がだるくなるからなのかな?

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