2023年12月28日木曜日

群馬に行ってきました。③クリスマスディナー at 群馬會舘食堂

  臨江閣のライトアップを見た後でホテルに歩いて帰る道すがら食事のできるところはないかとグーグルマップで捜したところ、6時オープンのお店とそこから徒歩6分ほどのところに格式高そうなレストランが見つかりました。そのくらいしかこのエリアには夕食を提供してくれるお店はなさそうです。

 官公庁の集まるエリアでしかも日曜日のためほとんど人通りがなく、暗い中とぼとぼと歩いてようやく6時オープンのお店にたどり着きましたが‥お休みでした😨

 今思えばタクシーでも呼んで駅の南側に行けばいくらでも食べるところはあったのに、格式高そうなレストランのある県庁付近に向かってしまいました。もう足が痛くてどこでもいいから早く座りたい一心です。県庁近くならグーグルマップには出ていなくてもお店がいくつかあるだろうと甘い考えでいたら、まったくなし。とうとう県庁前まで来てしまいました。

群馬県庁。32階建てで日本一高い県庁の庁舎です。
ここもライトアップされていてきれいでした。
赤だけでなく緑や黄色、青など何色にも変化して見ごたえありました。

ここまで来たからにはと
県庁前の群馬會舘地下にある群馬會舘食堂に意を決して入ってみました。


上の写真の左に見えるチラシ。暗くて文字の部分はよく読めませんでした。
こうしてみると値段も見えますね。

 クリスマスツリーの飾られた玄関ホールで様子をうかがっていると着物を着た女将的な老婦人が応対に出てこられました。予約なしで食事できるか聞くと「クリスマスディナーでよければ」とのこと。値段がものすごく高いのはちょっととほのめかすと、奥に確認に行かれ、戻って来られた時に、「15000円ですが、バイオリンとピアノの生演奏付きでなので素敵なクリスマスのひと時を」という感じでクリスマスディナーを勧められました。
 カード払いOKとのことだったので「そう、今日はクリスマスイブ!特別な日!ラグジュアリスな体験もたまにはいいよね。」と受け入れました。
 親子4人のグループをはじめてとして、6組はいました。空いたテーブルもいくつかあり、私の座るテーブルもあってよかったです。
 やりとりの中で私が旅行者で、出雲大社の近くから来たと聞いてとても歓迎されました。
女将さん?だけでなく若い女性店員さんも島根出身の安野光雅ファンとのことで何くれとなく気にかけて話しかけてくださり、うれしかったです。
 生演奏のクリスマスキャロルを聞きながら、おもてなしを受け優雅なひと時を過ごすことができました。
 途中、音楽がハッピーバースデーに変わっておや?と思ったら隣のテーブルのお子さんがこの日誕生日で特別にその子のためのケーキも用意され、みんなで曲に合わせて拍手しながらお祝いしました。いっそう気持ちが温まりました。
 
クリスマスオードブル(特にフォアグラが美味しかったです)
グラスワイン(白)

ダブルコンソメスープ(コク深く、シナモンの香りもほのかに感じられました)

パンは美味しかったけれど、食べるのに悪戦苦闘しました。
舌平目のスフレ ソースアルベール(写真撮り忘れたので公式サイトから拝借)
スフレの中にはトリュフも入っていてリッチな気分に

ゆずのグラニテ  さっぱりしていて次の肉料理に備えていい口直しに
ここでグラスワイン(赤)を注文

上州和牛のローストビーフ グレイビーソース
ヨークシャープディング
こちらはお替りがありました。

クリスマススィーツ 
洋ナシのタルトとカッサータ
どちらも最高に好みの味で大満足♪
締めにコーヒーを頂き完食。



グラスワインをお魚の時とお肉の時用に2杯頼んだのでお会計は17000円を超えていましたが、群馬での大切な思い出ができて良かったです。

        

 ⇒ 群馬會舘食堂(公式サイト)











0 件のコメント:

コメントを投稿