2021年10月6日水曜日

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」観てきました。

 かなり初っ端の辺りで、一緒に観ていた夫が「ヒィぃぃいっ!」と声を上げてビビったため、

少し集中が途切れましたが、恐怖、トラウマが全ての元凶なんだと予感させられました。




そして次々に続くアクションシーンは圧巻でした。ダニエル、撮影時におそらく50歳くらいだったはずで、スタントが演じてるシーンも多かったでしょうけど、本人もかなり頑張ってました。

ラブシーンは、ダニエルがおじいちゃんぽく、ちょっと枯れてると言うか、油が抜けてしまっていてエロさを私は感じられませんでした。家族愛的な慈しむような愛って言う印象。

そして、今回はこれまでにダニエルボンドでは見られなかった、自分の思いを言葉にするシーンがしっかりあって、人間が丸くなった印象。深い愛を知り、自分の思いに正直に向き合ったボンドは、年相応な、人生のある意味クライマックスにいる人間の慈愛と覚悟を醸し出していたように感じました。そして受け継がれていく。まるでこの世の摂理?とまで思考が広がるくらいダニエルのボンドの生き様をまとめた印象でした。

まさにダニエルボンドの集大成ですね。

そして、「スカイフォール」から出演しているQ役のベン・ウィショーが今回もとってもチャーミングでした。彼はデビュー作が確かダニエルが主演した「ザ・トレンチ」だったと思いますし、他にも「Jの悲劇」でもダニエルと共演していて、私は勝手に身内みたいに思っているのですが。

あと、CIAの新人エージェントの女の子がとにかく良かったです。(まだ観てない人もいるかも知れないので詳しくは書きません。)

ダニエルが演じたボンドは今回が5作目にして最後。15年間、お疲れ様でした。

このブログはそもそもダニエルのボンド1作目でダニエル沼にハマり、誰かと想いを共有したくて始めたのです。ダニエルのボンドは今後新しいものは出ないけど、映像と私達の心に残っているし、007以外の作品についてもまだまだ記事を書いていくと思います。

ダニエル、ハリウッド殿堂入りのニュース↓

https://eiga.com/news/20211005/10/


ジェームズ・ボンドデーのインタビュー動画も興味深いですね。







4 件のコメント:

  1. エラーと出たので、コメント送信できたかな・・

    最後のダニエルボンドをやっと観られて、良かったですよね。

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  2. ご主人と行かれたのですね。私は息子と行きました。
    映像が美しくて、ダニエルは年をとったとはいえ、やはりかっこよかったですよね。
    ミスターホワイトから娘を頼むと言われて、最後はマドレーヌと自分の子供を
    守りました。

    トラウマや恐怖が元凶というのは、そのとおりですね~

    ベン ウイショーはかつてダニエルと共演していたんですね。知らなかったです。
    女性にすごく人気のあるQの存在でしたね~

    本当にダニエルボンドはいろいろ楽しみを与えてくれた貴重な俳優さんでしたね。

    ようちゃんとも知り合えるきっかけになったので、感慨深いです。

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  3. アリスさん、
    息子さんと行かれたんですね。
    本当に映像が美しく、
    さすが007シリーズらしく
    異国情緒溢れる豪華な風景を
    堪能できましたよね。

    そうそう、ダニエルはかっこよかったです。
    カジノロワイヤルの頃の母性本能くすぐる
    可愛さは薄れて来たけど、今は大人のかっこ良さ
    を感じます。

    ダニエルのお陰でアリスさんとも知り合えたし、本当に感慨深いです。

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  4. アリスさん、続きます。

    ベン・ウィショーは、私がダニエルにハマって出演作を見まくっていた時、
    「ここでも!」って笑っちゃうくらい、ダニエルに絡む役で出ていて、とにかく印象に残ってます。
    「レイヤーケーキ」にも出てました。「レイヤーケーキ」と言えば、半端者っぽいチンピラ役
    の俳優さんがすごくイケメンで気になって注目してました。その名もトム・ハーディー。
    今や大スターですね。
    ベン・ウィショーが後に「パヒューム」でブレイクした時も嬉しかったけど、トム・ハーディー
    のブレイクもなんだか身内のことみたいで誇らしいです。

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