2008年3月21日金曜日

昨日の鹿男(最終回)

 ついに終わってしまいましたね。
 今回のタイトルが「二つのキス」だったのと、予告の映像を合わせると、大体の内容は予想がつきましたよね。
 予告で堀田が小川にキスしていたのを見て、恋愛感情からのものだと思う人はいないでしょうね。誰だって、鹿の顔から人間の顔に戻す為の儀式か何かだろうなと思いますよね。もう一つのキスは予告で小川が藤原を抱き寄せていたから小川と藤原の二人のキスで、こっちは恋愛だと。
 それにしても、せっかく鎮めの儀式も無事に成功し、小川も顔を人間に戻してもらえると思っていたのに、鹿に堀田の顔も元に戻してもらえるかと聞いてみたら、「だめだ」と言われ、代わりに自分が元の顔を諦める事になるとは。願い事は一つだけだ、と鹿は譲らなかったけど、「二人の顔を元に戻して」というのは一つの願いとしてカウントできないわけ?と疑問に思いました。まあ、鹿には鹿の論理があるでしょうから仕方ないか。 藤原が鹿にその件で抗議するくだりが面白かったです。鹿のうろたえぶりがかわい~い。 藤原のおかげで結果的には小川の顔も元に戻って良かったです。
 
 しげさんと長岡先生は、二人だけになったららぶらぶで腕まで組んじゃって。しげさんは最初から最後まで思わせぶりな表情と台詞で気をもたせてくれましたなぁ。
 
 そして、小川は長岡先生に失恋したばかりなのに、藤原に一気にフォーリンラブ?本当はきっと前から知らず知らずのうちに藤原を愛していたんでしょうね。なんか、ほんわかとして、良い感じのカップルです。
 私が見た作品に限って言えば、玉木くんはいつもこんな感じで純愛系です。映画「ただ君を愛してる」「のだめ~」「氷壁」そして、この「鹿男あをによし」。どれもキスシーンがありますが、ケモノ的なところが全く感じられない、ただ唇を合わせるだけのキス、そしてそのままの体勢でしばらく微動だにしないのです。いや~、なんて爽やか、まさに純愛。かわいすぎる~。相手役のキャラが「氷壁」を除いて皆、幼い感じのエキセントリックな彼女ばかり、初めは彼女というより何故かいつも一緒にいる存在というタイプだから、そうなるのでしょうけどね。洋画のキスシーンを見慣れていると、玉木くんのキスシーンは幼すぎて逆に照れくさいです(なんか私も汚れてきたかなぁ)。玉木くんって普通の女性との恋愛モノも演じてるのでしょうか。たまには生臭い玉木くんというのも見てみたい気がします。今日も深夜に「変身」という玉木くん主演の映画がテレビ放映されるので生臭さを期待して見ます。
 それにしても、藤原は最初の方からすでに小川と付き合ってるつもりだったんですね。思い込みがここまですごいとは。だから、小川が長岡先生と会ったりするのにあからさまに怒った顔をしていたわけですか。「自分という彼女がいながら、なんなの?」という意味だったのですね。でも、今回は結果的には小川とらぶらぶになれて、めでたしめでたし。
 このドラマでは小川の人柄にも心が和みました。最終的には学校の他の先生からの小川への誤解が解け、彼の真直ぐな人柄が周りの人たちから好感をもたれたようでうれしいです。彼が自分のことを「運が悪い人間」と決め付けているのはいただけないのですが、うまくいかないときや誤解された時など、むきにならずに「なるようになるさ」といった感じで流れに身を任せる術を身につけているのがすごいと思います。なんだかんだいって、いつも仕事があって生活に困る事もないようですし。このドラマを通じて小川という人間の暖かさに触れることができて良かったです。本当に心があたたまるドラマでした。

4 件のコメント:

  1. 堀田ちゃんは小川先生のこと好きだったんじゃないかな。自分でも気づかないうちに好きになってたという感じで。只それは淡い思いで、小川先生への手紙には「かりんとうとラブラブ」と書いてましたけどね。
    そうそう、小川先生は一見頼りなさそうでいながら、芯の強さを持っていて、ここぞという時は踏ん張ってましたからねえ、見直しました。鹿に鍛えられたからかな? 
    最後の指輪を渡すシーンは見ていてハラハラ。周りの人とぶつかって落としはしないか、人ごみからスッと手が伸びて盗まれやしないか、とか心配しちゃった。でも藤原先生とハッピーエンドでよかったわ。めでたしめでたし~♪
    玉木くんは、そうですね、そろそろ本格的な大人のラブシーンも見せていただきたいですね~。
    綾瀬はるか、しばらくこの路線でいくのかしら? 深キョンの天然ぶりに近づきつつあるのがちょっと心配だけど(笑)すっかりファンになってしまいましたよ。
    昨今のドラマはお子ちゃま向けの恋愛ものばかり多くて物足らなかったけれど、こういう
    ドラマならどんどん作ってほしいですね。
    4月からの新作ドラマに期待しましょう。

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  2. 確かに堀田は小川に対して淡い恋心は抱いていたかもしれないですね。ファーストキスをささげてもいいと思うくらいに。長岡先生のしげさんに対する思いに気づけたのも自分の小川に対する思いあってのことかも知れません。ただ、小川の顔を元に戻す為という目的がなかったら、自分からはしなかったと思います。
    昨夜、「変身」という玉木くん主演の映画をみました。これは3年前に東野圭吾のサスペンス小説を原作として作られた映画です。玉ちゃんの役は脳移植を受けた男。他人の脳の影響が日増しに強くなり人格崩壊を起こしてしまうのです。いつもとは違うちょっとワイルドなラブシーンもありましたが、初めと終わりだけで肝心なところは省略。まあ、玉ちゃんはやはり清純?派だから仕方ないか。
    4月からの新作ドラマどんなラインナップでしょうね。新作ではないですが、今のところ見たいものはCSI;NYです。ジョディさんのおかげで知ったゲイリー・シニーズ主演ですね。WOWOWでは数年前に放送されていたみたいですが、私はまだ見てなかったので4月からのAXNでのオンエアを楽しみにしています。

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  3. 東野圭吾の原作なら面白かったでしょうね。
    玉ちゃんは二枚半~三枚目の役ばかり選んでるみたいですよね。ストィックな殺し屋とかも演って欲しいな。

    CSI:NYのシーズン3は今WOWOWで放送してます。それにこちらではテレビ東京でも吹替えで。でも私ちゃんと見てないんですよね~。たしかに面白そうですよね。ゲイリー・シニーズは「フォレスト・ガンプ」の他に「身代金」「アポロ13」も印象に残ってます。甘い二枚目もいいけれど、こういうタイプyochanもファンになってしまうかも知れませんよ♪

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  4.  「変身」けっこう面白かったです。CM込みで1時間50分でしたが、あっという間に終わりました。割りと話に入って行きやすく、集中できました。
     ストイックな殺し屋、いいですね~。玉木くんってストイックな感じの役が似合いますよね。「氷壁」の奥寺役がはまっていましたものね。それにプラス殺し屋とくると、想像するだけでクラッときそうです。
     ゲイリー・シニーズにはすでに興味津々です。まだちゃんと彼の演技を見たこともないのに、色んなサイトでレビューを読んだりしているうちに、はまりそうな予感がしています。ジョディさんが椎名桔平のそっくりさんとして紹介してくださらなかったら、未だに知らずにいたのですよ。ありがとうございます。

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