2010年10月20日水曜日

「ギルティ 悪魔と契約した女」第2話

今回もなかなか面白かったです。
実は、初回からつっこみどころは結構あるのですが、それでも続きを見ずにはいられないほどに面白いです。玉木宏のヤサグレぶりが板についてるところも、見所ですね。

初回からずっと疑問なのが、ヒロイン芽衣子が18歳の時、姉の夫とその息子を毒殺した疑いで逮捕され、13年間も刑務所に入っていた件。殺人の動機が弱すぎるし、逮捕されたこと自体も理解できないけど、裁判で無期懲役の判決を受けたのに至っては、あり得ないんじゃ、と今でも思います。

でも、もしかして、それこそがこのドラマの復讐劇と関連しているのかもしれない、とも思えるのですよね。実は警察の人間とか、法曹界の人間が事件に関係していて、芽衣子は生贄にされたとか。たとえば、真島(玉木宏)の上司がやたら、真島を動向を気にするのが怪しいです。彼も芽衣子の事件に深く関わっていたのでは?三輪刑事の動きなどとも合わせて考えると、そんな気がします。

では、芽衣子の母はなぜ娘のことを悪魔呼ばわりするのか、という疑問も湧きます。娘の無実を信じて守るのが母親でしょうに。彼女もなんらかの脅しを受けていたとか?でも、娘をそんな目にあわせてまで守るものってあるのでしょうか?わざわざ姉の自殺のことを報告に来て、「あなたの願いがかなって良かったわね」と言ったり。なんにしろ怪しい人物だし、酷い母親だと思います。

でも、もしかしたら、母親が予告で「悪魔」と言っていたように、芽衣子は本当に怖い人間だったりして。彼女頭がすごくいいですからね。あれだけ用意周到に人を追い詰めることができるのですから。そして、2面性を矛盾なく演じ分けているのも凄いです。実は芽衣子はサイコパス?

まあ、色々な可能性を考えながら今後の展開を楽しみに見たいと思います。

最後に、瑣末なことですが気になったこと。
前回、復讐相手の老人を屋上から飛び降り自殺させるとき、芽衣子が老人の孫を屋上から落とすと言って孫に見せかけて人形を使っていたけど、本物の赤ちゃんもすぐ近くでベビーカーに乗せたままになってました。老人とのやり取りの間に赤ちゃんが泣いたらどうするつもりだったのでしょう。

今回は、ペットショップの塀の落書きのこと。真島が店に入ってから、落書き犯達が来て絵を描いて逃げるまでわずか1分か2分だったのですが、あんなに一気に絵が描けるものでしょうか。5人くらいで、スプレーを一人数本使えば可能なのかな?まあ、時間かけずに描くのでしょうけど、凄い早業だなと思います。

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