あの感動を残したいと思いつつ、なかなか勢いがつかないと書けなくて…。
写真を撮ったもののあまりうまく撮れなかったのと、細部にわたって書こうとするとかなりのエネルギーを使うというのがあり、印象に残ったところだけ書こうと思います。
和館は修復中で入れませんでした。
正門 |
正門を入ると、背の高い木々。門から建物までのアプローチ
この道を馬車とか黒塗のクラシックカーが走っていたんですねぇ。
土曜のお昼頃でしたが、木の根元で何かを採集している父娘や、
乳母車を押して散歩する若夫婦など、のどかな休日をここで過ごす
人たちをちらほら見かけました。
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このアングルからは見えませんが、建物の正面には10人前後の方が キャンバスに向かって洋館をスケッチしておられました。指導者らしき人が アドバイスしていたので、絵画教室のスケッチ旅行かなにかでしょうか。 あとは数組の観光客らしき人たちもいました。 |
洋館玄関 |
玄関ホール |
玄関ホールから入って右側がカフェになっています。 元はサロンだった部屋。 |
火が使えないので、メニューはドリンクトアイスクリームのみ。 アイスクリームを注文したらハーゲンダッツのカップ入りをお皿 に乗せたのが出てきました。クッキー付で350円。 ボランティアの方らしき人たちが働いておられました。 |
鏡に映っているのは元の応接室。 |
手前が小客室でその向こうが大客室。 |
手前が大客室でその向こうが小客室。 |
大食堂とその奥の小食堂 |
一階の、階段下のスペース。右の長椅子の手前は要人が座るのだそう。
椅子に深く座ればこのスペースに入らない限り、顔が見えないようになっているそうです。
実際説明してくれたボランティアのおじさんが座って見せてくれて、納得。
こういうお邸ではこれが標準装備だったようです。
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二階へ上がる階段も素敵。右上に見える窓は
黄色を基調としたステンドグラスで、写真では
わかりにくいけれど、綺麗でした。
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2階は家族の生活スペース。 この写真の右端に見えるのは浴室入口。 |
浴室。 脱衣所もこの手前にあり、白くておしゃれな作り付けの棚があります。 |
階段上の吹き抜けの電燈が個性的。 |
侯爵夫妻の寝室 |
夫人室。こちらは全体的にやわらかくて優しい雰囲気。 ステンドグラスの模様も階段のところと違っていて、花模様でした。 |
書斎 |
他にも長女、次女、三女、そして三男の居室、さらに従者の部屋、女中の部屋がありました。 女中の部屋は3部屋くらいあったと記憶しています。女中の部屋は和室でした。
女中部屋の近くに会議室もありました。
他にも入れないエリアがあったり見逃したかもしれない部屋もあるのですが、平面図によれば、執事室もあります。一階には応接室がもう3部屋あるようです。
やはり、侯爵のお邸はスケールが大きいですね。
まず邸に行くまでのアプローチが長いし、使用人部屋や、皇族もいらっしゃったパーティ用の大広間など。
長女、酒井美意子さんの本、再読して旧侯爵家の様子をもっとリアルに感じてみたいと思いました。
旧前田侯爵邸で検索すると他のブロガーさんのレポートで詳しく書かれているのがありますので、そちらを見られるのもいいと思います。
また邸の歴史などについては、東京都のサイト↓をご覧になるといいですね。
http://www.syougai.metro.tokyo.jp/sesaku/maedatei/history.html
侯爵のお宅はやはりすごいですね~
返信削除アクセスが大変そうですが、私も東京に行く機会が
あったら、ぜひ見に行ってみたいです。
あの時代に、こういう館で住んでみたかったなあ~
なんて思いますね。
アリスさん、
返信削除本当に、さすが加賀百万石の前田侯爵家ですよね〜。
あんなお邸に、使用人でもいいから住んでみたかったです、私も。
そうそう、長女の居室は玄関の上で、窓の外はバルコニーになってるんですが、
どう見ても窓を乗り越えないとバルコニーには出れないんです。
美意子さんは乗り越えてたんですね。
アクセスは、渋谷駅から出てる東急バスに乗れば楽チンだと思います。あとで気づきましたが(とほほ)