2009年5月23日土曜日

「Defiance(ディファイアンス)」観ました。

昨日、待ちに待った「ディファイアンス」のDVDがイギリスから届きました。ついでに「The Mother」も。
16日に発送したとのメールがあったので一昨日届くかと思っていましたが、昨日になりました。
二つ合わせて、送料込みで日本円にして3000円くらい。


さっそくパソコンでみました。イギリスのディスクはPAL方式なので、うちではパソコンでしか視聴できないのです。 そんなDVDをダニエル出演作だけで10タイトルくらい持ってる私って、ほんとダニエル・バカですよね。

さて、最初に、シーン別に選んで各シーン最初の辺だけみましたが、なんか、いい感じ、感動しそう、との感触。やはり、評価が高い映画って、雰囲気でわかるなぁと思いました。

深夜になってから、最初から最後まで通しで観ました。 字幕は日本語はありませんが、幸いかなり簡単な英語だったので、英語字幕を見て内容はほぼ完全に掴めました。

内容についてはこちらをどうぞ→http://www.defiance-movie.jp/full.html

ストーリーもわかりやすいし、テンポも良いし、舞台となっている森が美しいこと。 劇場で見たら、もっと感動しただろうと思います。
そして、やはり、何と言っても、ビエルスキ兄弟の長男、トゥヴィア役のダニエルのストイックさが全体のムードを支配していてその緊迫感がいいですね。

でも、トゥヴィアの人間らしい温かさや、成り行きでコミュニティのリーダーになってしまった普通の人としての弱さや迷い、苦悩、追い詰められたユダヤ人として、またコミュニティの秩序を守るためのリーダーとしての残忍さも所々で表現されており、真実味がありました。

終盤の逃亡&戦闘劇では、弟たちの方がヒーロー度は高いですしね。

それに、トゥヴィアは森での生活を始める前の仕事は、奥さんの父親の事業を手伝っていて、森の生活を終えた後は、弟が始めたアメリカでの事業を手伝ったりとか、もともとあまり開拓精神とか豪快さとかはないタイプ、決してヒーロータイプではないのです。でも、そんなトゥヴィアがリーダーだったからこそ、
この物語(本当にあった物語)は生まれたのだと思います。

そして、ビエルスキ兄弟のそれぞれの視点から描かれた、それぞれを主人公にしたストーリーの映画があっても面白いでしょうね。

この映画のダニエルはルックス的に渋くて素敵でした。そして他の作品のダニエルとかぶるシーンも結構ありました。
たとえば、ナチスの手先になっていた警察官の家を襲撃するシーンは、「カジノ・ロワイヤル」の空港やヴェニスのアクションシーンを彷彿とさせます。

それにしてもストイックなダニエルはやっぱりセクシー。でも同じストイックな役では私にとっては「ザ・トレンチ」での軍曹役の方が、もっと胸キュン度が高いですね…。

4 件のコメント:

  1.  ようやく観られましたね♪
    こういうダニエルもいいですよね。↑の新しい記事の写真であの美しい森を思い出しました。でも実際凍りそうな寒さの中の森のロケは相当大変だったようで、スタッフはその森に何日もまり込んで、その中にダニエルも一緒にいたそうですよね。そのあたりはyochanもパンフで読んでるでしょうね。
     相手役の女優さんも落ち着いた綺麗な人で、今までの共演した中では一番しっくりする感じ(ラブシーンもね)。
     それにしても「ザ・トレンチ」の軍曹役、見たい~。残念ながらレンタルはないのよね~。
     ダニエル、これからどんな作品に挑むのか。ボンド役とはまた違った魅力的な男を見せて欲しいものですよね。

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  2. ほんとにようやく見れました。

    あの森は本当に美しいですよね~。でもおっしゃる通り、ロケはたいへんだったんですよね。
    映画の中の人たちがみんな割と元気そうに見えたのが不思議なくらいです。

    そうそう、相手役(リルカ)の女優さん、今までで一番しっくりきますよね!雰囲気がいいですよね。ほんとお似合いです。

    「ザ・トレンチ」のダニエル、いいですよ。ジョディさんのツボにもハマるかも。
    レンタルはないんですか~。私は近くのレンタルビデオ屋さんでVHSを見つけて借りました。小さなお店だったので、あったのに驚いたのですが。
    私は、時々何かの拍子に、国で待ってる奥さんの手作りジャムを舐めてるウィンター軍曹を思い出してウルウルしてしまうほど軍曹に胸キュンです。

    まだダニエル作品で見てないものもありますが、今後の作品が気になりますよね

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  3. 日本版のDVDが出たのかと思ったら、お取り寄せ版でしたか。ようちゃんもマメですね。(笑)でも、過去作品の色んな部分をちょっとずつ思いださせるようなシーンがあったり、人間として立派過ぎず等身大の苦悩も描かれていたり、ダニエル本人のルックスも渋めで、例によって青い目の発色が綺麗だったので、それなりに楽しめた作品でしたね。そうそう、「ザ・トレンチ」の軍曹渋かった~。ちょっと肉付きが良かったけど、あれ、ダニエルの作品中でも一番男らしいキャラでしたね。流れ星の様に潔い男らしさで痺れました。

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  4. kikiさん、
    そうなんです、日本版は9月発売なので、とてもそれまでは待てなくて。

    >人間として立派過ぎず等身大の苦悩も描かれていたり、ダニエル本人のルックスも渋めで、例によって青い目の発色が綺麗だったので、それなりに楽しめた作品でしたね

    まさに私の言いたいことを言葉にしてくださり、ありがとうございます。

    でも、DVDで何回か見ているうちに、「それなり」を越えて、最近はダニエルのトゥヴィアの、渋くて、等身大の人間らしさにハマってしまいました。

    「ザ・トレンンチ」のウィンター軍曹。よき家庭人であり、よき上司、そしてkikiさんの言葉をお借りすると、潔い男らしさ、ほんと、萌えます。

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